グリーグ ピアノ協奏曲 ノックレベルグ
好天の金曜日、調子にのって歩いた距離は全行程で7キロ。
表参道から渋谷へは、地下鉄。
表参道駅のパリ風地下鉄フードコートも見たが疲れてしまい通過。
そして渋谷から恵比寿まで歩いた。
心地よい疲労感を得て、深夜にグリーグのピアノ・コンチェルトを聴く。
30分の曲は、常にシューマンのそれとカップリングされてきた。
したがって、どっちもどっち的でお互いの本質が混ぜこぜになっていたように思う。
だから、私はこの曲においては、単独LP(CD)を求める。
今回取り上げた本場コンビ、ノックレベルグとドレイエル(ドレイヤー?)の二人による演奏は、まったく理想的。ジャケツトからしていいでしょ。
全般に遅めのテンポで、グリーグの美しく抒情的な旋律をじっくりと歌いあげている。
民族的な要素もごく自然に表出されていて、こんなにゆったりとじっくり演っているのに、どこにも違和感がなく自然なのだ。
NHKの名曲アワーのフィヨルドの画像にピッタリと言ったらよいか。
余白は、「抒情組曲」の管弦楽版。こちらも雰囲気ゆたかで、すてきな演奏。
ことに夜想曲の美しさは北欧の白夜のシーンそのもの(行ったことないですが)。
ともかくイイ曲です。
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