2006年2月25日 (土)

三都で飲む① 神戸編

Imgp2687 関西方面に出張。この際と思い効率も考え3日間に渡って大阪に宿泊し、近辺を巡るスケジュールをひねり出した。
まず初日は「神戸」へ。神戸空港を体験する絶好の機会だ。
朝10時に市内で打合せのため、新幹線では千葉に住む私としては間に合わない。そこで飛行機だった訳だが、羽田を朝6時45分発神戸行き、千葉からの直通バスが4時30分発、起床は4時前、というとんでもないことになってしまった。
到着した「神戸空港」はコンパクトで安普請、小さいかわりに降りるとすぐにポートライナーの駅があり、三宮まで18分はかなりの利便性と感じた。関空はますます不便になるわけだ。Imgp2719
遅い昼食は三宮駅近く「長野屋」のカレーそば。写真は表面を崩してそばを露出してしまったが、最初は一面とろみの効いたカレールゥーに覆われ、どうしていいかわからない状態で登場する。だから応えようもなく熱い。
今は良いが、以前夏に食べてとんでもなく汗をかいた。
味はもう抜群。ちょろりと振りかけたソースがいい。そばは更科系の白い細麺で飽きがこない。とろみは汁の最後の一滴まで効いていて、若い女性も皆ズルズルとすするのである。病みつきの「カレーそば」はJRガード下の猥雑な建物の中にある。

Imgp2693 神戸電鉄に揺られ「西脇市」へ向かった。兵庫県の北西部のなかなかに風情ある街だ。仕事は30分程度だが、神戸市内から90分以上かかる。
秋の野焼きの煙が似合うような「日本の風景」が展開される。そして、車内は極めてローカルで学生やオバチャン、昼から柿ピーつまんでビールのんでるオッサン。いいもんだ。
Imgp2725 そして夕刻、三宮に舞い戻り、夜の街へ飛び込む。南京町は初めて行った。横浜に較べると規模ははるかに小さいが、各店の店頭がフードコート風になっていて気軽にテイクアウトが出来る。でも呼び込みが気になる。
あえて中華は食べずに、家庭料理「満」へ行く。ここは以前偶然入った店でオバチャンが一人で切り盛りしていて、うまい手料理を食べさせてくれる。
すごいのは「日本酒」の品揃えで、私など目もくらむ思いがする。
Imgp2730 入手難の愛知の「蓬莱泉」の「空」などはまさに「水」の境地で、ちょっと行き過ぎかなと思える酒だが、こんなものも普通にある。この店、私のような呑み助が調子乗っていると、結構高くつく。それが玉に傷か。「サウナビル」の裏の路地にひっそりある店で、入り口の野良ながら、顔立ち良い猫が座っていて、首をかしげて不思議そうに客を見ている。かわいいのだ。
そして、ほろ酔いのまま大阪にもどり、JR構内の「イカリ・ストア」で泡盛とつまみを購入。ホテルで寝酒。

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