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2006年4月27日 (木)

マリオ・デル・モナコ

Del_monaco 「マリオ・デル・モナコ」、私よりちょっと前の世代にとって燦然と輝く「ザ・テナー」、「オテロ歌い」。そうした評価を聞きながら、音楽に親しんできた私にとっても同様で、「オテロ」はデル・モナコ以外は考えられない。ドミンゴの分別じみたオテロはおもしろくない。NHKのイタリア・オペラのモノクロ画像に見るデル・モナコとヤーゴのティト・ゴッピの二人の破滅的な凄さはどうだろう。今はこんな時代じみた演技や歌は流行らないかもしれないが、すさまじいまでの迫真の歌唱は誰が真似できようか。

今回のCDはそんなデル・モナコの珍しい歌唱が収められている。
定番アンドレア・シェニエのあとは、なんとロドルフォの「冷たい手を・・」が聴ける。情熱に満ちた歌はここでも引き込まれてしまう。オテロも入っている。「オテロの死」の場面がカラヤンとウィーン・フィルの超名盤から。この5分の断片だけでも、デル・モナコのオーラに満ちた歌の真髄が味わえる。ついでにカラヤンとウィーンの素晴らしさといったらない。
 さらにこのCDの珍品は、「ジークムント」と「ローエングリン」である。実際にワーグナーを舞台で歌ったかどうか不明だが、あまりの違和感に唖然とするが、どこまでもデル・モナコなのである。歌い崩す寸前の投げやりとも思える歌唱にいつしか引き込まれてしまう。これも、彼ならありなのだ。ついでにローマのサンタ・チェチィーリアのオケ(カルロ・フランチ指揮)の明るくも美しい演奏はかなりいい。

Del_monaco_golden さらに、デル・モナコの懐かしい1枚。「ゴールデン・アルバム」と称したナポリ歌曲集である。こうした曲でも、まったくの全力投球。ちぎっては投げ・・・、的に歌いまくっている。聴く側も思い切り没入できる。伴奏のマントヴァーニ・オーケストラも素敵だ。
 時代の流れとは言え、こうした「大歌手」と呼べる人がまったくいなくなってしまった。皆、頭が良く、音楽性も豊かでソツがない。歌手生命を長く保つための努力も惜しまない・・・・。デル・モナコはそんな現代の歌手とは大違い。もともと楽譜が読めなかったくらいだから、その努力たるや並大抵ではなかろう。すべての力をその時の歌に賭ける一期一会の歌いぶり。フィレンツェ生まれの根っからの偉大なテノール歌手は、不幸な交通事故にも遭い、不死鳥のように復活もした。82年に67歳で亡くなった時にすべてのレコードが復刻され、私もかなり購入したものだ。

Del_monaco_2 三大テノールもいいが、彼らが束になっても敵わないデる・モナコなのである。ついでに「ディ・ステファノ」「フォランコ・コレルリ」「カルロ・ベルゴンツィ」これら名テノール達にも三大テノールは敵いません。

以上、「テノール・シリーズ第3弾」終わり。

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コメント

初めてお邪魔いたしますがすばらしいページですねえ!ゆっくり拝見させていただきます。
私の亡き母がジュゼッペ・ディ・ステファーノの大ファンでアリア集やナポリ民謡集をよく聴いていたので私も彼が好きでした。やはり最近の歌手とはスケールが違いますね。

投稿: びーぐる | 2006年4月28日 (金) 09時03分

びーぐるさん、ご訪問ありがとうございます。びーぐるさんの素晴らしい写真にはいつも感嘆してます。そう、ステファーノも粋でよかったですよね。初夏の頃の晴天に聴きたい声です。(変な表現ですが)

投稿: yokochan | 2006年4月28日 (金) 12時48分

私はデルモナコのファンではありません。
デルモナコは私の命なのです。
あはは^^
モナコのLP,LD,CD、
DVDは全て持っています。
そして、それを毎日くりかえし聴くことで
私が生きていけるのです。
それくらい好き^^
冷たい手や蝶々夫人さらば愛の家の
ミスマッチなアリアもしびれますね。。。。
ジョン・カルショーの本の中で
カルショーもカラヤンも
モナコをあまり評価していないと知り
激しいショックを受けました。
え?モナコよりも?ベルゴンツィの方がいい歌手?
え?ラダメスも?ベルゴンツィの方がうまいって?
え???
ありえない。。。
モナコとベルゴンツィじゃ違いすぎですよ。。。
ベンツと軽トラ
帝国ホテルと野宿
佐々木希と辛酸なめこ
妻夫木聡とフットボールアワーの岩尾くらいの
差があります。
カラヤンのアイーダもモナコと録音して欲しかった。
運命の力もローエングリンも
エルナーニもドンカルロも
ぜーーーーーんぶ
モナコとカラヤンがデッカで録音して欲しかったよーー
ま、エレーデでもいいんだけど。。。

