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2007年3月14日 (水)

オネゲル 交響曲第5番「3つのレ」 プラッソン指揮

Dog_2 寒いですなぁ。ちゃんと冬が帳尻を合わせにきているのか?
ファミレスの駐車場で見つけたワン公。
主人の帰りを待ちわびる二匹であった。
ちなみに、某「バー○○ン」、ご主人は焼飯に、餃子に回鍋肉なんぞを食べちゃってるんだろな。 ワン公「あ~ぁヒマだ!」

Honegger_sym5_1 今日の「5番」は、オネゲル(1892~1955)。
ドイツ語圏のスイス人を両親に、フランスはルアーブルに生まれた作曲家。調べるとスイス人作曲家ということになっているが、生涯のほとんどをフランスで過ごしたから、フランス人ともいえるのかも。
だから、フランス近代音楽の6人組に入っている。
ドビュッシーの印象主義の発展系に反発する若手音楽家の集団が、6人組、とものの本には書いてある。その6人組が誰と誰かは、ここでは書きませんが、普通わかりません・・・・。ミヨーとプーランク、オネゲルくらいまでは・・・・。

オネゲルの生地、「ルアーブル」は何故か数少ない海外渡航で一度訪れたことがある。
パリから車で3時間くらいだったか。対岸が英国。フェリーの行き交う港町で、大きなオペラハウスもあった。港に近いパブで昼食を食べた。サーモンのステーキで、セットにワインが付いていて、赤か白を選べと女将に言われたが、本場フランス語はさっぱりわからない。
テーブル・クロスが赤だったので、そのクロスを指さし「rouge」、かたや私が白いシャツを着てたもんで、私のシャツの襟を引っ張って「blanc」とすごまれてしまった。
料理もワインもめちゃくちゃおいしかったから、帰りに「とてもおいしかった」と辞書で調べたフランス語で言ったら、顔中笑顔にして嬉しそうにしていた。まわりにいた、港湾関係のオジサンたちも酔って笑って楽しそうに手を振ってくれた。

こ~んな思い出の「ルアーブル」。
でもオネゲルの第5は極めて難解。わからん。「3つのレ」とは、3つある楽章のすべての終わりがティンパニとピチカートの「レ」の音で終わることから付けられたタイトルらしい。
作曲家たるもの、偉大なBの5番を意識するであろうが、オネゲルも相当だったようだ。
でも正直厳しい音楽すぎる。馴染みやすい旋律がないし、全編悲観的なムードに満ちていて、救いが見出せない。
でも何度も聴くとその厳しさが特徴となり、錯綜する見事なオーケストレーションが面白みを帯びてくる。それがオネゲルの個性と思えば何のことはない。
でも最終楽章も例のとおり、「レ」の音で終わるがそのあまりの完結感のなさに不甲斐なく感じるのはわたしだけ?

名コンビ「プラッソンとトゥールーズ」の南欧コンビも、オネゲルの晦渋さに南欧の陽光は照らせない。EMIのバランスの悪い録音が残念で、一時DGにミヨーを録音したが、その時のような自然な明るさ欲しかった。
永年の名コンビも解消されてしまったはずだが、その後どうなったのかな?

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コメント

他の3人は
ジョルジュ・オーリック、ジェルメーヌ・タイユフェール、ルイ・デュレなのですが、残念ながら僕も持っているディスクは有名3人と比べるとほとんどなし。
ロシア5人組でも、ムソルグスキー、R.コルサコフ、ボロディンは結構有るのに、バラキレフそしてキュイになると途端に少ない。キュイなどロマンティックで素敵なピアノ曲を沢山残しているのですが。
6人組だと、6人それぞれがいかにもフランスらしく、ばらばらで志向が全く別々。オーリック、デュレなどは、マドンナとしてのタイイユフェールとしての知名度に押され存在感がまるでないのです。
寄り合い所帯のメンバーが増えると割を食う人が多いのは仕方ないのですね。

投稿: IANIS | 2007年3月15日 (木) 09時47分

犬が可愛いです。私は猫か犬かと言われれば迷わず犬派、です。

オネゲルのこの曲は私もよく分からないです。
ウチにはセルジュ・ボド指揮チェコフィルの全集があるのですが。。。

投稿: ピースうさぎ | 2007年3月15日 (木) 20時48分

IANISさん、こんばんは。唯一1枚、六人組の作品集などというCDを持ってますが、なかなかにエスプリに満ちた楽しいものでした。
でも不遇の3人ですね。
そういえば、ロシア組のほうが学校の音楽の授業で無理やり覚えさせられた記憶があり、バラキレフやキュイなんぞそらんじてます。
リャードフは入ってないんですねぇ。

投稿: yokochan | 2007年3月16日 (金) 00時00分

ピースうさぎさん、こんばんは。この犬たちには笑えました。
人がカメラを構えて近づくと、どちらかが立ち上がり、またしばらくすると、元の退屈ポーズに戻るんです。そうした動きを何度も見せてくれました(爆笑)
私は優柔不断で、犬も猫も両方好きで選べないんです。究極はパンダなんですが。

オネゲルは、ややこしい作曲家です。まったく。

投稿: yokochan | 2007年3月16日 (金) 00時04分

 連投失礼いたします。オネゲルのCDはデュトワ&バイエルン放送響の2番&4番とセルジュ・ボドがチェコフィルを指揮した交響曲全集くらいしか持っておらず、声楽曲も映画音楽もほとんど聴いた事がありません。情けない限りです。パシフィック231やラグビーは面白い曲ですね。交響曲では、闘争的な感じがする第2番と田園的な第4番が好きです。第2番のトランペットのソロが出てくるところは本当に感動的です。第5番は苦手です。「重たい~!!」とすぐに弱音をはいてしまいます(笑)。

投稿: 越後のオックス | 2009年11月10日 (火) 01時04分

越後のオックスさん、こんばんは。
オネゲルはたしかに手ごわいですよ。
プラッソンのこの全集のみです。
声楽作品はよいですが、交響曲は難解です。
わたしは、3番がいちばん好きですね。
ムラヴィンスキーとヤンソンスとマリナーです。

投稿: yokochan | 2009年11月10日 (火) 20時39分

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