2007年11月 8日 (木)

秋田県大館市 鶏めし

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今回は駅弁だ。
大館駅前の「花善」の鶏めしは、地元では超メジャー。
秋田から青森へ車での移動。
能代、二ツ井、鷹ノ巣と通り、大館市内を通過。
大館に本部があるスーパー、「いとく」の店舗に入ったら、普通に売ってた。

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喜び勇んで購入。

車での移動で、駅弁が食べれるなんて。
途中のパーキングで、しっかりいただいた。

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見た目にも美しい鶏めし。
鶏出汁で炊いたご飯に、かしわ肉がゴロゴロと。
駅弁の名作ですな。

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「いとく」では、馬肉の煮込みの惣菜が売っている。
これも少しつまんで、残りは翌朝に。やわらかく煮込まれた馬肉はクセがなくヘルシー。
いいねぇ、秋田。

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2007年11月 7日 (水)

秋田市 にぼし中華そば

1 酒を飲みラーメンを食す。
いけないと思いながらやってしまう禁断の行動。
でも秋田ならやむを得ない。
そんなに遅くまで飲まなかったし・・・・うだうだと弁明。

川反通りをちょっとそれたところに、「中華そば」の看板が。
店名は不詳。
にぼし中華そばの看板も。
幻のようなラーメン店。

もう5~6年前、仕事を終えて、秋田には最終便で入った。
秋田で一人。その時のこと。
酒を飲む気もせず、まずは空腹を満たそうとさまよい歩き、中華そばの看板に惹かれ入った店。入道和尚のようなオッサンが一人、カウンターの向こうでボォーとしていた。やべェ~かな・・・、と思いつつ、とりあえずビールを頼んだ。
ラーメンは、ちょっと様子を見よう。
店内はカウンターのみ。他に客はいない。壁には、日本中の鉄道の切符や定期券が貼ってある。そして、このオッサンの家族や孫の写真まで・・・・・。
う~む、と思っていると、「お客さん、いい飲みっぷりだねぇ」と声をかけてくるではないか。
ちょいと警戒しつつ、「はあ」とわたくし。
「どっかで飲んできたの?」というから、出張で今きたばかりで、まずラーメンと思ってここにきた、というようなことを言ったと思う。
そしたら、オッサンは、「実はいい酒があんだよう」と銘柄はもう忘れたが、日本酒をこそこそと出してきた。「飲むかい?」「はい」・・・・、こうして始まってしまった。
問わず語りに、オッサン、家族のこと、特に孫のことをトウトウと話し出す。
「うんうん・・・」とワタクシ、一生懸命に聴いてあげる。
そしたらなんと、オッサン、アル中だったというではないの!
それを克服してラーメン屋をやっているという。
なのに、ワタクシと一緒に飲んでていいの??
早く他のお客さん来てよ・・・・、と念じつつ、ずるずると飲んでしまった。
会話の内容は、もう覚えてないけど、すこぶる苦労してるし、めちゃくちゃいいオッサンだった。これ以上飲むと、オッサンの体にも悪いし、ラーメンが作れなくなると思い、「そろそろラーメンを・・・」と恐る恐る切り出すと、「そうだなっす」とテキパキと作業に入ってくれたもんだ。煮干しのみの出汁は、まさに飲んだあとに最高。塩気は押さえてあるから、ちょっともの足りないけど、さっぱりと食べれたもんだ。

以上が、数年前のできごと。その後も同じようなことを経験している。

2 そして、今回久しぶりに暖簾をくぐったら・・・・、あれ?
違う人がいる。
別人がいる。
注文してから、あのオッサンは何処へ、と聞くと、「違うところでやっているらしいですよ」と。

これまた「う~む」とわたし。

よくわからない。
オッサンが心配だよ。

味はまずまず。
というか結構うまい。
でも、オッサンの方が独特の味があったな・・・・。

 住所は不詳につき、お知らせ不能。

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2007年11月 6日 (火)

