「富貴寿司」② 仙台市
仙台で牡蠣を食す。
奥松島産のそれは、濃厚かつクリーミーで、レモンでなく、すだちがとても合う。
一口でペロリはもったいないくらい。
でも口中にその残り香が漂い、それだけでお酒が何杯も楽しめる。
「森は海の恋人」
リアス式の海に注ぐ河川。
その河川は、長年養分が堆積した山々の栄養を海に運んでくる。
そこで育った牡蠣。
このあたりの牡蠣が滋養に富み、おいしい秘訣はここにあるという。
世界的にも稀なる環境らしい。
あなごも仙台はおいしい。
つまみで、きゅうりの千切りとともに。
あなごにお酒。
今日は、日高見を。
香り豊かでしっかりした純米酒は、この肴にぴったり。
鯛の昆布〆を握っていただく。
昆布の甘みを十分に吸収した滋味豊かな味にうっとり。
かつおの刺身、
旬の終わり頃だったが、なかなかのネットリ感がよろしい。
こちらでは、たまりに漬けたニンニクスライスとともに戴く。
酒が進む一品。
お寿司屋さんなのに、完全につまみばかりで飲んでます。
「富貴寿司」 仙台市青葉区一番町4-4-6
| 固定リンク
コメント