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2009年2月12日 (木)

コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 シャハム&プレヴィン

1_2 芝増上寺のとなりにある公園では、寒桜が咲き始めていた。
東京タワーとの対比がなかなかにきれいでありました。

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一方、増上寺には白梅が満開。

ゆっくりと春が近づいております。

Shaham_barber_korngold コルンゴルト(1897〜1957)のヴァイオリン協奏曲は、私のもっとも愛する協奏曲のひとつで、このブログにもこれまで3度も登場しております。
何が好きかって。まずその頽廃的ともいえる甘味なる旋律に溢れていること。
それが、私の好む世紀末系の音楽の延長にあることと、R・シュトラウスのオペラのような後ろ髪引かれるような哀愁と諦念にも溢れていること。
それとなによりも、ウィーンの香りとハリウッドの香り、両方がミックスされた独特の味わい。
マーラーとツェムリンスキーと初期シェーンベルクとR・シュトラウスとプッチーニ。
私の大好物ばかり。その延長にあるのがコルンゴルトなんだ。
一昨年のメモリアル・イヤーも何事もなく終了し、相変わらず静かな人気で終始していて、嬉しいやら悲しいやら・・・・・。

その不遇の人生は、これまで何度も書いてきたので、弊ブログのコルンゴルト・カテゴリーをご覧ください。
ヴァイオリン協奏曲は、健康的なエロさをもった悩ましくもかっこいい音楽で、私は毎度、舌もとろけそうなおいしい肴をあてに、葡萄酒や華やかな吟醸酒などを飲みながら聴くのが常となっている。な〜んて言うと贅沢すぎ。実際は、発泡酒や芋焼酎なんだけどね。
でも今日は、コンビニで買ってきた「ミミガー」をつまみに、レア芋焼酎の「八幡古酒」をロックで飲んでしまっているのだ。
これがまた異常にうまくて、度数も37度あるんだ。

そんなほろ酔い加減で聴くコルンゴルトの協奏曲、本日はギル・シャハムのヴァイオリンと、プレヴィン&ロンドン響で。
甘いザッハトルテのような第1楽章を以外やキリリと演奏したこのコンビ、見捨てられたウィーンを思う望郷の歌に涙したくなるような素敵な第2楽章は、美音の限りをつくし、プレヴィンともどもクールに歌いまくる。
かっこいいフレーズが変転しまくる第3楽章は、超絶技巧満載だが、シャハムは鼻歌まじりにいともやすやすと弾きまくっているし、そのキレ味たるや惚れぼれとしてしまう。
この曲のスペシャリスト、プレヴィンとLSOの味わいとリズム感に富んだバックは最高としかいいようがないです。

はぁ、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、大好きであります。

これまでの同曲記事

「ムター&プレヴィン」
「パールマン&プレヴィン」
「ハイフェッツ」

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コメント

おはようございます。
コルンゴルト、このヴァイオリン協奏曲しか聴いたことがありませんが聴く頻度は高い作品です。図書館には「死の都」が置いてあるのですが手が伸びません(^^ゞ

CDはムターとハイフェッツのものを愛聴しています。
シャハムのも良さそうですね。シャハムというとパガニーニのソナタが大好きです。

投稿: 天ぬき | 2009年2月14日 (土) 10時21分

天ぬきさま、コメントどうもありがとうございます。
コルンゴルドは、ヴァイオリン協奏曲を足がかりに、交響曲、室内楽、器楽、そしてオペラに歌曲と聴きすすめていくうちに、大好きな作曲家となりました。
是非、「死の都」にも手を伸ばしてみてください(笑)
まさに美しい世紀末オペラです。

シャハムは、私もパガニーニを好んでます。
休日の朝など気持ちいい1枚ですね。

投稿: yokochan | 2009年2月15日 (日) 15時55分

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