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2009年7月 2日 (木)

ハイドン トランペット協奏曲 ハーセス&アバド

Pepsiso_2 今年の夏の限定ペプシは、「しそ」。

去年は、ブルーハワイ、一昨年はキューカンバー(きゅうり)だった。

楽しいのうsmile

一口飲めば、まるで「しそ」。
おいしそーでしょ・・・・、でもないかbleah

Cso 今日は、ハイドントランペット協奏曲
1796年、ハイドン64歳の最充実期のこの作品。

改良が進んでメカニックになったトランペットを想定して書かれた曲だけに華やかなソロが目立つ。
一方のオーケストラは、シンフォニーのように鳴りのよさがあって、とてもよく書かれている。
さすがはハイドン。

フンメルと並んで、髄一のトランペット協奏曲の名曲。
あとは、ヴィヴァルディ、テレマン、ずっと下ってトマジ、ジョリヴェあたりだろうか。
トマジの曲は、神奈川フィル定期で聴いたことがあった。ジャジーな雰囲気が粋な曲だった。
でも、モーツァルトは、何故にトランペット協奏曲を書かなかったんだろ?

15分たらずの演奏時間、変ホ長調の屈託ない明るい協奏曲は、中身はともかく、メロディも一聴して覚えてしまう親しみ溢れるものだ。
これが、シカゴ交響楽団の名手、アドルフ・ハーセスの手にかかると、フレンドリー感はそのままに、多彩で鮮やかな音色を難なく次々に繰り出してみせて、舌を巻くどころか唖然とさせてくれる。
ショルティ時代を飾った、「ザ・シカゴ」のような音色のハーセスだけに、ピーンと突き抜けるような響きがあまりに素晴らしい。
マーラーの5番、展覧会、ツァラトゥストラなどなどに、刷り込みのようなその音色。
すごいものです。

アバドシカゴ響の品のいいバックも弾みがよろしく素敵なのである。

このCDは、アバドがシカゴの首席客演指揮者時代の貴重な1枚で、ほかはいずれもモーツァルトで、グレヴェンジャーのホルン、エリオットのファゴット、スティルのオーボエのそれぞれ協奏曲が聴ける。
シカゴ、ベルリン、ウィーン、ドレスデン、パリ、管の名手が多いオーケストラ。
名人揃いのオーケストラ、指揮者は楽なのだろうか、それとも大変なんだろうか・・・

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コメント

今晩は。お久しぶりです。
 ハイドンのトランペット協奏曲は好きです。ハーセス&アバドの演奏は未聴ですが、アンドレ&グシュルバウアーの演奏ならよく聞きます。鬱陶しい梅雨の季節にはプロコフィエフの古典交響曲と並んで鬱陶しさを吹き飛ばすためによく聞きます。ブリリアントのハイドン全集には、古楽器オケによる同曲の演奏が収録されていますが、まだ未聴です。
 余談ですが、プルーストの大長編「失われた時をもとめて」を読了しました。脳みそが千切れるほど難解な箇所も多々ありましたが、骨を折って読む価値のある作品でした。ワーグナーの指環の文学版みたいなもニュメンタルな超大作でしたね。

投稿: 越後のオックス | 2009年7月 2日 (木) 22時07分

 村上春樹氏の話題の新作「1Q84」も読了しました。私の好きなヤナーチェクのシンフォニエッタが作中で重要な役割を果たす小説です。それもセル&クリーヴランドと小沢&シカゴの演奏が。私は彼はノーベル文学賞を貰っても全くおかしくない作家だと思っています。小説とエッセイはほとんど読んでいますし、その実力はいやと言うほど知っているつもりです。去年はル・クレジオと言うフランスの作家にとられてしまいましたが、今年か来年こそはと思っています。

投稿: | 2009年7月 2日 (木) 22時17分

街の明かりがとてもきれいね、よこはま~♪ってなわけで、横浜の楽しいひととき、まだ抜けてませんが、ハーゼス=アバド=CSOの豪快で屈託のない演奏、トーゼンCSOファンの私、愛聴してますです(でも、柔らかな音色ではナカリャコフ)。CSOのトランペット、ハーゼスと現在のトップであるケリーの両方をライヴで聴けましたが、ケリーのセンシブルな演奏もそのうちハイドンの協奏曲を聴いてみたくなりました。

