« モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 新国立劇場 | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」 ヤンソンス指揮 »

2008年12月19日 (金)

私の好きなオペラアリア ソプラノ編

2 テノール・アリア編での、オリエンタルハヤシに続いて、オリンタルカレー。
オリエンタルは、私の子供時代に、テレビでさんざんコマーシャルが流れていた。
6時だか7時ころの、子供のマンガの放送のコマーシャルがそれ。
一番覚えているのが、松尾嘉代さんの「オリエンタル・マース・カレー」と南利明さんの「「オリエンタル・スナック・カレー」。
改めて、こちらで見れます。

1 粉末のルーだから、とっても簡単。
約100円で、野菜と肉をうまく調達すれば、ワンコインでカレーが誰でも簡単に作れちゃう。
本格的な味を期待しちゃだめ。
給食風・お子様風の味は懐かしさに溢れております。

名古屋郊外や高速のSAには、オリエンタル直営のカレーショップがあるらしい。

Schwarzkopf 私の好きなアリア。
ソプラノ編まいります。

ワタクシ、男子ゆえ、さすがにこれらのアリアは一緒になって歌えませぬ。
悔しい限りであります。

思えば、作曲家のほぼ98%が男性で、台本作家もほとんどが、男性。
そんな男諸衆が、女性の気持ちを思い作曲したわけだが、考えてみたら勝手な話である。
だいたい、自己犠牲ばかりを強いる身勝手極まるワーグナーに女心なんてわかるはずもない。
でも、モーツァルトやプッチーニ、R・シュトラウスは女心をしっかりと掴んでいたように思えるけれど、それもまた男子たるワタクシの一方的な思いなのでしょうか?

 1.ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」~「愛の死」 ニルソン
 2.R・シュトラウス 「ばらの騎士」~モノローグ シュヴァルツコップ
 3.プッチーニ 「ジャンニ・スキッキ」~「私のお父さん」 ポップ
 4.プッチーニ 「ラ・ボエーム」~「私の名前はミミ」 フレーニ
 5.モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」~「あの恩知らず・・」 シュヴァルツコップ
 6.ヴェルディ 「ドン・カルロ」~「世の虚しさを知るもの」 テバルディ
 7.R・シュトラウス 「アラベラ」~最終幕 デラ・カーザ
 8.R・シュトラウス 「カプリッチョ」~最終幕 ヤノヴィッツ
 9.プッチーニ 「修道女アンジェリカ」~「母もなく」 ドマス
10.ワーグナー 「タンホイザー」~2幕エリザベート命乞い デルネッシュ

当然10曲では治まらないのが、わたくし。

11.レハール 「メリー・ウィドー」~「ヴィリアの歌」 シュヴァルツコップ 
12.ヴェルディ 「リゴレット」~「慕わしき名」 N・デッセイ
13.チャイコフスキー 「エウゲニ・オネーギン」~「手紙の場面」 フレーニ
14.シャルパンティエ 「ルイーズ」~「あの日から」 テ・カナワ
15.J・シュトラウス 「こうもり」~チャルダッシュ シュヴァルツコップ 
16.ジョルダーノ 「アンドレア・シェニエ」~「亡くなった母を」 テバルディ

あれ、16曲になっちゃった。
まだまだたくさん。モーツァルトやプッチーニはそのどれもが捨てがたいし、ヴェルディも欲しい。ワーグナーはやはり全体として捉える芸術だから、歌だけ取り出すのが難しい。
ブリュンヒルデの自己犠牲は、最高傑作ではあるが長大すぎてここにはそぐわない。

この中から、1曲取り出せと言われたら・・・、「私のお父さん
短い中に、恋人への思いと父親への思いを見事なまでに歌いこめた名アリアだと確信している。
そして、誰もが好きになってしまう名旋律でありましょう
あぁ、感激。
娘にいつかこんなことを言われたらどーしましょう

追記)
今回記事は、先週末に書き溜めしたものでございます。
連日の酒気帯びに、さすがにわが強靭(と思われますが)なる肝臓も悲鳴をあげつつあり、なにより数日家に帰れない状態・・・・。
自宅のベットが恋しい、金曜の晩にてございます・・・・・。

|

« モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 新国立劇場 | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」 ヤンソンス指揮 »

コメント

今のCDでは80分入れることが可能なので、16曲はありですよ。なるほど、こういう選択ありか。でもR.シュトラウスだったらツェルビネッタのアリアが・・・。それと、ドニゼッティの「ルチア」~狂乱の場(当然どちらもナタリーであります)を入れるかなぁ。まぁ、これはyokochanさんが『忘れた』ものと勝手に理解してますが。「オテロ」~「柳の歌-アヴェ・マリア」も、シュトラウスを諦めて入れたいし、「魔笛」の夜の女王の「復讐の心は地獄の炎のごとく燃え」を入れたい。
まあ、テノールよりもいいアリアが数多くあるんだから、ソプラノって得ですね。

[追記]
ルイージ&SKDのチケット、ゲットしました。来年は新国(5回+2回以上)と外来オケ(CSO2回)で上京することになります。

投稿: | 2008年12月20日 (土) 10時49分

IANISさん、こんばんは。
いやぁ、ご指摘の通り、ツェルビネッタにルチアは失念でござるよ。
デスデモーナは頭をかすめましたが、夜の女王はちょいと苦手でした(笑)
まだまだたくさんあるソプラノも名曲。
男は女心を歌いたいのですな。

来年も忙しいですね。
「山の神」対策もくれぐれ怠りませにように(笑)

投稿: yokochan | 2008年12月20日 (土) 21時55分

こんばんは。私のソプラノのアリア・ベスト1は「その日から」(あの日から?どの日から?)です。歌はマリア・カラスでね。2位は「マリエッタの歌」?(死の都第1幕より)です。私も便乗してこうゆうの企画しようかな? でも恐ろしくマイナーなものも含まれそうな気がします。

投稿: naoping | 2008年12月20日 (土) 22時13分

こんばんは。
そういえばポップ好きなのに「私のお父さん」は聴いていませんでした。わたしには、このようなランキングは思いもつきません。
たとえば、シュヴァルツコップならフルトヴェングラー指揮『フィガロの結婚』の第3幕アリアがいちばん好きです。
上に出たので、魔笛、夜の女王ではクレンペラー盤のポップが好きです。
ドンナ・アンナはベームライブのトモワ=シントウと、ありゃ、モーツァルトばっかり。

投稿: にけ | 2008年12月20日 (土) 22時13分

naopingさん、こんばんは。
「その日」でございましたねぇ。
どうもいけません。脳みそのシワがアルコールで伸びつつありますわ。
しまった、コルンゴルド忘れてしもうた。
ディーリアスもブリテンも、などと考えていたら、その2が必要になってきました。
naopingさんもやってみて下さいな。
電車の中で考えたりしてると、気晴らしにいいですよ。

投稿: yokochan | 2008年12月21日 (日) 01時20分

にけさん、こんばんは。
モーツァルトは意識したわけではないのですが、何故か少なくなってしまいました。
正直、どの曲でもモーツァルトはいいですね。
アリアも重唱も名曲揃いでたまりませぬ。
気の多い私には、こんな企画は選別がたいへんで、悩みすぎて眠れませんでした(笑)

投稿: yokochan | 2008年12月21日 (日) 01時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の好きなオペラアリア ソプラノ編:

« モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 新国立劇場 | トップページ | ショスタコーヴィチ 交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」 ヤンソンス指揮 »