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2007年4月14日 (土)

R・シュトラウス 歌劇「影のない女」 サヴァリッシュ指揮

Die_frau_ohne_schatten_1作曲順に取上げる、R・シュトラウスのオペラ。
今回は、オペラ7作目の「影のない女」で、1917年の作曲、1919年にシャルクの指揮でウィーンにて初演され、当然のようにドレスデンでも数日後に上演されている。

シュトラウスのオペラは、前作と趣きを異にするような題材と作風によって15曲が書かれている。
前作「アリアドネ」は室内楽的な透明感と地中海的世界が舞台であったが、この「影のない女」は、お伽話であり「メルヘンの世界」である。
だから時代設定は特に意識させないが、ところはインドネシアとかジャワのあたりらしい。
そして音楽は、巨大なオーケストラとドラマテックな歌手を複数必要とする、かなりヘヴィーなオペラなのだ。
でも、かつてのシュトラウスのようにオケがガンガンと鳴り響くばかりではなく、美しい旋律に満ちているし、ソロ楽器も活躍して登場人物の悩みを見事に表出する場面も盛りだくさん。
内容は難解だけれど、音楽の素晴らしさはまったくもって言うことがなく、シュトラウス作品の中でもかなり好きな作品である。

「影のない女」とは「魂」をもたない女のこと、この女が「影」を求めようという物語。

オペラの前段
「霊界の王カイコバートの娘は、人間界で鹿に化けて戯れているところを、鷹狩好きの皇帝に見つかり射られてしまう。が、この鹿は皇帝の腕の中で美しい女性に変わる。
皇帝は彼女を皇后にして暮らすが、霊界の女であるため、結婚して1年経っても子供が出来ない場合は夫である皇帝は石にされてしまうのである。~影をもたないから子供を授からないということ」

オペラの超概略
「皇后は父から付けられたチョイト悪い乳母とともに、愛する夫が石にされないように「影」を求めて人間界に出向く。目を付けたのは、貧乏で子供も欲しくなく、おまけに夫の不具の3人兄弟の面倒も見なければならないバラクの妻。
乳母は、魔法で若い青年や、宝石を見せ今の境遇を捨て影を売れば欲しいものが手に入ると誘惑。妻はその気になりかけ、皇后は良心の痛みに耐えかねる。
バラクの愛を知り、拒む妻、雷鳴とともに地下に沈む二人。

皇后は霊界へ赴き、父に皇帝への愛を訴え嘆願する。その愛を知った父カイコバートは、最期までバラク夫妻を苦しめようとする乳母を放逐する。
 しかし、最後の試練が皇后に課せられる、声はすれども会えないバラク夫妻。
皇后の前には「黄金の泉」が湧き出る。これを飲めば、影が得られ皇帝は救われると言われる。しかし、バラクの妻には永遠に子供が出来なくなる。
さあ、どうする皇后!  「わたしには出来ない!」と皇后は苦しみながら拒絶。
この決心により、父の怒りは解け皇帝は救われ、バラクの妻にも影が戻り、皇后にも影が。
最後は二組の夫婦の二重唱と、生まれざる子供達の合唱で静かに幕となる」

ふぅ~う。長くて煩雑な筋。全3幕が細かな場に分かれ、場面転換も激しい。
歌手もみんな出ずっぱりで大変。でも、舞台や映像で観ると面白いことこのうえなしだ。
最後に、皇后が「わたしには出来ない」(Ich will nichit!)と絞りだすように歌うとき、背筋がぞくぞくするほどの感動を味わえる。最高の瞬間であろう。

  皇帝 :ルネ・コロ           皇后:チェリル・ステューダー
  乳母 :ハンナ・シュヴァルツ    使者:アンドレアス・シュミット
  バラク:アルフレート・ムッフ     バラクの妻:ウテ・ヴィンツィング
 