傍信;越後のオックスさま

「失われたときを求めて」読了お疲れ様でした。私も10年前読みましたが(半年かかりました)、ワーグナーの楽劇というなら、マンの「ヨセフとその兄弟」のほうがもっと近しいものがありました。ではマーラーは?
ムージルの未完の大作「特性のない男」がどうもそれらしい。カフカよりももっとです。「士官候補生テルレスの惑い」を読んでそう思った次第です。

投稿: IANIS | 2009年7月 2日 (木) 23時21分

越後のオックスさん、こんばんは。
この曲もそうですが、梅雨の鬱陶しいときに聴く管楽器の協奏曲は爽快であります。
アンドレもすごい奏者ですね。グシュルバウアーの後に、カラヤンとも録音していたような記憶があります。

村上氏のクラシック音楽通ぶりはなかなかのものです。
天の邪鬼なもので、「1Q84」はまだ読んでません。
でも、シンフォニエッタが登場する、しかもセルや小沢の演奏とは!
気になりますねぇ~。私は氏の作品は少ししか読んでませんが、いずれも感銘とともに大いに楽しみました。
ちなみに、私の好きなシンフォニエッタは、アバド(LSO)、クーベリック、マッケラスに小沢であります。

越後のオックスさんは、かなりの文学通でいらっしゃいますから、「プルースト」となりますと、私なんぞは、思考停止状態になってしまいます。
このへんは、同郷のIANIS兄にお任せしたいと存じます(笑)

投稿: yokochan | 2009年7月 3日 (金) 00時34分

IANISさん、こんばんは。
横浜の夜はいいもんです。街のあかりも酔い過ぎてぼやけて見えてしまうんです・・・・。
ハーセスは、ホルンのダムのように、好きな方からは神様のような存在なんですね。
私は、ショルティのマーラー5番で接しましたが、確かに神様でした。

越後のオックスさまへも書きましたが、ワタクシは文学は本格的なものに弱いものですからして、あげられた作品はいずれもさっぱりの世界です(笑)
どうぞ、こちらを利用されて文学談義を咲かせて下さいまし(笑)

投稿: yokochan | 2009年7月 3日 (金) 00時54分

>>IANIS様

レス有難うございます。
トーマス・マンは大好きです。
長編は「選ばれし人」意外は皆読んでおります。
「ブッデンブロークス」「魔の山」「ファウスト博士」
などが好きです。短篇だと「ヴェルズングの血」が好きですね。辻邦生や北杜夫が好きなもので彼らが憧れている
大作家といわれたら関心を持たずにいられませんでした。
マンは大変なワグネリアンですよね。プルーストもそうですが。

ムージルはまだ読んでおりません。とても興味はありますが。

投稿: 越後のオックス | 2009年7月 3日 (金) 18時28分

yokochanさま お早うございます〜

コメントが遅くなってしまいました。

ハーセスさんのラッパ
超名人芸ですよね〜。
80歳を越えても第一線で活躍されたこと、これまた名人です〜。
ハイドンのこの曲、私も持っています。
いずれも素晴らしい演奏が続きますよね〜。

こんな奏者ばかりだと、指揮者は変なことが言えないので、大変だと思いますよ。オケマンは、誇り高いですから〜。ハーセスさんのインタビューを読みましたが、指揮者はボロクソに言われていました。
「お話ばかりで、演奏は5分、そんな指揮者はゴメンだ」と厳しく言われていました、私もゴメンですが、爆〜。

ミ(`w´彡)

投稿: rudolf2006 | 2009年7月 4日 (土) 08時07分

rudolfさん、こんにちは。シカゴの名手たちのこのCD、聞き応えありますね!いずれもすごいけど、気分爽快です。

やはり、名人揃いのオケは扱いにくいのですね。
無口で練習中もあまりしゃべらない指揮者、ハイティンクやアバドが好まれるわけですね。
彼らは一転、ライブで爆発するところがまたすばらしいです。

ハーセス爺さん、口も達者なんですね(笑)

投稿: yokochan | 2009年7月 4日 (土) 21時09分

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