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2006年4月25日 (火)

シューベルト ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 ルプー

Lupu_schubert_1618 このところ忙しく、音楽も先日の札響のブラーム、ス以来じっくりと聴けない。といいつつ、日曜はパソコンで仕事をこなしつつヘッドホンで「ドイツ・レクイエム」を3種類も、ながら聴きしている自分!アバド・ジュリーニ・プレヴィンの3枚。ほんとにいい曲だわ。手持ち在庫には、あとハイティンクとバレンボイムがあって、何のことはない、好きな指揮者5人集めてる。

体力的にも、精神的にも疲れぎみ。こんな月曜には、シューベルトのソナタがいい(かも)。
後期作品への掛け橋的な、18番「幻想」を、ラドゥ・ルプーのピアノで聴く。
仙人、ではなく「千人にひとりのリリシスト」なんて言われてたルプーであるが、その髭面からはとても想像できないコピーだ。まだチャウシェスク政権が圧政を強いていたルーマニアデビューから見ているが、その髭は変わらない。まだ、髭なのだろうか?
 CDから鳴る音はまさに、シューベルトそのもので、若くして後に晩年と言われたシューベルト。本当は死ぬなんて思ってないだろうから、そうした若さの漲る叙情性がルプーの音楽性とピッタリ来る。陰りの少ない、明るいく若々しいシューベルトだと思う。

楽興の時を思わせる歌に満ちた1楽章、暖かくも素朴な歌の繰返しの2楽章、メヌエット形式ながらどこかほの暗い3楽章、完結感が希薄だが、どこか後髪の引かれるような終わりかたをする終楽章。
 こんなシューベルトのシューベルトらしい演奏がこのルプー盤である。

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