2007年7月28日 (土)

松阪市 西洋肉料理 「岡」

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少し前のことだが、松阪に出張が重なり、せっかくだからと思い、念願の松阪牛の店へ行くことになった。Dsc03963

さすがに松阪牛だけのことはあって、市内の有名店は事前リサーチではかなりのお値段。一人2万円はするかもしれない、ひィ~!

でもこの訪問した「岡」は郊外の1軒やの佇まいで、優しそうなご夫人が丁寧にオーダーの相談を受けてくれる。お値段もそんなにビックリ価格じゃない。

まず1品目は、「松阪牛添えスパゲッティー」
これだけでも立派な肉がスライスされてたっぷりと。

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やっぱり赤ワインを飲む。
ボルドーの「シャトー・ボワ・マロ」
しっかりした中にもコクと葡萄の酸味が横溢し、お肉にはピッタリ。気取ってるわけじゃないが、若い頃かない凝ったので、口に含むと思わず口のなかで、転がしてしまう。
連れが驚いていた。

そして頼んだが、松阪牛ヒレ肉のマデラソース。Dsc03967
柔らかくてナイフがすすゥーと入っちゃう。
それでもって、一口頬張れば、その柔らかさととろけるような肉の甘味。よくいうようにジューシーな肉なの。
もう昇天しそうなくらいにおいしい。肉一口、ワイン一口ごろごろ・・・・。これをチビチビと何時間でも繰り返すことができよう。

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ついで、牛スネシチューだっ!!
この店秘伝のドミグラソースらしい。この濃厚なソースはほんとうにうまい。お皿を舐め付くしたくなるくらい。(もちろん、してませぬよ)
そしてこれまたとろけるくらいのスネ肉。ほろほろ。
うふ~ん。。。

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最後は、まだ食べるのかと思われようが、おいしいからしょうがない。手長エビ(スカンピ)の香草焼き。さすがは伊勢湾。エビの甘味が香草によってよく引き出されていて美味。
本来なら、ドライな白ワインでも飲みたいところだが、一人でほぼ1Dsc03971 本飲んでしまっているので、我慢ガマン。

 西洋肉料理「岡」  三重県 松阪市 内五曲町115-20
               TEL:0598-21-2792

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2007年4月14日 (土)

松阪牛

Matsusaka_beef_3 松阪の居酒屋(前記事)で、肉はなかったけれど、珍しいものを見せていただいた。

さすがは、松阪牛!
霊験あらたかな「血統書」が、希望すればちゃんとした肉には添えられるらしいです。

あまりの恐れ多さに、この血統書を両手で恭しく拝領つかまった。
(撮影して、すぐ返したけれども)

この居酒屋では、魚系ばかりだったものだから、次のスナックで軽く飲んだら無性に「肉」が食べたくなってしまったのであります。
何たるメタボ状況。
24時間営業の「マックスバリュ」をぶらりと覗くと、ありましたよ、燦然と輝く「松阪牛」。
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パッケージには、「血統書」はないけれども、こんな御印がしっかりと。
一つだけ残されたこのお肉、1300円だけれど、半額のシールが・・・・。
しかし、問題は生のお肉を出張先の今どうやって調理するのか・・・・。う~む。。。
実際は、何も考えずに即カゴに入れていた。何故って、かつても使ったあの手があるのだ。

Matsusaka_beef2_1 そう、ホテルには、ポットがありますな。あのお湯を湯のみに入れて、シャブシャブ、と、してしまうのですよ。
味付けは、ご心配なく。
出張カバンのなかには、割り箸と小分けパックの醤油が入っているのでOKさ。

そして、お味はもう最高!

