オフッフェンバック 「パリの喜び」 プレヴィン指揮
いつの頃からだろうか、札幌スウィーツが定番化したのは。
もともと甘いもののお土産定番がたくさんあって、その土壌はあったけど、先の「白い恋人」事件みたいなことも起こってしまう。
まあ、そんなことは気にせずに、札幌に行ったら、酒や肴、寿司にラーメンも食べるけど、スウィーツも食べちゃうのだ。
店でテイクアウトして、ホテルで朝食代わりにしたりするオヤジって・・・・。
「モン・ジェリ」という、すすきのはじっこにある店。琴似にもあるらしい。
「ホワイトティラミス」と「森のケーキ」。
見た目も麗しいケーキは、甘さも控えめだけれど、濃厚な旨味に満ちていて、ちょっとコワイが、そのおいしさには勝てない。
来日中のプレヴィン、デジタル初期の82年に録音された華やかなオッフェンバックのパリの喜びを。
ロザンタールがオッフェンバックの歌劇からいいとこばかりを選んで編曲したバレエ音楽。全23曲それぞれ聴いたことのある名旋律が次から次に繰り広げられて、めっぽう楽しい。
バレエの内容は、19世紀末のパリのカフェを舞台にした華やかな人生模様らしい。
残念ながら、音楽も筋立てもそれ以上のことはないと思うが、その楽しい気分に無条件で浸ることできていい。
プレヴィンが音楽監督を務めたピッツバーク響がうまい。
ドイツ系の音色のオケだったが、プレヴィンが指揮すると軽やかでマイルドになった。
その後、マゼールとヤンソンスが継いで、ヴィルトジティ性を増すことになるが、プレヴィンはこのオケから、ヨーロッパ風の柔らかな響きを引き出している。
ちょっと腰が重く真面目すぎるのが唯一の難点かな。
おいしい音楽もいいもんだ。
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コメント
ケーキおいしそうですね。
私は一番最初のケーキが興味があります。
投稿: おぺきち | 2007年9月13日 (木) 02時16分
おぺきちさん、こんにちは。やっぱり、白いほうですね! 白いけれど、味は完全にティラミスでした。
ホントにおいしかったですよ!
投稿: yokochan | 2007年9月14日 (金) 01時08分