うつくしま 福島
福島県の顔のひとつ、「会津磐梯山」。
一昨年の初春に撮影したもの。
子供の頃、こんな風景のCMがあって、「エンヤー、会津磐梯山は宝の山よ~」 という民謡が流れる、会津の日本酒のものだった。
子供心に、なんてきれいな山なんだろう、なんて雪深いんだろうと、遠くにある磐梯山を思ったものだ。
この福島県が、いま、いわゆる4重苦にさいなまれれている。
大好きな福島県を勝手に応援しようという企画です。
磐梯山の南に位置し、会津若松と郡山の中間点にある「猪苗代湖」。
日本で4番目に大きい湖。
湖畔には、野口英世の生家と記念館があります。
デジカメがまだなかった頃、子供を連れて、裏磐梯に旅行したものです。
そして、こちらは、スキーのメッカですね。
転じて、こちらは海です。
いわき市の小名浜港。
静かな、この港にも津波が押し寄せました。
福島は、「海・山・湖」と美しい自然がそろっているのです。
そして、もうすでにおなじみとなりました、3つのエリア。
「中通り」、「浜通り」、「会津」。
それぞれ、わたしが食べた美味しいものを、多くは再褐ですが、ご紹介。
まずは、ラーメン。
わたしの好きな「白河ラーメン」の数々。
白河は、北関東との境に位置する東北の玄関口で、中通り。
醤油ベースのあっさりスープに、平打ちのコシの強い麺。
シンプルだけど、豊富な具材。
左手上から時計回りに、「朝日屋食堂」「あずま食堂」「大正」「いまの家」。
次いで、会津。
山の恵みと豊富な水。
会津は馬肉文化圏。モモなどの赤身が多く、辛味噌をつけて食べます。
そして、全国区に有名な「喜多方ラーメン」。
「松食堂」であります。
それと、わたしの好きな牛乳が「べこの乳」。
車で出張したときなどは、ヨークベニマルで、馬刺しとべこの乳を買って帰ってました。
最後のは、車で峠超えしたときに食べた、味噌けんちんうどん。
あと、会津は蕎麦ですよ!
デジタル画像を持ってないので、ここではありませんが、坂下という町で食べた「水蕎麦」が清涼でうまかった。
何も汁をつけずに、水に浸った蕎麦を、ネギ一本を使って食べるんです。
有名な親父の店で、あれこれやたらと話してくれましたなぁ。
そして、また中通りに戻ります。
福島土産といえば、これ。
「ままどおる」と「エキソンパイ」。
その右は、郡山の「大番」というラーメン屋さんの味噌ラーメン。
ヒラヒラの麺がユニーク。
キタナミシュランちっくな、入店をためらう雰囲気のお店だったけど、味はgoodで、満席。
わたしの大好きな「丸信ラーメン」。田村市にあります。
そして、郡山には、ある会社の本部があって、何度足を運んだかわからない。
帰りは、いつも駅ビルにある「みちのく」という店で、馬刺しをつまみに福島の地酒「榮川」を一杯。
浜通りの中心は、いわき市。
いくつもの市や町が合併してできた面積も大きな市。
上野から常磐線で行きます。
ときには、車で行ってしまうこともありました。
いわきには、湯本という温泉地もあるし、常磐ハワイアンセンターも有名ですな。
いわき駅周辺に宿泊したとき、街をさまよって、入り込んだ横丁の浜料理のお店で食べた煮付け。地元の方々に囲まれ、いつのまにかこちらも浜言葉を。
会津・中・浜で、言葉が少し違うみたいです。
湯本方面で見つけた「北石」という手打ち蕎麦やさん。
鴨汁蕎麦を頂きました。
で、ホッキ貝の握り。
いわきの寿司屋さんで。宮城の南部から福島は、ホッキ貝がよく漁れる。
原の町には、ほっきめし弁当もあったけれど。
そして、いわきでも食べますラーメン。
小名浜の支那そばや「かくれんぼう」の醤油チャーシュー。
この肉の下に、野菜やナルトが隠れておりました。
あとは福島詰め合わせ。
上ふたつは、大熊町にある「おばさん餃子」。
文字通り、おばさんがやってるお店、原発から本近くなので、いまは避難されてらっしゃることと思い、心が痛みます。
ともかく、ウマい、安い、ボリューム満点。
ご飯を、白いのにする?たまごチャーハンにする?なんて聞いてくる店あります?
大振りな餃子もぷりぷりジューシー。
また行きたいなぁ~。
会津の名物のひとつに、ソースかつ丼もあります。
胃袋がひとつしかないので、あちらではまだ食べたことがないのです。
土産物のお菓子ですが・・・・。
そして、フルーツ王国福島。山梨と双璧。
とりわけ「桃」!
それから、当然に、日本酒。
名倉山、大七、榮川、奥の松、飛露喜、花春、会津ほまれ、三春駒、磐梯山、国権、会津娘、末廣、奈良萬・・・・・、ともかくたくさん。
音楽好きなら、喜多方に「蔵粋(くらしっく)」という酒がありまして、モーツァルトを聴かせながら熟成させてます。
なんだか、とってもうれしいじゃないですか。
食いしん坊目線から見た福島の魅力。
まだまだ、尽きない魅力にあふれてます。
連休がまだ続く方、是非にも福島へ。
風評被害なんてのに負けるな福島!
わたしも、飛んでゆきたい、福島へ。
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