イタリア・オペラ集 ネヴィル・マリナー指揮
こちらは、自家製「ペペロンチーノ」。
といっても、市販のソースをからめて、スーパーで買ってきたベイリーフをトッピングしただけ。
見た目も、新緑を思わせるし、味も出来合いのソースとは思えないくらいにGOOD。
春から夏への移り変わりの頃に、に最高の一品で、ドライな白ワインがピッタリ。
すっきり、さわやか「あっさり君」、「サー・ネヴィル・マリナー」。今日は、ヴェルディとプッチーニのイタリア・オペラの名場面をオーケストラで演奏した1枚を。
もちろん、オーケストラは「アカデミー・オブ・セント・・・・・」(ああ長い)。
87年の録音で、すぐに国内盤も出たが、「こんなのは邪道じゃ!」と思い当時は見向きもしなかった。
10年ほど前、この画像の輸入廉価版が出て1000円で購入し、意外なまでの面白さに時折聴いている。
1.「アイーダ」 清きアイーダ 2.「蝶々夫人」 二重唱 3.「リゴレット」 女心のうた
4.「トスカ」 星は光ぬ 5.「トロヴァトーレ」 アンヴィル・コーラス
6.「トゥーランドット」 誰も寝てはならぬ 7.「ボエーム」 幻想曲風に抜粋
8.「トラヴィアータ」 プロヴァンスの海と丘 9.「蝶々夫人」 ある晴れた日に
10.「トスカ」 星は光ぬ(別バージョン)
こんな名曲のオンパレードだが、さまざまな工夫が施されていて楽しい。
アイーダでは、ソロ・ヴァイオリンがアリアを歌うし、蝶々夫人は、何とオンドマルトノが活躍してエキゾチックな雰囲気を出している。雰囲気という意味では、トロヴァトーレはツィンバロンがベロンベロン鳴っていてまさにジプシー風。
当たり前すぎる効果が、そのままに生まれていて納得の連続でもある。
歌がないと間の抜けてしまうヴェルディよりは、プッチーニの方がよろしい。
ボエームは12分かけた全曲のサワリのようなファンタジーで、冒頭のはじけるような部分からボヘミアンたちの登場、「冷たき手」を名アリア、2幕のパリの場面に「ムゼッタのワルツ」(これがとろけるように美しい・・・)このあと、ミミの死まで行くかと思ったら、2幕でオシマイ。これもまたアッサリ感がよろしいようで。
真剣に聴くというよりは、正に雰囲気を楽しむ1枚。
BGMとして聴くもよし、ドライブをしながら鼻歌を口づさみながら、いやカラオケのように歌いながらハンドルを握るのもよし。
晴れた休日の午後にどうぞ。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント