ノラ・ジョーンズ Not too late と、トリスタンの夢
昨晩の夢のお話。
トリスタンとイゾルデの夢を見た。
それも、ちゃんと音楽がしっかり鳴っていた。
画像は、横浜のとある一角。
夢の場面は、第1幕の終わり。禁断の愛に踏み切り、二人が恍惚としている場面で、トリスタンがしっかりと歌っていた!
ところが、その演出たるや。
一応、私の夢ゆえ、演出はby yokochanということで。
舞台は、海または湖の上。水上を疾走する、モーターボート(のようなもの)。
そこに女性ひとりと男性ふたりの3人。一組はトリスタンとイゾルデだが、残る男性は何ものだろうか?
これが朝からわからない。
クルヴェナールかマルケかメロートか??
3人とも水着を着ている。
女性は、笑っちゃうことにメゾの「ウルマーナ」がひとり実名で登場。
彼女の水着姿、すごいナイスなんだ(笑)
船はものスゴイ勢いで、水を切って走る、走る。それでもちゃんとトリスタンは歌っている・・・・。
朝起きても、この夢を覚えていた。
ついにワーグナーは私の夢の中までを占拠しだしたのだろうか
晩にテレビで見た「鉄腕ダッシュ」で国分太一が、沖縄の海を足漕ぎ船で走るのを見た。
その影響だろうか?
誰かワタシの夢を占って・・・・・・!
夢はワーグナーだったけど、今宵はひな祭りにあやかって、素適な女性シンガーの1枚を。
ノラ・ジョーンズ(Norah Joans)。
ジャズ・ピアノを専攻したところからスタートし、バンドを組んで弾き語り、名門Blue Note に見出され、その才能を開花させた才人。
そしてなんといっても、私の注目を引いたのが、彼女がインドの高名なシタール奏者・作曲家の「ラヴィ・シャンカール」の娘だということ!!
そのセキゾテックな容姿に、父親の顔を見てとれる。
ビートルズとクラシック音楽をともに聴いてきた身としては、インド音楽・シタール・シャンカールという要素は切り離せない。
いまは、食いしん坊からの視点もあって、インド音楽が好き。
でも、ノラの歌はそんな世界とはまったくかけ離れている。
ジャズでもない、ポップスでもない、当然のことながらインドとはまったく関係もない。
ニューヨーク生まれの彼女は、完全なアメリカンだ。
弾き語りの彼女の歌は、ほとんどが自作で、ノン・ジャンルといってもいいかもしれない。
私のように普段クラシカルな人間でも、普通に入っていける。
しいていえば、「ジャニス・イアン」に似ている。
こうなると、ジャズ・シンガーでなく、マルチ・ヴォーカリストではないかしら。
伸びやかで、素直な歌。ジャジーな雰囲気も充分。
その根底は、明るく人生に肯定的だから、夜にウィスキーなどを嗜みながら聴くと、とても気分がよろしい。
このCDでは、ピアノはおろか、ギターも弾いていて、その才人ぶりを発揮している。
タイトル曲や、Wish I could、Not My Friendなどが、気に入った曲。
彼女が主演した映画「My Blueberry Nights」も、この3月公開されるという。
ますます、そのマルチな才能を開花させる「ノラ・ジョーンズ」、是非お聞きあれ。
ちなみに、妹アヌーシュカ・シャンカールは、父のあとを引継ぎ、シタールの若き名手として活躍中。彼女もまた、すごい美女なのさ。
そのCDには、姉とともに、スティングまで登場している。
妹さん、近々取上げます。父は、すでにこちらで登場済み。
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コメント
yokochanさま お早うございます。
トリスタンの夢
夢判断ではどうなるのでしょうか?
でも、良い夢ですね~
私の夢では、イゾルデも、トリスタンも、ヴォータンも出てきません、爆~
シャンカール、懐かしい名前ですね
私が高校の頃、もの凄く有名になっていたような
もうお嬢さんが、こんなに大きくなっておられるんですね~ 時は着実に流れています~
ミ(`w´)彡
投稿: rudolf2006 | 2008年3月 4日 (火) 08時15分
rudolfさん、こんばんは。
お恥ずかしい・・・・・、これだけワーグナーに毒されていryってことでしょうかね?
昨晩もまた夢を見ました・・・・・。
シャンカールの娘、やはり血は争えないんですね。
ビートルズのメンバーがもう二人も亡くなってしまったのですから、時の経過とは悲しくも恐ろしいものがありますね。
投稿: yokochan | 2008年3月 4日 (火) 22時57分
今晩は
My Blueberry Nights予告編で見ました。若い女性が
自分探しの旅に出る話しでした。yokochanさんの解説で
ノラ・ジョーンズがちょっと気になってきました。
投稿: 風車(かざぐるま)2号 | 2008年3月 5日 (水) 19時35分