ヴェルディ 「アイーダ」 ムーティ指揮
名古屋が発信した手羽先文化。
東京にもいくつも出店した「世界の山ちゃん」。
ここで繰り広げられた怒涛の大クラヲタオフ会
お招きいただき、連チャンもいとわず、いそいそと参加してまいりました。
みなさん得意の分野をそれぞれお持ちで、大いに刺激されることばかり。
話すことは音楽のことと、ラーメンのことばかり(笑)。
いいですなぁ。こーゆうのって。
私は、移動する仕事にも恵まれていて、各地でこうした集いを持つことができてます。
数えたら、今回で6つめの輪ができました。
いつか、全体総会なんぞ開催できたら凄いことになるかも
皆さん、どうもお世話さまでした。
いつもよりデッカイ画像で。
本格的な夏をまじかにして、熱いオペラ、「アイーダ」を。
ヴェルディ(1813~1901、ワーグナーと同年に生まれ、ワーグナーより長生きした)、26作のオペラのなかで、最後から3つめの後期充実期の作品で1870年。
その年、ドイツではワーグナーは「リング」の仕上げに勤しんでいた。
1869年スエズ運河が竣工、あわせて首都カイロにオペラハウスが建設され、そのこけら落としのオペラの作曲の依頼に基づき生まれたのが、古代エジプトを舞台とするこの「アイーダ」。
結局は諸事いろいろあって、こけら落としには間に合わなかったらしいが、1871年のクリスマスに上演され大成功。ついで、スカラ座でもヴェルディが立会い入魂のリハーサルをつけ、これまた大成功。
いまや、オペラの人気曲のひとつ。
こけら落としという祝典的な場を想定していただけあって、バレエや大合唱をふんだんにとりこんだ、壮大なオペラとなっていて、その分上演にもっともお金のかかる作品のひとつでもあるわけだ。
ゴージャス・メトでのレギュラー演出はいわずとしれたゼッフィレルリ版。
そう、昨シーズンの新国のオープニングがそのプロダクションだし、10年前のこけら落としの一環上演でも出された。動画・3分程度
あと記憶に残るものでは、NHKホールのコンサート部門はサヴァリッュの第9だったけど、オペラはこの「アイーダ」だった。
その時の歌手が、ベルゴンツィにコソット、指揮はファブリティース。
テレビにかじりついて何度も観たもんだ。
そして伝説的な上演としては、1972年ミュンヘンオリンピックの記念公演。
アバドがスカラ座を引き連れていっての上演で、ドミンゴ、コソット、カプッチルリ、ギャウロウ、アローヨというドリームキャストによるもので、FM放送され長く愛聴したし、音源も手にいれたけど音が悪い。でも熱気あふれるものスゲー演奏なのだ、これが。
そのアバドのレコーディングを鶴首していたのに、そのキャストをほぼそっくり使って録音してしまったのが、リッカルド・ムーティだったのだ。
1974年、ムーティの鮮烈なデビュー盤。
アイーダ:モセラット・カバリエ ラダメス:プラシド・ドミンゴ
アムネリス:フィオレンツァ・コソット アモナスロ:ピエロ・カプッチルリ
ランフォス:ニコライ・ギャウロウ エジプト王:ルイジ・ローニ
使者:ニコラ・マルティヌッチ 巫女 :エステル・カサス
リッカルド・ムーティ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
コヴェントガーデン歌劇場合唱団
(74.6 ロンドン)
当時高校生のワタクシ、ワーグナーと並んで、ヴェルディ=愛だったので、即レコードを購入。
そして、アバド好きにありがちのムーティへの軽い嫉妬心を抱きつつも、ドキドキしながらも聴きましたよ。
そしてその鮮烈でかっこいいムーティの音楽に痺れまくり、興奮しまくり、わたしも箸振りまくり(?)。
これだけのすごいキャストを前に堂々たる指揮ぶりに加え、随所に聴かれるドラマテックなまでの追い込みにすごさ。ことに凱旋行進曲に乗った大アンサンブルのかっこいい締めくくりなどは、もう何度も何度も聴いて、胸のすくような感激をそれも何度も味わった。バレエ音楽も、実際に舞台じゃ踊ることのできそうもないダンサー泣かせのぶっちぎりの超スピード。
一方の繊細な場面では、ロンドンのジェントルなオーケストラの持ち味がよく出たすっきりぶりで、この演奏をにぎにぎしいだけのものに終わらせていない。
アバドのミュンヘンライブの方が、熱いのは確かだが、後年のアバドの正規録音よりはこちらのムーティ盤の方がオペラティックな感興に富んでいるかもしれない。
いまこうして聴いてみると、少し青臭くも感じるのも確かで、運命に翻弄される登場人物たちの心情にもっと踏み込んでくれてもよかったとも感じる。
EMIの滑らかすぎる録音も、ちょっとマイナスか・・・。
一方、歌手陣には文句のつけようがない。
70年代を代表するキラ星の歌手たち。
絶妙のピアニシモを聴かせ、独特の緊張感と快感を呼び覚ますカバリエ。「O patoria mia・・・」の名アリアは絶品。舞台じゃなくて音源でこそ映えるカバリエの絶頂期!