秋田 北州

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秋田で酒を飲む。酒飲みにとって、こんな甘味な響きってない。
このところ、大館や横手といった内陸での仕事が多かったから、秋田市内で一杯やらかすのは、本当に久しぶりなのだ。
川反通りをひとりさまよいつつ、よさげな店を物色。
どこにいっても、にいちゃんの呼込み攻勢に合うが、それを無視しつつ飛び込んだのが、居酒屋「北州」。
一人客だから、カウンターに一直線。



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このカウンターがまるで、電車のグリーン車のような快適さ。
もちろんグリーン車なんてめったやたらと乗らないけれど。
まずはビールでのどを潤す。
お通しは、マグロに煮付け。
これ正直にうまい。
つまみの極意をつくしている。
そして、とんぶり。
山芋千切りとネバネバコンビネーションが最高。
醤油をたらしてかき混ぜ、口にかき込む!
うめぇ~。

3 酒は由利正宗純米吟醸を飲みつつ、刺身をいただく。
普通の刺身がうまい。
男鹿産のタコが実によろしい。

4 酒はさらにすすみ、銘柄も忘却。途中から燗酒にシフトし、新政(あらまさ)に。
こいつがちょいとうま口の酒でイケナイ。
これからが旬の、「はたはた」を焼いて もらう。
糸を引く卵~ぶりこがブツブツこりこりとしていい感触。
こんな大きな「はたはた」は、関東にいたら食べられない。
以前、男鹿の方に、はたはたずしを頂戴したが、酒飲みにとって堪らない味だった。
ちょっと飲み過ぎて、一人鍋を頼みたかったが断念。
次回は、雪の頃に行ってみたいな。

   秋田喰処「北州」   秋田市川反4-1-11

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2007年11月 5日 (月)

秋田 仲江戸

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秋田に行ったら必ずラーメン。
秋田のラーメンは、福島と並んでバラエティに富んでいて飽きない。
以前コメントを頂戴した左党さまの情報で、今回は「仲江戸」へ。

秋田市内では、江戸系と称して、大江戸、小江戸と先輩店舗が2店ある。
その特徴は、ウマ味の醤油ベースのスープで、にぼしと鶏がらと思料するが、トッピングとして、辛味のニラ南蛮が乗っていて、これを崩しながら食べると、味の変化が楽しめるもの。

3_5 チャーシュー好きのわたくし。
チャーシュー大を頼んでしまったが、かなりのボリューム。
メニューは、大中小のみ。
南蛮に触れずにスープをすすり、ストレート中細麺を食す。
麺にコシがいくぶん欲しいが、スープがあっさりとほんわかとして、美味。このまま最後までいってもイイ、と思わせる。
チャーシューは肉厚で、甘みがあり、食べ応え十分。うまい。
それでもって、ニラ南蛮が溶け出し、辛味が徐々に攻めてくる。

前をみると、常連さんは、いきなりテーブルのお酢をかけてる。
ラーメンに酢は、私もかつての得意技。
そうだそうだ、と思いかけてみると、味が締まってキリリとした辛味が引き立った。
こうして完食したが、食べたあとの満足感はかなりのもの。
食後ももたれず、再度チャレンジしたくなる味だった。

朝10時から営業。秋田空港から空腹で直行し、11時だったが、もう駐車場は一杯。
閑静な住宅街の中ながら、ひっきりなしにお客さんがやってくる。
店内は、クラシックが流れている。
ちなみに、ベートーヴェンの「大公」トリオを聴きながら、ラーメン食べたの初めて!!

 「仲江戸」  秋田市御野場新町2-17-17

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2007年8月 2日 (木)

秋田市 「有じ」

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福島はラーメン王国なんて、以前書いたけど、秋田も相当なもんだ。
ラーメン店の人口対比の多さがそれを物語っている。
比内地鳥、煮干、赤味噌・・・、独特のスープが次々に思い浮かぶ。
ちょうど昼前に新幹線で秋田入り。ラーメン店を探し、駅周辺をウロウロ。
周辺のサラリーマンがぞろぞろ入る店を見つ、訪問。
「有じ(ありじ)」がそれ。

