« ブラームス 交響曲第3番 ハイティンク | トップページ | ナタリー・デッセイ 「フランスオペラ・アリア集」 »

2006年5月 6日 (土)

ブラームス 交響曲第4番 ハイティンク

Haitink_brahms_4 連休もようやく先が見えてきて、高速道路は渋滞の模様。社会の仕組みがそうだからしょうがないが、皆一斉に休んで行動するからこうなるのか。
もう少し、ゆったりとした休みを楽しめないものだろうか。

ハイティンクのブラームスを異なるオーケストラで楽しもうと、本日は2度目の全集から、第4番を聴く。オケは主席客演だった、ボストン交響楽団で、92年の録音。
70年代の最初の全集から、かなりの時を経て、ハイティンクは押されもしない巨匠となっている。弦楽器主体に低音から、見事な音響のピラミッド構造を築き上げるさまは、相変わらずだが、演奏タイムを見るとさほどでもないのに、全般にゆとりのある表情をもってたっぷりと歌っているために実に落ち着いた演奏に感じる。

この演奏には、ブラームスの4番にイメージする、渋さや憧れに満ちた古雅なロマンティシズム、といったものが理想的に描かれていると思う。
ボストン響が持つヨーロッパ的な音色を難なく引き出すことができるのも、ハイティンクゆえだろうか。初期の小沢は良かったが、任期後半は「侘び寂び」が効き過ぎてコクがなさすぎた。ボストン響の良さを久々に味わうことが出来るのも、この全集の良いところ。
2楽章や終楽章のパッサカリアに聴かれる、ボストンの管の名手達にはホレボレとしてしまうし、音を割るようなホルンの響きも最高。願わくば、ベートーヴェンもやって欲しかった。
 もうひとつ、ついでに、録音も最高に素晴らしい。(誉めすぎだろうか)

|

« ブラームス 交響曲第3番 ハイティンク | トップページ | ナタリー・デッセイ 「フランスオペラ・アリア集」 »

コメント

私は声楽以外はあまり演奏家にこだわらないのですが、ハイティンクのCD調べてみたら5枚でした。
アシュケナージとのラフマニノフ1-4番、ブラームス1番、ブルックナー3番、ショスタコ5,9番です。

投稿: びーぐる | 2006年5月 7日 (日) 16時23分

びーぐるさん、こんばんは。ハイティンクの王道のCDをお持ちですね。芸暦が長いためやたらとCDが多いのでファンとしては困ったものです。

投稿: yokochan | 2006年5月 7日 (日) 21時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブラームス 交響曲第4番 ハイティンク:

« ブラームス 交響曲第3番 ハイティンク | トップページ | ナタリー・デッセイ 「フランスオペラ・アリア集」 »