« イタリア・オペラ集  ネヴィル・マリナー指揮 | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界から」 ロストロポーヴィチ指揮 »

2007年5月 1日 (火)

ウォルフ=フェラーリ オペラ管弦楽曲 マリナー指揮

Azeria_ninomiya1_1 世間は連休の狭間。
電車も空いているかと思ったら、意外に普通。
でも昼間の都心は空いていたような気が・・・。

こちらの画像は、連休前半に神奈川の実家に帰り、歩いて数分の山に登ったときのもの。
つつじ」は今が盛りだけれども、今年はどこも色が冴えないし、花数が間引き状態で豪華さがいまひとつのような感じ。
これも不順な天候のなさるワザなのか?
メリハリある四季は過去のものとなりつつある気がする。
日当たりの加減が私のような素人には難しいし、バカチョン・デジカメではこんなもん。
でも艶やかな紫。「つつじ」は「アゼリア」と呼ぶと何か気品とヨーロピアンな雰囲気がありますな。

Marriner_wolfferrari_1 マリナーの普通じゃない(?)オペラネタもそろそろ底を突いてきた。
たぶん最後は、イタリアの「エルマンノ・ウォルフ=フェラーリ」(1876~1948)を登場させようではないか。

ウォルフ=フェラーリといえば、かつての「学校の音楽の授業」や「NHKの名曲アルバム」などで誰しも一度は聞いたことのある「マドンナの宝石」があまりにも有名。
それ以外はともかく、作曲者のことなども無知。
これこそ「一発屋」。
でも、発掘しがいのある作曲家かもしれないのだ。
かくいう私も今回の1枚を除けば、まだ未知の人。
基本は、ブッファ的なオペラ作曲家だけれども、協奏曲や室内楽の分野にも作品を残している様子で、興味がそそられる。

ドイツ人の画家を父親にイタリア人を母親にして、ヴェネチアに生まれた。
当初は画家の道を志すが、ドイツで「ラインベルガー」に作曲を師事し、ミラノではかの「ボイート」にも学んだ。生没はヴェネチアだが、人生の殆どはミュンヘンで過ごした。
ドイツで認められた、イタリア作曲家、といったところ。
 オペラの題材を16~18世紀に求め、劇の背景は古風だが、音楽はヴェリスモの流れを汲むもの。
しかし、そこからヴェリスモの激情をきれいに取り除き、古典風の味付けをほどこした流麗なサウンド、といったらよいかもしれない。
メロディが豊かで、どこかで聞いたような旋律のオンパレード。

そんなナイスな一面をこのマリナー盤は味わえる。
アカデミーのオケの小気味よさと、柔軟さ。マリナーのあっさりした味付け。
これらが、ウォルフ=フェラーリの楽しい音楽にマッチして、楽しめますよ。

 1.「スザンナの秘密」 2.「四人の田舎者」 3.「愚かな女」 4.「街の広場」
 5.「恋をする医者」  6.「マドンナの宝石」

「スザンナの秘密」はかつて、ガルデッリ指揮のスコット盤があった。
マリナーと同様のLPが、レーグナーの指揮であって、評論家U氏は大絶賛・・・。

|
|

« イタリア・オペラ集  ネヴィル・マリナー指揮 | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界から」 ロストロポーヴィチ指揮 »

コメント

yokochanさま こんにちは
いつもコメント、ありがとうございます。

ヴォルフ・フェラーリは、管楽器の曲も良い曲が多いですよ~
それにしても、マリナーのレパートリー、もの凄く幅広いですよね~。大昔はバロックだけ、それから古典へ、それから、オペラ、それから現代曲まで、才人の一人ですよね~

それに、こういう曲も良いでしょうね、ちょっとプレヴィンを思い出してしまいました。でも、プレヴィンよりも幅広いですよね~

ミ(`w´彡)

投稿: rudolf2006 | 2007年5月 2日 (水) 12時14分

rudolfさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ウォルフ・フェラーリには、管楽器の曲もあるんですか。
ほのぼのと、明るいサウンドは気に入りました。

マリナーを違った視点で特集しましたが、彼のマルチぶりに、大いに感銘を受けました。プレヴィンの音楽性と近いものを感じますが、おっしゃるように広大なレパートリーではマリナーのほうが、上でしょうね。

投稿: yokochan | 2007年5月 2日 (水) 22時26分

プレヴィンのマーラーの時にコメントを書かせていただいた白いくまです。
再度の遅コメントご容赦ください。

今回紹介していたCDは,ミュシャの絵が好きだという理由だけで(所謂ジャケ買い)購入してその音楽が気に入ってしまったという思い出の一枚なんです。
それ以来ヴォルフ・フェラーリのCDをいくつか集めて聴きましたが,Vn協奏曲やVc協奏曲といった大規模な曲(ヴォルフ・フェラーリにしては)も旋律が美しくて個人的には気に入っています。

それから,マリナーも日本では何でも振る指揮者のために評価は低いみたいですが,私は結構好きでCDも買っています。
弦楽器の扱いがとても上手で透明度のある響きがとても心地よいと感じる演奏が多い点が好きです。
そんなマリナーのベト7(フィリップス)が最近聴いたマリナーのCDでは上記の特徴が出ていて好ましかったです。

最後に蛇足ながら,私は千葉育ちで昨年より神奈川在住(管理人様の実家近郊)です。

投稿: 白いくま | 2007年5月 7日 (月) 18時49分

白いくまさん、コメントどうもありがとうございます。
出張しておりましたので、ご返事が遅くなりました。
遅コメントだなんて、とんでもありません。いつでも大歓迎であります。
私は、マリナーをぽつぽつ集めていくうちに購入した1枚でした。
協奏曲もお聴きになったんですね。私もならって、聴いてみようと思ってます。そして本業のオペラも真剣に聴いてみるつもりです。

マリナーは評論家によってはコテンパンですが、もたれない軽さが私にはたまらなく好きです。

白いくまさんは、私と逆パターンなんですね。これまた奇遇です。
千葉も神奈川も海に恵まれ大好きです。

投稿: yokochan | 2007年5月 9日 (水) 22時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/151893/14874590

この記事へのトラックバック一覧です: ウォルフ=フェラーリ オペラ管弦楽曲 マリナー指揮:

« イタリア・オペラ集  ネヴィル・マリナー指揮 | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界から」 ロストロポーヴィチ指揮 »