    ウォルフガンク・サヴァリッシュ指揮バイエルン放送交響楽団

Sawallishch サヴァリッシュは日本でもこの作品を上演した。
この長大・複雑な作品を、理路整然とかつ劇的な要素も充分に聴かせることでは、唯一の存在だったろう。
オーケストラがまた素晴らしい。暖かみと機能性を備えたこのミュンヘンのオケは、シュトラウスが実にうまい。
ウィーン・ドレスデンと並ぶシュトラウス・オケだろうな。(シュターツオーパーも同様に)

歌手は、naopingさんのご紹介されたベーム盤に一歩譲るが、なんといっても「コロ」の凛々しい皇帝が最高。
キングもいいけど、コロもね。(あらためて、ベーム盤の皇帝の歌を聴いたら、やっぱりキングが・・・・・・)
当時大活躍だったステューダーの決してもたれず、過剰にならないスリムな歌唱がいい。
他の歌手も地味だが、アンサンブルとしてのまとまりが良く、ミュンヘンの舞台で手馴れたメンバーと思わせる。

Die_frau_ohne あんまり好きだから、ふたつもあるサヴァリッシュの「影のない女」!
じゃなくて、以前久しぶりに取り出したら、CDの鏡面がまったく喪失していたのですよ。このショックは巨大だった。
日を追って進行し、今回は3枚すべが塩を吹いたように変貌していた。

Cd このような恐ろしいことがあっていいのだろうか。
あと、デンオンのインバルのマーラーも大半やられてしまった。

この「影のない女」はとっくに廃盤になってしまっていたものだから、中古で発見したときはめちゃくちゃ嬉しかった。
「輝きのないCD」はもうご免だぞ。気をつけようがないが、みなさんも気を付けてください。

この作品、やはりベームが一番いいと思っている。ウィーンでのライブや、ザルツブルクでのFMライブなどでは、燃えまくり燃焼しつくしていて凄まじい。
さて、明日も行きますかな。

 

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コメント

こんばんは
私、サヴァリッシュの「影のない女」のライブ見ました。市川猿之助演出の。ビデオ出てないですよね。絶対売れると思うのですが。
ベーム盤、欲しいと思ってるのですが、他にも欲しいのがあるので、なかなか手が回りません・・・。

投稿: HIROPON | 2007年4月15日 (日) 02時28分

>私、サヴァリッシュの「影のない女」のライブ見ました。市川猿之助演出の。ビデオ出てないですよね。絶対売れると思うのですが

http://www.tdk-mediactive.com/frame_content.php?link=opera&did=3~13&showme=everything&from_id=2613


サヴァリッシュ&猿之助のDVDは最近出てますよ。

投稿: >HIROPON | 2007年4月15日 (日) 03時58分

はじめまして。naopingさんブログとのリンクで、こちらのブログもしばしば読みに来させていただいてます。

CDの塩吹きには驚きですね。棚に置きっぱなしで何年もかけずにいたCDにカビを発見したことは私もありますが、塩を吹いたというのは経験がありません。そうなる前にたいてい中古売却しちゃってるからかな?w でも、怖いですね。CDは開発された当初から、「本当にうたい文句どおり半永久なのか?」という疑問が出ていましたね。塩は、蒸着アルミの腐食ということでしょうか・・。

ところで「影のない女」は、カイルベルト盤の復活が望まれますね。これは何故、いまだに未発売なのでしょう・・。ベームのデッカ盤も今は入手困難で、いつだったかオークションで見たら凄い値段に吊りあがってました。幸い(?)私はあまりR・シュトラウスにはまっている方ではないので、再発売を気長に待ちますけど・・。^^)

投稿: さすらいのジーン | 2007年4月15日 (日) 06時55分

HIROPONさん、こんにちは。
サヴァリッシュの公演は行きそびれましたので残念でなりませんが、NHKの放送を録画して、後生大事にとってあります(笑)
遂にDVD化されるんですね。日本の舞台のようですが、今思うと素晴らしいキャストに斬新な舞台ですね。
情報ありがとうございます。また、触手が動きます(笑)

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 11時44分

さすらいのジーンさん、こんにちは。ようこそおいで下さいました。
CDの腐食(?)は、私の人生の中でも、かなり上位に食い込むショックな出来事の一つでした!!(笑)
湿気もないし、普通の保管方法でしたが何がそうさせたんでしょうね?

