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2006年11月22日 (水)

千葉にて一杯

Sake 千葉に住んでいながら、乗換え駅だけど、途中下車して飲むということがあまりない。ほとんど稀ながら、地元で一杯。
JR千葉駅「ペリエ」地下にある「酒菜ざんまい甲子」は、酒々井町にある300年の歴史を誇る造り酒家「飯沼本家」の直営店。
だから、お酒もリーズナブルで、肴も酒飲みを刺激するものばかり。

酒々井町の由来は・・・・。

『昔むかし、印旛沼の近くの村に年老いた父親と孝行息子が住んでおった。父親はたいそう酒好きでな、親思いの息子は毎日一生懸命働いて父親に酒を買っていたんじゃ。ところがある日、どうしても酒を買う金がつくれずに、とぼとぼと歩いて家に帰ろうとしていた。その時、道端の井戸から何とも良い香りが「ぷうん」としてきた。井戸の水をくんでなめてみると、それは本物の酒だったんじゃ。さっそく帰って父親に飲ませると、「こりゃうまい酒だ。ありがたい、ありがたい」とたいそう喜んだ。息子はそれから毎日、毎日井戸から酒をくんで飲ませたんじゃ。ところがこの酒は、親子以外の人が飲むと、ただの水になってしまうんじゃな。「きっと、孝行息子の真心が天に通じたに違いない」とみんながほめたたえた。この酒の話しが広まり、村もいつか「酒々井」と呼ばれるようになったということじゃ。』

Namero Sanga  こちらは、千葉の名物「なめろう」と「さんが焼き」。
イワシを味噌やねぎと叩きにしたものが「なめろう」、これを陶板で焼いたものが「さんが焼き」。
どちらも生臭さが飛んで、酒をちびちびと含みながらのアテにするにはもってこい。

Mame Poak  「ゆで落花生」は私の大好物。千葉といえば落花生だが、私の育った神奈川の町も落花生の町だった。
ゆでると、どうしてこんなに甘くジューシーになるのか。
 千葉産の豚による、「ハニーポーク」。香ばしくも肉の甘みが引き立つ一品。こりゃビールだ。

千葉の食べ物や酒は、洗練されてはいないが、素材がいいので素朴なおいしさが味わえる。      

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