バーバラ・ヘンドリックス sings DISNEY
みんな大好き、夢の国「ディズニー・ランド」
私のようなオジサンでも、無条件に楽しめるし、我を忘れさせてくれる場所。
「ディズニー・ランド」しかなかった頃、あんな楽しい場所で、唯一「酒」が飲めないことが不満だった。マジで、ペットボトルか水筒で酒を持ち込もうかと思ったこともある。
ことに、あんなキレイな夜の灯りの中で、水割りでも飲めたら・・・・・。
しかし、「ディズニー・シー」では、酒が飲めるというじゃないか!
だが、不幸にして、子供達は友達同士で行く年頃になったし、カミサンではちょっとねぇ?・・・・「誰か、ワタシをシーに飲みに連れてって~」
突然、「ディズニー」なのは、日曜に、娘の吹奏楽部の定期演奏会があって、その中の演目が「ディズニー・メドレー」だったのである。
頭のなかは、土曜に聞いた神奈川フィルのベートーヴェンが響きつつ、「ディズニー」のメロディーたちも席捲しつつあった妙な演奏会になってしまった。
わずかにある娘のソロに、ビデオ持つ手はもう汗でじっとり。
不滅のキャラクターを生み出し、テーマパークを作り出し、映像と音楽にと、ディズニーが世界に残す足跡は巨大。われらクラシック好きにも近い存在。
いろいろな場面で使われたクラシックの名曲。
そればかりか、ディズニーの愛らしい音楽を、クラシックの演奏家が好んで取上げることもあるからスゴイ。
子供のころ、毎日曜日にディズニーの番組があり、そこで受けた印象はいい意味での情操教育にもなったのかしらん。そして、素適な音楽もみんな覚えてしまった。
アメリカはすごい、戦争に勝てるわけがない。
レパートリーの広い「バーバラ・ヘンドリックス」が、ディズニーの名曲を録音したのは、95年から96年にかけて。
愛らしいリリック・ソプラノとして、一番輝いていた頃。
曲目は左のうずまきをご覧あれ。ずらりと17曲、それこそ一献傾けながら聴くと幸せな気分で一杯になる。ややハスキーがかった歌声もまた魅力で、決して手を抜かず、立派な歌曲のように気持ちを込めて歌っている。
かといって、オペラ歌手が自分の領域にたぐり寄せたかのようなデフォルメチックな歌いぶりじゃなく、どこまでも自然で違和感のないのがいい。
あとディズニーものでは、「クンツェルとシンシナシティ」のオーケストラ集と、こちらのオリジナル盤2枚を楽しんでおりまする。
世の老若男女の皆様、そして某国パクリ・テーマパークで楽しんだ皆様も、ディズニー聴いて、「いい夢見ろよ~」
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コメント
こんにちは。去年(blogにも書きましたが)友達とシーに行ってきました。ランドじゃなくてシーなのは、もちろん、お酒が飲めるからですが・・・。何故か日本食レストランでビール飲みました。高いです。
入園して、ハナっからもろR・シュトラウスのパクリみたいな魅惑的な音楽・・・。yokochanさんはハマると思います、きっと。
私も高校のときにディズニー・メドレーやりました。しかし最近隣町の中学が商店街でコンサートやってたのを聴きましたが、同じディズニーでももう今や曲目が違っていました(ディズニー・ファンテリュージョンだったかな)。私が吹いたのなんてもはや古典音楽です。時代を感じる・・・。
投稿: naoping | 2007年6月 5日 (火) 05時59分
naopingさん、こんにちは。
そうですかぁ、R・シュトラウスのパクリとは、またいいじゃありませんか!考えただけで、ヨダレが・・・・・。
たしかに、娘のメドレーも今風でしたね。
かつての懐かしい曲は「星に願いを」ぐらいでしたもん。
いやはや。
投稿: yokochan | 2007年6月 5日 (火) 23時32分