カイルベルト盤、ありましたね。アラベラとかマイスタージンガーと同じ頃のライブですよね。皇帝が、ジェス・トーマスだったかと記憶します。
ベーム旧盤は、ハンス・ホップで、ちょっと古風でしょうが、こうなりゃ両方聴いてみたいです。
すごいものを思い起こさせていただいて、ありがとうございます(笑)

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 12時05分

yokochanさま こんばんは
お久しぶりです。

サヴァリッシュ盤も、私、もっています。
残念なのは、バラクの妻の歌手がもの凄く弱くないですか?
出たときに、私は日本盤を購入したんですが、ベーム盤のニルソンさんがもの凄く素晴らしいので、サヴァリッシュ盤(完全全曲盤)はちょっと落ちるかなって思ったんですよ。あの至難の役をきちんと歌うことは、難しいんでしょうね~。

ベームの55年盤も注文しています。届くのが愉しみです。

ミ(`w´彡)

投稿: rudolf2006 | 2007年4月15日 (日) 17時38分

こんにちは。リンクありがとうございます。サヴァリッシュ盤はいいですね~、3幕の皇后の苦しむ所のオケがめちゃくちゃカッコイイです。
実は、私のこの曲のベーム盤も大変なことになっておりまして・・・買い換えようと思っております。買ったときのスポンジがそのままくっついてしまったのですね。懸命の救護も空しく第2幕はたまに飛びます。まあ、ベーム輸入盤は現役なのでそのうち・・・と思っています。カイルベルト盤もウチありますよ。あと、すっごく聴き辛いライブ録音のカラヤンもありました。ルチア・ポップが端役で出てたような・・・。
猿之助さんの舞台は懐しいですね・・・。暫く同じ演出で現地バイエルンでも続いてたみたいですが。

投稿: naoping | 2007年4月15日 (日) 20時17分

猿之助演出のをテレビで偶然見て、このオペラがおもしろいと思いました。ベーム指揮の録音(1977,Live,DG)も好きです。

投稿: edc | 2007年4月15日 (日) 21時06分

rudolfさん、こんばんは。
やはり、お持ちですね、この盤。
ヴィンツィングはこの頃活躍してたドラマテックソプラノで、日本でもシュタインとN響に客演してました。以来名前は聞かれません・・・・。
ここでは、それなりに頑張ってますが、他盤のスゴイ方々に比較すると弱いですねぇ。
ベームの55年盤って、出てるんですか!調べなくては。

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 21時25分

naopingさん、こんばんは。
そう、サヴァ盤は3幕が白眉ですね。

スポンジの吸着は、私もベームのモーツァルトが被害に会いました。
DGやフィリップスは、かつてご丁寧にスポンジを入れてくれたが、アダになりましたね。全部探し出して取り外しましたよ。
カイルベルト盤お持ちとは、うらやましい~。

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 21時29分

euridiceさん、こんばんは。
このオペラは変な筋立てですが、いい音楽です。
そして、本心はベームが一番であります。

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 21時31分

僕も参戦。ショルティ&VPOのをCD、LD、DVDで持ってます。
CDとLD・DVD(ザルツブルク・フェスト。演出はゲッツ・フリードリヒ)は歌手が違っていて、CDでは、皇帝・皇后・バラク・妻・乳母が順にプラシード・ドミンゴ、ユリア・ヴァラディ、ジョゼ・ヴァン・ダム、ヒルデガルト・ベーレンス、ラインヒルト・ルンケルだったのに対し映像ではトマス・モーザー、シェリル・ステューダー、ロバート・ヘイル、エヴァ・マルトン、マルヤーナ・リポヴシェク(その他、伝令にブリン・ターフェル)。DVDでは輸入のため字幕は英語ですが、LDでは日本語字幕でした。
CDのはとびっきりのウィーン・フィルの美音が少々の歌手の難を補って有り余っておりました。ショルティも、厳格ではありながら晩年の優しさ、音楽に対する余裕が美しく録音されていました。デッカのオペラ録音はすっかり影を潜めましたが、この録音は80年代の最後の華でした。
映像の方では、少々荒っぽいながらマルトンの妻が劇的。彼女、ライヴの人なんですよねぇ。METの「トゥーランドット」もはまってましたし。あとはリポヴシェク。彼女の性格的演技、素晴らしい!