投稿: モナコ命 | 2009年3月17日 (火) 11時29分

うわぁ~、素晴らしすぎます、モナコ命さま!
私なんぞ、デル・モナコのほんの一部をかじっただけで、その気になってました・・・。
恥じ入るばかりでございます。
それにしても、命のかけ方がまったくもってすごいです。
八方美人のわたくしも、見習わなくてはなりません。
ワーグナー好きとしては、ジークムントとローエングリンを全曲聴いてみたいです。これはエレーデでもよさそうですし(笑)
コメントどうもありがとうございました。

投稿: yokochan | 2009年3月17日 (火) 23時30分

まだご挨拶をしておりませんでした。
これは大変失礼をしました。
初めまして。モナコ命です。
モナコのおかげで
オペラにもドラマにも音楽にも
視野が広がりました。
「さまよえる歌人」様もワグナーが
お好きとのこと!
ウレシイ限りです^^
モナコがジークフリートではなく
ジークムントを歌っていたことが
とても、モナコらしいと感じますし
それでもジークムントを全曲で歌って欲しかった気持ちもありますし、ローエングリンもスタジオ録音して
ほしかったし。。。と
ワグナーファンとして
痛切に感じます。
ライブでもよいのですが
音質的にどうも。。。。
ステファノやタリアビーニ、コレルリといった
すばらしいテノールも
モナコとは違った意味で大好きなんです。

投稿: モナコ命 | 2009年3月18日 (水) 20時16分

モナコ命さま、コメントどうもありがとうございます。
わたくし、相当にワーグナーが好きであります。
ずっとずっと聴いてます。
ですから、モナコのワーグナーを夢見ることもあるわけです。願わくは、50年代に、タイムトンネルで赴き、バイロイトやスカラ座、ローマで名歌手たちの舞台を実際に観て聴きたいと夢想したりもします。
またどうぞ、よろしくお願いいたします。

投稿: yokochan | 2009年3月19日 (木) 02時26分

なるほど!
50年代のワグナー。。。。
いいなー。。。
ホッターもフラグスタートも
ズートハウスもナイトリンガーも
なんならメルヒオールも
大丈夫ですよね。
クナパーッツブッシュの
「神々のたそがれ」のテスタメント盤を
初めて聴いたときも、ショックだったですからね。
そのタイムトンネル!私も利用させてくださいね^^

投稿: モナコ命 | 2009年3月19日 (木) 14時09分

モナコ命さま、どうもありがとうございます。
そうです。やはり50年代でございます。
クナの黄昏は、すばらしい音質にびっくりしましたし。
そして、なんといっても、伝説のヴィーラントの演出が見てみたいです。パルシファルにトリスタン、リング・・・・。

タイムトンネルは、出入り自由でございます。
ぜひぜひ(笑)

投稿: yokocahan | 2009年3月20日 (金) 16時37分

「さまよえる歌人」様!
ありがたい。。。。
世の中には、ちゃんとクナの神々の黄昏や
モナコのワグナー、
50年代のワグナーを愛好している同好の士が
いるんですね!!
日本の国!
まだまだすてたもんじゃない^^
私の周りにいるクラシックファンは
皆、吹奏楽関係の方々で
オペラファンはもちろん
モナコのファンがいません。。。
孤独でした。。。。
そして50年代のワグナー演奏を
正しく理解している人物もいませんでした。。。
本当に、本当に、
孤独でした!!!