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このまるで、一見味噌汁のような姿。
見た目のとおり、さっぱりとした味噌で、近頃のこってり味噌とは距離を置いた、懐かしい味。
疲れた胃にもやさしい。
Dsc04558 麺にもう少しコシが欲しいともおもったけれど、自家製とうたわれる味噌との絡み具合がちょうどよい。
素直においしい味噌ラーメンであった。
どんぶりがすり鉢なのもいい。
何故か店内には、周辺の高校の吹奏楽の演奏会の案内などがいくつか貼られていて、地元風。

 ラーメン「有じ(ありじ)」  秋田市中通4-16-8

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2007年7月 6日 (金)

大館 そば「松くら」

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秋田県大館市での昼食。
出張先だけど、前から気になっていた、蕎麦屋「松くら」に。Dsc04591

ここは、手打ち蕎麦と、中華そばのメニューの店。
100%蕎麦を食べる気分が高揚して、暖簾をくぐりましたが、席についてメニューを見て、そして中華そばの名前を見て、当初の「蕎麦」モードがあっけなく、揺らいでしまいました。

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でも、ここは心を強く持って、初志貫徹。蕎麦じゃ!
そして選んだには、「野菜天ざる」
ご覧のとおり、少し太めの蕎麦だけど、コシは充分に、蕎麦の香しさもよく出ててイイ。
野菜天も、素材を殺さぬ揚げ方で、パリパリさくさく。
う~ん、おいしいぃ~

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    「松くら」   秋田県大館市幸町3-32

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2007年5月11日 (金)

横手市 「七兵衛」

Yokote_yakisoba 横手はラーメンの十文字を合併してしまったが、横手と言えば、そう「焼きそば」。
「かまくら」とならないところが、食いしん坊のワタシ。

「横手やきそば」は、戦後にルーツをたどることが出来るらしく、歴史がアリマス。

麺はご覧の通り、ストレート太麺。薄口ソースであっさり仕上げたり、ドミグラ風の濃口で仕上げたりと、いくつかある模様。

でも、目玉焼きのトッピングと福神漬けは「横手やきそば」の定番。

居酒屋で一杯やったあと、お客さんと別れ、是が非でも「やきそば」と思い探しました。
どこも閉まっている。傷心のまま、ホテルへ。そうしたら、何のことはない、ホテルの隣りの居酒屋「七兵衛」で食べれるじゃ~ないの。
うまいのなんのって、思わず日本酒まで、飲んじまった。
ここのは、濃い目のフルーティなソースで仕上げてあって、そのマイルドな味が堪らなく胃袋を刺激してスラスラ入ってしまいましたぁ。

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Yokote_yakei 「七兵衛」 秋田県横手市駅前町3-13

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2007年5月10日 (木)

横手市 「三角そばや」

Sankakusobaya 秋田県の南にある「十文字」。
かつての昔、交通の要衝としてこの名前がつけられたとか。

市町村合併により、今は「横手市十文字町」となりました。

秋田はラーメン王国。蕎麦もおいしいけど、寒冷の地では一杯の温もりを求めてラーメンが栄えるのかしらん。

ここ十文字にも「十文字ラーメン」というご当地ラーメンがあります。
煮干系の魚介出汁の超あっさりスープは、ご覧の通り透き通ってます。町内にはいくつかのラーメン店があるけれど、一番人気は「三角そばや」。
十文字本店、横手店(サティやジャスコのそば)、湯沢店、秋田店など4店舗あります。
他に名店が2店あるそうですが、まだ未訪問です・
この店以外では、十文字にある「スーパーモール・ラッキー」というショッピングセンターのフードコートのラーメンがうまいよ!

Sankakusobaya2 スープはまさに和風。
その美味しさに心が和むかのようです。
具もご覧のとおり正統派で、スープを吸った麩が微妙においしい。
もも肉のチャーシューもあっさりといただけて、チャーシューを別皿でもらってビールを飲むのもよろしいかと・・・。

麺は手もみ、細麺。スープによくからみ、スルスルと胃袋に収まる寸法です。

ともかくおいしくて、夢中になってしまうラーメンです。
Sankaku3 私は、これで5回目の幸せの味わいです。
試したことはないけれど、スーパーにも売ってる時があります。
三越各店にも売ってます。お取り寄せもできます。

