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2006年10月 3日 (火)

アンナ・ネトレプコ アリア集 アバド指揮

Netrebko_abbado_1 人気・実力とともにトップ・クラスとなった、ロシア出身の「アンナ・ネトレプコ」を聴く。バックを「アバドとマーラー・チェンバー・オケ」がつとめる豪華版。ソロデビューもウィーン・フィルとの共演で昨今ビジュアル派に対するDGの力の入れようがわかろう。
それ以上に、彼女の実力はピカイチだ。モーツァルト、ベルカントオペラ、ヴェルディあたりが得意とするところだが、今後徐々にドラマテックな役にも挑戦して楽しませてくれるであろう。

Netrebko2_1 天は2物を与えたもうた。ともかく美人である。ロシア風な彫りの深さと輪郭の整った美しさ。見た目は声にも言えていて、清冽で過剰な歌いまわしもなく、どこまでも音楽的で、かつドラマの一場面を常に思わせる演劇性も適度の表現されていて、誉めすぎながら完璧なのだ。

「トラヴィアータ」「夢遊病の女」「清教徒」「ランメルムーアのルチア」「オテロ」「ジャンニ・スキッキ」と次々に歌われ、アリアの周辺も他の諸役を伴って演奏されているために、こちらもオペラの各場面に引きこまれることとなる。
Abbdo_netrebko_1 中でも、ベルカントものは素晴らしい。高度な歌唱力を意識させない瑞々しさを感じる。「ルチア」では、グラスハーモニカの涼やかな伴奏を伴う玲鈴たる歌声に感動した。
将来、エルザやジークリンデなど歌ってくれないものだろうか?

嬉しそうなアバドの指揮も最高。オペラを知り尽くした指揮者が、優秀な室内オケをまったくやる気にさせ、オペラティックで精緻でかつ弾むような伴奏をおこなっている。
絶対指揮しないプッチーニが演奏されているのも嬉しい。

美人だからいつもより、画像も多くなっております。

そんなネトレプコちゃんとベタベタと共演の多い「ロラント・ヴィラソン」も人気物になった。
私は多くを聴いていないが、声の無類の美しさを認めるが、もう少し気品が欲しい。
声もベタベタとしんどいのだ。「アルフレート・クラウス」のような高貴なテノールはもういないのだろうか。
Vilason_2 Mrbsunr_2

「ヴィラゾン」と「ローワン・アトキンソン」すなわち「ミスター・ビーン」
同じである。
このイメージもどこかいけない。

ネトレプコちゃんにミスター・ビーンはいけない。
              (ヴィラソン・ファンの方すいません)
             美女に目が眩んだオヤジのやっかみである。

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コメント

私も「似てるっ!」と思いました。
「ドン・カルロ」(4幕版:シャイー指揮)のDVDを入手したのですが、あの顔ですので、悲劇のヒーローというより、演出の意図もあるのでしょうが、実在したカルロス皇子のイメージが・・・。なお、ソプラノのビヤ樽はどうやら過去の現象だったようで、最近のソプラノ・ヒロイン(若い人に限る)はスリムで美景揃いであります。アンナちゃんばかりではありません。

投稿: IANIS | 2006年10月 3日 (火) 23時58分

IANISさん、こんばんは。似てますよね(笑)
あの顔で、抱きつかないでもらいたいものです。
スペインのビア樽に代表される巨大歌手は、おっしゃるように過去のものですね。
わたしもCDのジャケ買いに精が出ます。

投稿: yokochan | 2006年10月 4日 (水) 00時13分

いらん事を言うようですがネトレプコはロシアのすごいエライ人である○ーチンと現在大活躍の指揮者○○ギエフの「オンナ」というウワサあり。単なるウワサゆえ当方では責任は負いかねますが(笑)

投稿: einsatz | 2006年10月 5日 (木) 01時41分

ウワサはそれだけでも真実を語ります。
むむむっ。
プーさんはともかくとして、ゲルはいかんです。
あの絶倫ゲルだったら、Mr.ビーンのほうがまだましかもですよ。ハハハッ。

投稿: yokochan | 2006年10月 5日 (木) 22時27分

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