とろけるような肉質に、これぞ牛肉と言える甘いお肉の味に陶然となってしまったヨ。

欲をいうと、ポットでなく、一部のホテルにある小さな電気式の湯沸しがあれば一番。
これがあるのは、ワシントンホテルなのです。

しかし、出張先のホテルで、「しゃぶしゃぶ」してる男ってどこにもいないよな(笑)

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2007年4月11日 (水)

松阪 「不二屋」

1fujiya 松阪でのランチは、ラーメン。

中華そばの「不二屋」は、驚くほどキレイで立派な店で、昼どきは行列も出来てしまいます。

私も店内の待ちスペースで待つこと10分。

メニューは「中華そば」とそのバリエーション、そして「焼そば」。
このふたつが柱になっています。

私は迷わず、「中華そば」。

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関東人の私がイメージする「中華そば」は、あっさりしょう油味で、具ものり・ナルト・チャーシュウ・ほうれん草、って感じですが、こちらはご覧の通り、大量の野菜に覆われた五目そばのようなもの。

ともかく食べる。そして、やたらに熱い。熱いの好きだからOKだけど、子供はキツイやね。
そしてスープが、魚類系の出汁に野菜の旨みが滲み出ていて、ほのかに甘く、なかなかのお味。
おいしい。
麺もコシがあってよろしいが、野菜で蓋をされていて、かつ熱いので、後半麺がくたびれてきてしまうのが難点かな。
でも、ユニークかつ、業暦75年の重みを感じさせる「不二屋の中華そば」でした。

やきそばは、固麺にこれらの野菜あんかけを乗っけたもの。これもおいしそう。
持ち帰りや、通販もやってます。

 「不二屋」  松阪市中町1900

この晩に訪れた居酒屋で、もっとおいしいラーメン屋があって、地元民はそっちへ車を走らせるよ!と教えられた。不二屋の出身者がやっている店とのことで、次回をそちらを是非。

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松阪 「喜久家」

1fukudame このところ何度か訪れている三重県の松阪で飲む。

松阪といえば、松阪牛。
市内には有名店がたくさんありますが、ふらりと一人で入れる雰囲気はないし、第一高い!
おまけに、いつもホテルに入るのが7時以降なので、お肉料理屋さんはもうラストオーダータイム。
唯一、焼肉屋さんなら時間的にOKだが、ひとり焼肉は寂しいよ。

2kare てな訳で、ふらりと入った駅近くの居酒屋は「喜久家」さん。
喜はパソコンで出てこない字が正式。
おばちゃん二人のカウンターの小さな店。客は誰もいませぬ。

ですが、気さくなおばちゃんと地元の話題で話しが弾みました。
仕事上でも、地元の方々の情報は極めて貴重。
「ふむふむ」などと、相槌をうちながら聞いていたら、「失礼ですが、お医者様ですか?」なんぞと聞かれてしまった???
手がキレイだからだって・・・・。

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こうなりゃ医者になりきるか、といたずら心が芽生えたが、嘘はつけない性質なので、「名乗るほどの者じゃござーません」とお答えしました。ははは。

さて、一番上は「ふくだめ」、関東では「とこぶし」、もっと西の方では、「ながれこ」などと呼ばれる、なんちゃってアワビだけど、これが実に美味かった。

御刺身は、「かれい」。その場でさばいて出してくれたもので、シコシコと身振りのいい華麗なかれい!

4wakegi_nuta お酒は、隣の多気町の「鉾杉」で、すっきりとキレのいいお酒は、どんな肴にもあいそう。

野菜は、おばちゃん手作りの「わけぎのぬた」。トリ貝がはいって、歯ごたえもよろしくこれまたおいしかった。

最後は、私の大好物「あなごの白焼き」。
伊勢湾のあなご(多分)は、ホクホク感よりは、濃密な味で、あなご一口、酒三口。

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ほろ酔いで外へ出ると、夜桜が怪しく私を誘っていた。

地元通のおばちゃんに、手頃に松阪牛を食べる店や、おいしいラーメン屋さんや、寿司屋さんも教えてもらいました。

ありがとうございました。

 「喜久家」  ほぼ松阪駅前です

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2007年3月21日 (水)

松阪 「寿し萬」 

Tako 「松阪」はその名のブランド牛ばかりが有名かつ、高級の代名詞になってます。確かに肉料理店はやたらと多いです。以前来たおりは、焼肉をご馳走になってしまった。