投稿: モナコ命 | 2009年3月20日 (金) 23時25分

モナコ命さま、こんばんは。
いやいや、私のブログにいらっしゃるワーグナー好きの皆様は、私以上にすごい方々がいますよ(笑)
是非皆さんのブログにもご訪問ください。
うれしくなりますよ。

私も、若い頃はこと音楽の世界では完璧に孤独でした。
いまやブログ等を通じて同好の士と語り合い、情報交換でき、さらには一緒に音楽会に行き、お酒を飲む。
こんなことができるようになりました。
音楽の持つ力といえるでしょうね。

今後とも、よろしくお願いしますね。

投稿: yokochan | 2009年3月22日 (日) 00時05分

さまよえる歌人様、ワグナー好きの仲間ができそうで
とても喜んでいます。私はどうしたものか、蓄音器で
オペラやワグナーを聴くことが大好きなんです。
最近、フラグスタートのイゾルデの死と
神々の「自己犠牲」のSPレコードを入手しました。
すばらしい、、、
CDやLPでは味わうことができない
またまた独自の楽しみがあります。
理由はわかりませんが、蓄音器で聴くと
まるで、目の前でフラグスタートが歌っているような
そんな気持ちになります。
LPやCDでは、なかなかこうならないのですが。。
フシギです^^

投稿: モナコ命 | 2009年3月23日 (月) 20時48分

モナコ命さま、毎度ありがとうございます。
いやぁ、蓄音器で聴くフラグスタートですかぁ!
想像するだにうるうるします。
自宅にはかつて78回転のプレーヤーやリンガフォン、童謡の数々がありましたが、蓄音器までは・・・・。
きっと深淵で、遠い昔が茫洋とそして忽然と現れ出でるイメージがありますねー。

投稿: yokochan | 2009年3月23日 (月) 23時12分

さまよえる歌人様、モナコファンでありながら
今年になって、「マリオデルモナコ ライブ」という
LPレコード4枚+EPレコード1枚のセットの
存在を知りました!
おそすぎ!!でも、なんとか状態のよいセットを
手に入れました^^
演奏のすばらしさと、録音の悪さをかみしめながら
「モナコはよいなー。。。」シミジミしています。
ところが、このLPセット、
録音のデータ(いつ録音されたとか、どこでとか)が
ないのです。。。
そこで、どなたか、このレコードセットの
データを教えてくれる方、たとえば
「オペラ大学テノール学部モナコ学科」の教授とか
いましたら、ご紹介ください。
そして、このデータを教えてもらえたら
天国です^^

投稿: モナコ命 | 2009年3月25日 (水) 13時03分

さまよえる歌人様、
私、ワルキューレの第1幕だけなら
SPレコード8枚組で、
ブルーノワルター指揮の
ウィーンフィル
ジークムントがラウリッツ・メルヒオール
ジークリンデがロッテ・レーマンという
セットを持っています。
後ほど内容を紹介します。

投稿: モナコ命 | 2009年3月25日 (水) 21時49分

モナコ命さま、毎度ありがとうございます。
まず、レコードの「マリオデルモナコ ライブ」ですが、レコード芸術の広告で見て、そのお値段の高さもあって憧れた覚えがあります。
たしか、ロンドンレーベル系のセブンシーズかなにかのレーベルから出たのではなかったでしょうか?
実家に当時のレコ芸がありますので、データはもしかしたらご案内できるかもしれません。

そしてですよ、ワルターのヴァルキューレ。
CDでの1枚ものは当然持ってます。
熱い演奏ですよね。全曲残してくれなかったのが悔やまれます。そのSP盤をお持ちなんですね!
素晴らしい。
ワルターのSPでは、ときおりお邪魔した京都の居酒屋さんの店主が、フィラデルフィアとの未完成を持ってらっしゃいました。雰囲気ある素敵なジャケットでした。

投稿: yokochan | 2009年3月25日 (水) 23時21分

さまよえる歌人様!
本当ですか??
モナコ教祖のLPセットのデータが?
ありそう?なんですか?
すごいよ。。。。
よろしくお願いします。

そうなんです。ワルターのこの演奏は
私もCDでも持っていますが
オリジナルのSPレコードのほうが
フシギと音質がいいんです。
メルヒオールもレーマンも絶好調です。
オケがウィーンフィルっていうところが
泣けます。。。
ワルターがアメリカに亡命する前の
録音ですよね。


投稿: モナコ命 | 2009年3月26日 (木) 13時57分

モナコ命さま、毎度どうもありがとうございます。
LPデータは確証はありませんが調べてまいります。
実家に帰るおりですから、しばしお時間を頂戴いたしまして、その節にはこのブログにてご紹介申し上げます。

 ワルターとウィーンフィル、最高ですね!