あと、欲しいのは、シノーポリ&SKDの「陰のない女」。シノーポリとドレスデン、本当に素晴らしい仕事をしたと、今あらためて思ってます。

投稿: IANIS | 2007年4月15日 (日) 22時08分

IANISさん、こんばんは。参戦ありがとうござります。
ショルティの映像は、ちょうど今アップしたばまりでした(笑)
マルトンについては、まったく同意見で、CDの苦しい歌とは別人のようですね。ショルテイの指揮も以外なほどよかったです。
 CDのほうは未聴ですが、ドミンゴだけがどうも・・・、あの豊麗さはちょっと異質なものが。

シノーポリも欲しいですね。以前は安く売っていたのに、廃盤になってしまいどこを探してもありません。残念です。
今後、ティーレマンやルイージあたりが取上げてくれればいいですし、新国では、そう、若杉氏がいますから。。。。。

投稿: yokochan | 2007年4月15日 (日) 23時56分

今度、初めて陰の無い女をパリのオペラバスチーユに見に行きます。
ロバートウィルソンのディレクションによるオペラです。
誰かこんな見所があれば!など、情報があれば教えて下さい。

投稿: satoshi | 2008年2月 5日 (火) 06時50分

satoshiさま、はじめまして。
コメントありがとうございます。出張しておりましたので、遅くなってしまいました。申し訳ありません。

いやぁ、うらやましいですね。
バステューユのサイトを見ましたが、鬼才ロバート・ウィルソンの舞台はシンプルながら、東南アジアを思わせる静謐な雰囲気の舞台写真ですね。

やはり、演出家がこのお伽話をどう解釈するかが最大の見ものでしょうか。乳母が魔法で現出させる、若い男や金品。
バラクの手に急に現れる刃物、石になっ皇帝、皇后が飲むことを躊躇う泉・・・。数々のリアルな不思議がどう表現されるかです。
そして、非人間が人間の女性に変貌してゆく皇后の葛藤がこのオペラ最大の見せ場です。

歌手では、ハヴァラタのバラクが面白そうです。
映像で見た彼は、かなりの演技派です。
私ごときが、あれこれ言って申し訳ありません。
ともかくsatoshiさまの感性で、パリの影のない女をお楽しみください。また、ご覧いただいた感想をお聞かせいただければ幸いです。


投稿: yokochan | 2008年2月 6日 (水) 21時57分

ハイティンクの影のない女とは、凄いお宝音源を入手されましたね。キャストの豪華さにもビックリです。
 私は影のない女は高校時代からサヴァリッシュ盤で聴いてきました。初のカットなしの完全全曲盤として当時話題になったものです。CDの鏡面が塩をふいてしまったのは、大変な災難でしたね。私もガーディナーのベートーヴェン交響曲全集の一枚目を駄目にしてしまったことがあります。私の場合は落としてレーベル面に傷をつけてしまったので、私が間抜けだったのですが・・・ガーディナーは最愛の指揮者の一人なので高い全集を買いなおしました。
 最近、市川猿之助演出サヴァリッシュ指揮の影のない女のDVDを買いました。恥ずかしながら影のない女を映像付きで鑑賞するのは初体験だったのですが、いい意味で西洋と東洋が共存した壮大で素晴らしい舞台でした。

 ブログ主様はドホナーニ指揮の影のない女日本初演も観劇しておられるのですよね。私もみたかったなぁ・・・

投稿: 越後のオックス | 2011年2月14日 (月) 00時16分

越後のオックスさん、こんばんは。
影のない女は、シュトラウス好きなら絶対にはまるオペラですね。
ワーグナーじゃなくて、モーツァルトの世界です。
サヴァリッシュなくしては、90~00年代の影なしはありえなかったと思います。
その前はケンペ、そしてカイルベルトなのですが、ケンペのいい音での音源が残されなかったのが残念です。
ハイティンク音源はまさに天恵みたいなもので、このオペラの歴史にきざまれるべき名演奏だと思います。

