シューベルト 交響曲第5番 アバド指揮
今夜のターミナル駅は、「お疲れさまでしたぁ、よいお年を・・」な~んて会話が、あちらこちらで聞かれた。
そんな仕事納めの方々に送る「お疲れさまビール」、先だって行った激ウマ・ハンバーガーショップのビール画像です。
「こちとら、まだ明日もあさってもあらぁな」というより、数日後すぐに会うのに何でこんな仰々しい挨拶するのさ?と毎年思いつつ、「お世話になりましたぁ」なんて言ってる自分。帰宅すると、今宵はカレー。う~む・・・、カレーには、サッポロ・ドラフトワンだ!!
占いづいているのか、「カレー占い」なるものを発見。私は陽気な「トド・カレー」だってさ?ようわからん・・・・。
NHKのバイロイト放送のリングは、いよいよ大団円「神々の黄昏」。
舞台写真を見ると、シェローの歴史的な76年演出の装置に似ている。
ドロストの演出は、やや主張が弱く賛否両論のようだ。
音楽に関しては、指揮者のすごさと、今後のチームワークも加味されてくれば、ベームやブーレーズ以来のリングになるのでは、と期待させる。
黄昏では、ワトソンのブリュンヒルデがハリのある声で実に良いと思った。本来リリカルなフォンタナのグートルーネは絶不調。どうしたのだろう。
最後の自己犠牲のワトソンの歌唱とティーレマンの指揮の素晴らしさは稀に見るもので、ホントにホントにいい。涙が出てきた。
ワーグナー好きに朗報、29日深夜、NHKBSで「ビルギット・ニルソン」のドキュメンタリーが放送されますよ。
連日のワーグナー呪縛。その後のブログ更新。年末のこの時期、胃も耳も疲弊してきている。あともうひと踏ん張り。こんな今の私に、ピッタリなのがシューベルト。
何ていったって、作曲家占いじゃ、わたしゃぁ「シューベルト」だもの(自慢してる)。
ロココ的なムードと優しさに満ち溢れた5番の交響曲は、シューベルトの交響曲の中では、一番愛らしく、楽しい気分が横溢している。
こんな素敵な交響曲をシューベルトは19歳で作曲している。ベートーヴェンが第9を作曲している頃。私は19歳のとき、一体何を・・・・。
アバドとヨーロッパ室内菅は、軽やかにに口笛でも口ずさむように演奏している。リズムは弾み、響きは柔らかく、どこまでも爽快なシューベルト。
当時の気鋭の若い奏者達で組織されたオーケストラも初々しく、新鮮。このオーケストラから、今はきっとウィーンやベルリン、各地のオーケストラに羽ばたいていって活躍しているであろう。
今は冬だけど、こんな春を感じさせる曲に演奏に、ほっと一息つきたくなる。
我ながら、いい選択だった。(自慢してる)。
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コメント
こんにちは。私もカレー占いやってみました。(占い流行り?)「カレーマルシェ」でした。割と以前よく食べていたカレーです。ちなみに「運命の人は、現在琵琶湖のほとりで、ぼーっとしています。」ということです。琵琶湖なんて縁もゆかりもないんですが(泣)。
トド・カレーってなんだろう。
ゆうべの「黄昏」、ブリュンヒルデの人は良かったですが、グートルーネはどうしたのかな?結構好きな役柄なので残念です。
投稿: naoping | 2006年12月29日 (金) 08時31分
こんにちは。トド・カレーは、あの海のトドのカレーらしいです。
北海道に昔、売ってたらしいです。骨董品ですかい?
私の運命の人は東京タワーで、ぼーっ、ですわ。今から行ってきます。
グートルーネのG・フォンタナは、割とCDも出てるし、昔ハンブルク・オペラと一緒に来たりしてます。いい歌手なんですが、ほんとひどかった。今年は2回で降りちゃったみたいです。
大舞台、しかも暑い中、体調を維持するのって大変なんでしょうね。
投稿: yokochan | 2006年12月29日 (金) 13時14分