投稿: yokochan | 2009年3月27日 (金) 00時06分

さまよえる歌人様、こちらのサイトを「モナコ」で検索して、ここにたどり着いた私ですが。。。。。
びっくり大発見!!!
歌人様はワグナー愛好家のすごい人なんですね!!!
びっくりです。
私は「ローエングリン」をラジオのFM放送を
「エアチェック」(この言葉を使った段階で、年齢が
バレてしまう)してから、ワグナーフェチになりました。歌人様のブログにも紹介のあった「ジェームズキング」のローエングリンが忘れることができず、ルネコロとかホフマンとかエライ先生達の演奏を聴いても、どうしても「キングだったらこうなのに」となってしまいます。同様のことが「ワルキューレ」の「ジークムント」にも起きてしまい、「ジェームズキングはこう歌っていたのに」となってしまう状態です。ジェームズキング(めんどうなのでJKに)のイタリアオペラのアリア集を聴いたことがありますが「あらら?ねえ?JK様?
あの。。。JK様ですよね?あの。。。どうしたの??
なんかこー。。。え?ご本人ですよね??」となるくらいの不出来でして。。。。

投稿: モナコ命 | 2009年3月27日 (金) 11時14分

モナコ命さま、おはようございます。
そうなんです、ワタクシ、ワーグナー狂なんです。
中学生のころから聴いております。
ご多分にもれず、バイロイトのエアチェックから入りました。シュタインやヨッフム、ヴァルヴィーゾの頃からのキャリアでございます。

そして、Jkのジークムントはわたしにも同じような存在でして、耳にその声がしっかりと刷り込まれているじょうたいです。ある意味困ったもんです・・・。
JKのピンカートンは好きですよ。

投稿: yokochan | 2009年3月28日 (土) 09時44分

そうでしたか!
さまよえる歌人様にひとつだけ自慢^^
えー
おほん

以前ですね
ウィーン国立歌劇場で
ホルストシュタイン先生の指揮で
タンホイザーとか聴いてきました!
あはは^^
エリーザベトがキリテカナワだったのがちょっと。。。
でもベルントワイケルとか
エライ歌手が
こー
ずらーっと勢揃いキャストでして
えがったなー^^-

投稿: モナコ命 | 2009年3月29日 (日) 16時06分

モナコ命さま、毎度ありがとうございます。

うぉーっ、ウィーンでシュタインですかぁ。
一時期、シュタインがウィーンでドイツものをほとんど指揮していた頃がありました。
そんな頃なんです!
とてつもなく羨ましいです。

投稿: yokochan | 2009年3月29日 (日) 23時02分

ホルストシュタインが指揮台に現れただけで、観客から大拍手が止まりませんでした。H・シュタインの演奏会の前日や次の日のウィーン国立のオペラは、そんな熱気はゼロでした。お客さんも、観光客より地元のファンが多いって印象でしたね。例の大行進曲の時には、トランペット隊が10人くらいステージ嬢に現れて、ハデハデに演奏していました。合唱団もいつになく、またウィーンフィルもいつになくマジメに熱く演奏してました!

投稿: モナコ命 | 2009年3月31日 (火) 10時29分

なるほど。
シュタインはウィーンでも愛された指揮者だったのですね。
オペラ指揮者としては、ハンブルク、ウィーン、バイロイトの顔だったのです。
うーむ、うらやましい。

投稿: yokochan | 2009年3月31日 (火) 21時54分

さまよえる歌人様、このHNからして
さまよえるオランダ人が特にお好きなのでしょうか?
ベーム盤、カイルベルト盤、カラヤン盤、サバリッシュ盤といろいろありますが、私の好きなのは
なんといっても!!
コンビチュニー盤!
オケはぱっとしないし
音も薄っぺらだし
コンビチュニーの指揮もモタついてるし
トランペットはブラバンみたいな音だし。。。
いろいろ不満は多いのですが
なんといってもオランダ人を
フィッシャーディスカウが歌っているので
他のことは全部がまんできます。
そうなんですよ。
私、フィッシャーディスカウが好きなんです^^
あと、水夫をヴィンタリッヒが歌ってるところも
すばらしい。オランダ人は、他の人とは目の付け所が
ずれまくりですが
コンビチュニー盤が一番です。