サヴァリッシュのDVDは、その上演には立ち会えなかったのですが、NHKのテレビで何度も楽しみました。
あまりに歌舞伎と化した舞台に、ハンブルクのエヴァーディングの正統上演を体験していただけになじめなかったのですが、いまDVDで見てみると極めて新鮮ですね。
ともかく素晴らしいオペラだと思います。

投稿: yokochan | 2011年2月14日 (月) 23時44分

ヴィンツィングで検索していて見つけまして私も一言。「影の無い女」に馴染んだのはサヴァリッシュ盤ででしたねえ。ヴィンツィングに不満があってもバランスがいいと思います。後はベーム旧盤ですね。
ここらの感想をブログにまとめましたのでよろしければご覧ください。
http://tsukucon.exblog.jp/16829940/

投稿: M.K. | 2011年11月19日 (土) 14時49分

M.K.さん、こんにちは、はじめまして。
ブログご案内ありがとうございました。
すごい充実ぶりですね。
そして、わたしと同じような体験をされてらっしゃって、とてもうれしく存じます。

サヴァリッシュ盤は録音も含め、完全盤だし、一番ですね。ベーム旧盤は、ジャケットのみ脳裏に刻まれてますが、残念ながらまだ未聴です。
お金のかかるこのオペラですから、スタジオ録音はもう望めず、映像が中心になってゆくのでしょうね。

投稿: yokochan | 2011年11月20日 (日) 15時35分

 お早うございます。下野さんのブラ・シェン他の演奏会の記事、今から楽しみにしております。演奏に関する文章だけでなく、コンサート後の飲み会に関する文章もいつも楽しみにしております。本当に神奈川フィルは、指揮者も団員もお客さんも音楽する喜びにあふれてますね。
 涙がちょちょぎれるほど悲しいことがありました。2011年夏に某ネット通販で購入したブーレーズ指揮ウィーンフィルの大地の歌にノイズが入るのです。第6楽章の初めのあたりです。プツッという音です。今まで気が付かなかったのが自分でも不思議なのですが。ヤフー知恵袋で「マスターテープに起因するノイズでしょうか?」と質問したら「私のにはそれらしきノイズは入ってなかった」という回答をいただきました。気に入っているCDだけにサヴァリッシュの影のない女やインバルのマーラー全集をやられた時のブログ主様に匹敵するショックを受けています。ディスクを落としたり盤面に傷をつけたりした記憶は全くありません。なぜ私のだけがと思ってしまいます。大地の歌が入っているインバルのマーラー全集と同じく大地の歌が入っているラトルの全集を注文しました。今度は大丈夫だと思います。ラトルの全集は嘆きの歌が入っているのも魅力です。ブログ主様は嘆きの歌をお聴きになったことはおありですか?ブーレーズのマーラーの件はツイッターでも愚痴りましたがここでも愚痴ってしまいました。申し訳ありません。それほど無念でしたので…

投稿: 越後のオックス | 2013年1月26日 (土) 09時08分

越後のオックスさん、こんにちは。
聴いてきましたよ、かなフィルのブラ・シェン。
完璧かつ美感にあふれた名演でした。
この素晴らしいオーケストラを多くの人に聴いてもらいたい思いでいっぱいです!

で、ブーレーズの大地の歌の悲劇には同情いたします。
盤面消失は思い切りよくあきらめもつきますが、聴いてきたあげくのワンポイント不具合は、悔しくてならないことだと思います。
ほんと同感できます。

ラトルの嘆きの歌は初出のときに即買いしてます。
当ブログではまだこの曲は取り上げてませんが、そのラトルかハイティンク盤をいずれ記事にする予定です。
あと是非とも欲しいのがCBSのブーレーズ盤です。


投稿: yokochan | 2013年1月26日 (土) 22時34分

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受信: 2007年4月16日 (月) 10時24分

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