2005年11月17日 (木)

四国食い倒れ ①

もう1ヶ月ほど前となりますが、四国に出張しました。徳島はルートに入れませんでしたが、3泊4日での車を利用した出張です。四国は岩手県より少し小さい程度・・・なんて高をくくってましたが、なかなかに強行軍でした。思えば岩手県が巨大すぎるのである。

まずは、羽田から高松に。あいにくの雨の中、四国でも有数の規模のショッピングセンター「ゆめタウン高松」に。平日の雨なのにかなりの人。「ショッピングセンターというものはひとつの街であり、生活の機能の中で必須のアイテムなのだな。」と今更ながら実感。 

私の仕事のひとつはスーパーやショッピングセンターに関係したものなのです。あとはヒミツ・・・・。 そしていよいよ待望の昼メシ。 もちろん「うどん」ダー。    その前に丸亀の「フジ・グラン」(旧ダイエーハイパーじゃない方)にちょろ寄りして、あとは「うどん」の看板を探す。ありましたよ。いかにも本場風の、地元風の店、というより庭先という感じの家庭内職風のうどん屋さん。 庭と畑が一体となり、かってフレームだったものが店と化している。全員家族で、いかにも物慣れない訪問客に手取り足取りご指導いただいた。 「生醤油うどん」にスダチをかけまず一杯。こりゃあ、うめぇーー。もう一杯いけると、「かけうどん」を友人とシェアすることにしておかわり。 これまた、うめぇーー。「てんぷら」も食べて、超満腹でお会計は500円。「かけうどん」だけだと150円也。1日3食「うどん」だと1ヶ月14,000円也。すばらしきうどん文化の真髄なり。 もちろんそんな人はいませんよね。おいしくて写真撮るのわすれた。

その後、今治を経て夜に松山へ。松山の街はどことなく風情があってちょっと雅で、夜も楽しい。愛媛の酒は言うまでもなく「梅錦」、ちょっと甘めながらも、キリッとして旨口の酒。これに鯛や対岸の関サバをつまみに、まったくの至福の晩餐であった。 ここではお客さんと一緒でこれまた写真撮れず、無念。

でも松山に詳しい友人が、馬肉のいい店があるというので、二人で向かいました。私は馬肉大好き人間で「刺身は赤身」、料理は「馬カツ」と決めてます。この「仲巳屋」という店は熊本原産の厳選肉を使用していて、九州以上においしい馬肉を食べさせてくれるそうです。 生憎とヒレが売切れで、カツは霜降り肉で贅沢をさせてもらいました。刺身はコウネ(タテガミの部分)と赤身。いずれも全くの美味で、本来カツはヒレ肉をあっさりいただくのですが、霜降りとなると、とろけ出すアブラが口中にじんわりと広がって、このアブラを焼酎で流し込むと、二重の味わいとなるのでありました。Imgp0377 Imgp0378

このお店、東京銀座にも出たそうです。何でも蕎麦居酒屋の「高田屋」の社長がこの店にほれ込んで、これからは「馬」がヘルシーで美容にもよいから、絶対はやる、として説き伏せたそうです。 

松山の夜はこれでオシマイ。馬を食ったからといって、ヒヒーンと走っちゃったわけじゃありませんよ。         続きはまた次に・・・・。

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