投稿: モナコ命 | 2009年4月 1日 (水) 16時21分

モナコ命さま、いつもありがとうございます。
オランダ人が特に好きなわけではないのです。
ワーグナーに関しましては、鑑賞歴も長くワグネリアンという言葉は嫌いですが、それに近い聴き手に思ってます。
ワーグナーは、順位をつけるとすれば、後期楽劇作品が先行します。
このブログの、ワーグナーのカテゴリーをご覧いただければ、その登場回数で、好きな作品がおわかりいただけるかと存じます。
タイトル名は、ふらふらとさまようことが好きなものですから、それとワーグナーを意識してみたまででございます。
FDのオランダ人は、以前記事にしました。
私も好きな演奏です。

http://wanderer.way-nifty.com/poet/2007/06/post_9c7a.html

投稿: yokochan | 2009年4月 1日 (水) 23時21分

おお!さすがにフィッシャーディスカウのオランダ人については語り尽くされているんですね^^
あと、カラヤンと共演している「ラインの黄金」の
ヴォータン役もすばらしい^^
確かにワグナー歌手としては、声が軽いとか
深みがないとか、他の歌手とバランスが、、、とか
言われているようですが、私には
なんといってもFD様は特別なのですよ。
あのショルティ盤でもグンターですよね!
うれしい^^ヴィントガッセンとの二重唱とか
ワクワクものです。

投稿: モナコ命 | 2009年4月 3日 (金) 21時01分

モナコ命さま、毎度ありがとうございます。
わたし、なにげにFDが好きなんです。
氏のイタリアオペラ、ファルスタッフ、ロドリーゴ、イヤーゴ、スカルピア・・、愛聴してます。
ワーグナーでは、ヴォータンにオランダ人、グンター、アンフォルタス、ウォルフラム、軍令使、テルラムント、クルヴェナール、そしてなんといってもザックス!
そのすべてを好んで聴いております。
 弊ブログでも、かなり聴いてますので、そちらもご覧いたければ、と存じます。

投稿: yokochan | 2009年4月 4日 (土) 00時35分

そうでしたか!そのブログ&意見交換や演奏の評価を
すっごい見たいのですが、どうやったら見れるのでしょうか?教えてください^^;
私って本当にPCの知識とか操作の力が
ないですよね。。。あはは^^;
FDのザックス!よいなー・・・
ヨッフムのオケもすばらしい!ドミンゴのワグナーも
すごいよ。。。いろいろなエライ批評のセンセイタチは
あんまりホメテいないけど。。2人ともけちょんけちょんに言われていますよね。
声が軽いとか、ドイツ的でないとか
こんなのワグナーじゃないとか。。。
(それって言い過ぎだろとか思う)
マイスタージンガーでは、私はこのヨッフム版を
一番繰り返し聴いています。
FDとドミンゴがからみで出てくる場面は
もう!ドキドキしまくりです^^
イタリアオペラで、モナコとプロッティが
からんでいる場面くらい、コーフン!
(バスティアニーニよりプロッティですね)
ま。。たしかに。。他のワグナーの演奏とは
違いすぎているけど、、、でも好き^^

投稿: モナコ命 | 2009年4月 6日 (月) 15時32分

モナコ命さま、どうもです~。
そうですね、このデル・モナコへ頂戴するコメントもたまってきましたから、そろそろ他の記事にも(笑)

当欄の右側に「カテゴリー」欄がございます。
そちらのカテゴリー名、たとえば「ワーグナー」をクリックしていただければ、ワーグナーにまつわる記事がすべて出てまいります。
ほかの名前も同様です。
お試しくださいませ。
それらの記事に対するコメントも、ご覧いただけますので、コメントを頂戴した皆さんの記事もまたお読みいただけると楽しいかと存じます。

いつも本当にありがとうございます。
FD、最高ですね!

投稿: yokochan | 2009年4月 7日 (火) 00時19分

最近、SPレコードの魅力にすっかり
ハマっています。
ワグナーでは、
先に紹介したワルターのワルキューレや
トスカニーニの指輪の管弦楽もの、
フラグスタートのトリスタンの幕切れや
指輪の自己犠牲のシーン!
どれも泣けます。。。
ところで、モナコのSPレコードって
あると思うんですけど
どなたか見たことありませんか??
あったらご一報を!!!