でも伊勢湾の豊富な魚貝に恵まれ、寿司屋さんも多く、はずれがありません。今回伺ったのは、「寿し萬」。親子二代(顔がおんなじ)が握る名店と拝見しました。
地元の人ばかりがカウンターに座るなか、一人客は勇気がいるが、暖かく迎えてくれました。まず、刺身をつまんで、ビールを一本。途中から熱燗にシフトして、「タコの長足煮」。
辛子をちょっとつけると実によろしい。

Anago あなごを白焼き仕立てにしてもらい、山葵でいただく。
ホクホク感と甘味がたまらない。
日本酒にすこぶる合いますぞ。

Aji Hirame_1 鯵は身ぶりが立派で、肉厚が鯵を忘れさせる食感。適度な脂がこれまた美味しくて、相模湾の鯵が最高と思っていたら、大間違いだったですよ。

そして白身は「鯛」と「平目」。どちらもコリコリの歯ごたえがありますが、その濃厚なる味わいは格別で、燗酒にとってもあう。

Beef_sushi_nama_1 Beef_sushi_aburiさて、松阪ならではの「牛握り」。
まずは、生の「牛トロ握り」。うほ~♪
口の中でとろけてしまう。山葵がまたあうし、とろけてしまったあと、別れが切なくなるくらい。
そこへ日本酒を含めば、これはどうだろう!
言葉を失うくらいにエロテックな味わい。あぁ~。
二カン目は、「炙り牛握り」。こちらは、岩塩をひとつまみ添えて。
うっう~。こ、これもまた悩殺。これはいけない。先ほどの牛トロに比べ、ロマンテックな味わい(なんじゃそりゃ?)そう、どこかで味わった極上の懐かしい味かもしれない。

Matsusaka_nighat Station こんな贅沢をしたあと、夜の松阪をフラフラと歩いたもんです。大人しめのそこそこの飲み屋街。
静かでいい街。

  「寿し萬」   三重県松阪市平生町14

  

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2006年3月29日 (水)

汐留と松阪

Imgp2957 最近、ゴチになったもの2題。まずは、汐留シティセンター41階にある「すみれ家」で「おばんさい小鉢」の昼定食を。
毎日そばにいながら、汐留は初めてというとんでもない私。新橋は機関車側なら得意だが、その反対側は知らなかった訳。
 ここからの景色は東京がすべて見渡せる。ちょっと霞んでいるが東京タ
Imgp2959 ワーや六本木ヒルズが見える。夜景もさぞかしだろう。
籠に入った少量多品種の「おばんざい」は、まるで酒のつまみだ。これなら日本酒3合、焼酎3杯は楽しめる。が、昼でご馳走になった手前もあっておとなしく白い御飯を頂戴した。中年男の胃にやさしいホンワカとした御食事でした。

先週は、「松阪」に泊まった。レンタカーでの移動だったので、夜になったから松阪に宿泊となった。お客さんと一緒で、夜はご馳走しますよ。せっかく松阪だから肉食べましょう。ということになり。「私は、もう何でも・・」と言いつつも、心の中と胃袋はニンマリと万歳三唱。
 松阪は、伊勢湾ということもあって魚も旨い。以前一人出張したとき、地元寿司屋に入り、牡蠣やあなご、タコなどに加え、生と炙りと二通りある「牛トロ」にぎりが超美味だった。

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Imgp3133 宮本屋という地元では有名な焼肉店で、並んで待つことしばし。全部いわゆる松阪牛。
左はロースの一切れ、真中はロースを焼くの図、松阪牛利用のソーセージなんてもうプリプリと堪らなかった。もちろん、口でとろけるようなロースも最高で、塩でレモンを絞って食す。
右は、ハラミ。厚切りだが、こうなるとちょっと炙っただけで充分。肉の甘みが口中で大行進だ。酒で流し込むのももったいない後味。ホルモン系も鮮度良く、味が濃い。
こんなの食べちゃったら、ロードサイドの焼肉屋なんて行けないや。間違っても、子供に食べさせたら、後悔するぜ。

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