モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 K136
週末の激しいオペラ攻勢にかなり疲れてしまった?自分で選択した、好きなものを聴いたのだから、実は全然疲れてないのだけれど、重厚長大系は少しお休み。
家庭に、仕事に、人間関係に、人生には、いろいろある。大好きな音楽も受け付けられないくらいに、ダメージを受けることもある。
聴こうと思えば聴けるけど、そんな時に大事な音楽を聴いてしまって、そのイメージを台無しにしたくない。
そんな時に、モーツァルトをさりげなく聴く。
モーツァルトはどんな時でも変わらずに、やさしく微笑んでくれる。悲しい時は一緒に泣いてくれそうだし、落ち込んでいる時も、少し距離をおいてささやいてくれる。どんな時でも、変わらずにそばにいてくれるモーツァルトの音楽。
ディヴェルティメント K136は名曲中の名曲。
明るく楽しいばかりでなく、ひっそりと悩み疲れた心に寄り添ってくれる優しい音楽。
優美とも思える第2楽章を聴くと、その繊細さに心が反応して、気持ちが開放される。
ありがとうモーツァルト・・・・、そんな今夜の気分。
R・バウムガルトナー指揮のルツェルン弦楽合奏団の演奏は、呼吸のゆたかな自然体の演奏で余計な言葉を失う。
今晩はこれまで。最短更新なり。
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コメント
yokochanさん、おはようございます。
バウムガルトナー/ルツェルン祝祭管の演奏、イイですね。大好きです。
クラシックを聴き始めたころ、バウムガルトナーのレコードには随分世話になりました。オイロディスクやDGの廉価盤は沢山持っています。バッハやモーツァルト、ヘンデル・・・・。良かったですね。
今も時々取り出しては、懐かしさに浸りつつ楽しんでます。
投稿: mozart1889 | 2007年7月 5日 (木) 05時50分
mozart1889さん、こんにちは。TBありがとうございました。
今日たまたま、カラヤンの同曲をネットで聴いてしまいました。
もの凄い快速運転。オケの腕試しのような演奏に別の曲を聴く思いでした。
そこへいくとバウムガルトナーとルツェルンは郷里に帰ったような安心感があります。本当に懐かしいですね。
投稿: yokochan | 2007年7月 5日 (木) 23時50分