「三角そばや」  秋田県横手市十文字本町6-1
TEL:0120-73-0955

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2007年2月 4日 (日)

秋田県大館市 「きむら屋」 

Hachi_3 Hachi2 秋田県大館市は、忠犬ハチ公の生まれ故郷であり、おいしいものの宝庫である。
 比内地鶏、きりたんぽ鍋、酒に漬物(がっこ)・・・。

地鶏をベースにしたラーメンを中心にラーメンも激戦地である。

Odate_kimuraya2 Odate_kimuraya_3_1 大館の中心部から空港方面に車を走らせること約10分。

ラーメン店ひしめく7号線沿いにある「きむら屋」。

「比内地鶏ベース」と「豚骨ベース」の2種類の基本スープが選択できる。
さらに地鶏ベースは、醤油・味噌・塩の三種にチャーシューもそれぞれ。
各種気になりながら、地鶏醤油のチャーシューを選択。
ラーメンが仕上がるまで、食べ放題の「浅漬け」をつまむ。これがあっさり塩味でうまい。

やってきたラーメンのスープをすすって、まずは感激。
あっさり鶏ベースが口中に広がり超うまい。
中太の麺もモチモチしていて、スープとの相性抜群。
バラ肉のチャーシューは、最近トロトロ系が多い中、しっかりした肉質で好感大。

ホンマにおいしいラーメン、豊かな気持ちになった。
この晩に、きりたんぽ鍋を堪能した「グルメ・きむら」の方とは親戚らしい。

  「きむら屋」  秋田県大館市岩瀬字上軽石野13-1

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2007年2月 3日 (土)

秋田県大館市 「グルメ・きむら」

Tsukidashi Hinaijidori秋田県大館市、数回の訪問もあり好きな町になっている。今回、月曜の訪問とあり、休業日が多くて残念だったが、真冬のこの時期、「きりたんぽ鍋」を食べない手はない。ということで、「グルメ・きむら」にお邪魔した。

Uma_steak Chanchan 店構えは立派風だが立地といい、メニュー・値段はお手頃で、一人鍋も気兼ねなく楽しめる店で、定食も数々あり。
 比内地鶏の串焼き、ありきたりながら、歯ごたえと肉にジューシーな甘味がなんとも言えず、酒のすすむ一品。
当地は馬肉も美味くて、刺身をガマンして、馬ステーキを食した。バターはいらないような気もしたが、モモの部分の適度な歯ごたえと肉質がなんともウマく、これまた酒。
ついで、鮭のちゃんちゃん焼き。可も不可もないと思われたが、甘いある白味噌がなんともまろやかでおいしかった。
            

Chikkin_role Kiritanpoチキンのロールカツ、チーズと漬物(なんだろ?)が巻かれたロール。これがまた美味い。ご飯にバッチリ合うだろう。これの定食メニューもあった。

Kiritanpo_2_1 Kiritanpo3_1             さて、酒宴の締めは「きりたんぽ鍋」。
こちらは、ひとり鍋してくれるので、それぞれの自己責任で恨みっこなしに楽しめる。

「きりたんぽ」の由来は、マタギや山師が猟で得た獲物を鍋に入れ、冷えた握り飯をこね秋田杉の棒に巻き焚き火で焼いたものを鍋に入れて食したのがルーツだそうな。
聞くからにうまそうな話じゃないか。
この店は、そのルーツにはなはだ近い「山田流」という流派の「きりたんぽ鍋」という。

比内地鶏の出汁のきいたスープがのっけからうまい。
仕上げに、セリと菊を散りばめ、がつがつといただくのがよろしい。
肝心の「きりたんぽ」は煮込むとグッチャリとしてしまうが、この店のものは、形が崩れないばかりか、しっかりした歯ごたえが最後まで味わえたのがよろしい。

外は暖冬で雪なしだが、体中がホンワカとぬくもった。

    「グルメ・きむら」   秋田県大館市泉町5-6

Image1 店頭に「マンボウ」の巨大なモニュメント。店内にもたくさんのマンボウ。

聞いてみたら、先代が「マンボウ似」だったとのこと。

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