仙台 「くろく」
仙台でラーメンを食す。
仙台はおいしいものばかりだから、昼・夜は他のものをしっかり飲んで食べてしまい、どうしてもラーメンは飲んだあとの締めに回されてしまうことが多い。
そんな思いを覆し、昼からしっかり食べたくなるラーメン店が、「くろく」である。
1月15日に味がリニューしたらしいが、本食は昨年のものであります。
駅東口を出て数分にあるこの店、黒が基調のとてもお洒落な店内。
でもいきなり、食券の券売機が鎮座していて、ここで豊富なバリエーションに悩むこととなる。
でも、女性店員さんが、すぐに来てくれて丁寧に説明をしてくれる。
リピーターになると、ちょっとうっとおしいかもしれないが、初見の私には非常に好ましく思われた。
基本は、醤油味の「黒」と塩味の「白」のふたつ。
今回は黒の味玉を選択。
しっかりした動物系の醤油は、とても力強く、スープを一口含んだだけで、口中に醤油の香りと、隠し味とおもわれる柚子の香りが、一挙に広がるありさま。
しつかり刻まれたネギと、驚くべき四角いメンマもうまい。
肝心の麺は太麺で、しっかりとしていて存在感充分。
スープとの絡み加減も抜群。
そんでもって、味玉、煮タマゴがまた美味。
気味が染み出したスープも一緒に頬張るとなお、おいしい。
夜は、軽く飲める店になるらしい。こりゃまた楽しみが増えたぞい。
次に訪問する楽しみが増えたというもの。
「くろく」 仙台市宮城野区榴岡2-2-12
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