投稿: モナコ命 | 2009年4月16日 (木) 21時12分

モナコ命さま、こんばんは。
SPは聴ける環境にないもので、うらやましいものです!
モナコSPって、そういえばあるんでしょうか?
年代的にあってもいいはずですよね。
きっと、雰囲気でまくりの素晴らしいものでしょうねえ!!

投稿: yokochan | 2009年4月17日 (金) 00時42分

G・ステファノのSPも
M・カラスのSPレコードも
なんなら
テバルディのSPレコードも
あるんですよ!!
たぶんモナコのもあるはず。。。
だれか知りませんか??

投稿: モナコ命 | 2009年4月17日 (金) 20時52分

モナコ命さま、毎度ありがとうございます。
テバルディもあるんですか!
モナコSP情報、集めてみます。
一日も早く手に入るといいですね。

投稿: yokochan | 2009年4月18日 (土) 09時45分

最近、CDやDVDよりも
LPレコード、特にSPレコードで
オペラを楽しんでいます。
どうしてもアリアだけになってしまいますが
それはそれで全曲物のセットもちゃんと
あるんですよ^^
たとえば、椿姫なんかも、15枚組とかです。
当時、SPレコードの値段は今の1万5千円くらい
ですから、15枚組ってことは!!
オソロシイ。。。
高嶺の花だったらしい!

投稿: モナコ命 | 2009年5月11日 (月) 21時06分

モナコ命さま、こんばんは。

ひぇ~、1枚、15千円ですかぁ~
すごいもんですね。いまやCDはへたすりゃダイソーで105円ですし、正規盤でも1000円を切ってますものね。
扱いがぞんざいになるし、1枚を慈しむことがなくなってしまいました。飽和飽聴の時代にSPをゆったり聴ける環境がうらやましいですね。

追)実家で、デルモナコ全集の録音データ(年月日)のわかるものを見つけました。近日、記事に添付して公開しますね。

投稿: yokochan | 2009年5月11日 (月) 23時15分

お久しぶりです^^
本当ですか!
すっごい知りたいデータです。
わかりましたら教えてくださいね。
お待ちしています!

投稿: モナコ命 | 2009年5月12日 (火) 21時43分

お楽しみにどうぞ。
新しい記事にしますので、最新画面を登録いただければ幸いです。

投稿: yokochan | 2009年5月12日 (火) 23時44分

モナコがオペラ歌手として引退した頃、日本に来てリサイタルをしてくれたのを聴きました。オテロ登場の場面の一声は、東京文化会館大ホール全体を揺るがすような凄い声でした。ドミンゴが「オテロは教養人で、人間離れしたような大きな声は出さない」などと言いましたが、完全に負け惜しみです。カラヤンがモナコを高く評価しなかったとしたら、カラヤンのケチ臭い音楽の枠にモナコが収まり切れなかったからではと想像します。余談ですが、タリアビーニのリサイタルも聴きました。素晴らしかったです。

投稿: nekohikkaita | 2021年5月 2日 (日) 21時49分

nekohikkaitaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
デル・モナコの実声をお聴きになられたとは!
羨ましすぎて眠れなくなりそうです。
69年の来日でしょうか。
NHKでの放送を、うっすらと覚えている、当時小学生のわたくしです。
ステレオ誌に出てる、文化会館で、両手を広げて歌うモナコの写真を今でも大事に持ってます。
 加えて、さらにタリアビーニもお聴きになられたとか!
後世のためにも、NHKは、変なところにお金を使ってないで、かつての、「イタリアオペラ団」とか、ドイツ、ロシアのオペラ上演を企画して欲しいものです。
世界のオペラハウスで、歌えなくなっている歌手たちを、少しは安全な日本で!

投稿: yokochan | 2021年5月 8日 (土) 09時34分

おお!出た!モナコの実演を聴いた方が登場!ネコヒッカイタ様、初めまして。待っていました。いや、待ち焦がれていました。教えて下さい。モナコの声は?歌は?演技は?私の知っているモナコは録音と録画だけなのです。苦労して探して同じモナコ全集を何組も購入して手に入れた直筆のサインだけなのです。教えて下さい。実演のモナコの何でもいいのです。小さなエピソードでもいいのです。お願いします。よこちゃん様、ブログを勝手に連絡用に使い申し訳ありません。

投稿: モナコ命 | 2021年8月29日 (日) 10時57分

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