テカテカぶりが、後年ほどでなく、剛毅さあふれるドミンゴ。
圧倒的な存在感と、声の威力が目覚ましいコソット。
ヴェルディオペラにおける最強の低音コンビ、カプッチルリとギャウロウ。この二人の歌いこみの深さは、映像社会の今となってもその声だけで、ドラマが語られ脳裏に浮かぶ。
この二人ともにいまや鬼籍に入ってしまった・・・・。
チョイ役のローニの美声のエジプト王に、のちのドラマテックテノール、マルティヌッチが贅沢にも登場している。
何年ぶりかで懐かしい思いで聴いた「アイーダ」でした。
「世界の山ちゃん」の続き。
左は、納豆オムレツ。糸も引くけど、あと引く癖になりそうな一品にございましたよ。
それと、右は、名古屋のスーパーで見つけて買ってきた山ちゃんブランドのサワー。
これがまぁ、強烈なゲテものサワーでございましてね、なんと、八丁味噌味なんざますよ。
甘くてベタベタで、なんとも言えないお味にございました。
次回は、これいってみますか皆さん・・・・・。
わたしゃこれは遠慮しますがね
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コメント
おお^^ムーティのアイーダ。
これもよい。
私はオペラを聴くときのポイントとして
男性歌手は誰?というのが重要なファクターになります。
その点このムーティ盤はご指摘の通り
ドミンゴ、ギャウロフ、カプッチルリ、マルティヌッチというように
考えられないくらいのキャストです。
ま、偉い先生達の意見では
カラヤンの指揮でウィーンフィルあたりの
デラックスなオケだったらなー。。
という希望らしいですが
ま、これはこれで元気なムーティの
すいすい進むアイーダでよいですね。
(ホントはカラヤンがいいって思ってます^^;)
このアイーダ、戦前から大人気のオペラで
SPレコードでも沢山でています。
この私の所にも何種類かのアイーダの全曲のSPが
集まってきました。メデタイ。
話題のマルティヌッチのヴェロナの野外の公演の
画像ってありますよね?
ラダメスの最初のアリアの後半には観客が
マルティヌッチの他の歌手よりも
ながーいBの高音の途中から大歓声で
「すごいじゃん^^」って楽します。
その後、私もご多分に漏れずヴェロナで
アイーダを聴いてきました。
ヴェロナのアイーダ公演が悪かろうハズもなく
私は大興奮だったのですが、
隣の席で妻は、第3幕のあたりで熟睡してました。
フト気がつくと、周りのほとんどの方々が
あの大音響のアイーダをバックに
爆睡をかましてました。
あはは^^
投稿: 蓄音器ファン | 2009年7月12日 (日) 17時00分
昨日は、連チャンでお疲れのところ、オフ会にいらして頂き有難うございました。
4時間以上、クラヲタ話で盛り上がり楽しい一時でありました。
神奈川フィルも今度是非聴きに行ってみたいです。出来れば「あの指揮者」が見たい、もとい聴きたいです。
ムーティのアイーダ、豪華歌手陣と若きムーティの熱演が素晴らしいですね。って、このCDが唯一の手持ちなのですが…。
今後とも宜しくお願い致します。
投稿: golf130 | 2009年7月12日 (日) 18時05分
2日連続でお会いするというのも、やはり音楽つながりというのはいいものですね。
楽しかったです。
実はアイーダCDも持っておらずほとんど知らないんですね。ヴェルディとかプッチーニあたりのイタリアものがどうも苦手なので。
yokochanさんのブログに刺激を受けつつアイーダ・デビューしようかな〜。(笑)
投稿: ピースうさぎ | 2009年7月12日 (日) 19時39分
昨夜はご多忙のところ、オフ会にお出でいただきまして、ありがとうございました!
そんなに間を置かずに第二回があるかも(笑)。そのときも是非、ご参加下さいませ(^^)。。。八丁味噌サワーは厳しいですが(^^;。
投稿: 左党 | 2009年7月12日 (日) 21時14分
蓄音器ファンさま、こんばんは。
えー、ヴェローナに行かれたことがあるんですかぁ~。
野外オペラはいわゆるひとつの憧れでもあります。
マルティヌッチの映像、そしてライブ音源を持ってます。
マッチョな方ですよね。
見るからにラダメスかカラフって感じで。
ムーティはきっとこの先もアイーダを振ることがないと思いますが、カラヤンは老いても挑戦したところがすごいです。
しかも二度ともウィーンフィルで。
欲を言えば、べルリンフィルでも聴いてみたかったです。
ヴェローナは気持ちいいんでしょうか?
観光客ばかりなのでしょうか??(笑)
あの大音響で寝てしまうんですね~
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 21時51分
こんばんは。私も最初はイタリア・オペラに抵抗がありました。が、ヴェルディで初めて触れてから楽しさを知りました。とくに「アイーダ」はカラヤンの初録で初めて聴き、様々な演奏家で違いがわかって面白いです。
ムーティとアバドはイタリア出身なのか、持ち味を生かしたサウンドでカッコイイ。メータもアジアのパワーで相性が抜群。
ポピュラーの競作版のように楽しみたいですね。
投稿: eyes_1975 | 2009年7月12日 (日) 21時56分
golf130さん、昨晩はどうもお世話になりました。
あの4時間の間に何度トイレに行ったことでしょう。
私はあのあと、電車出発2分前の東京駅のトイレに駆け込み焦りまくりでした(笑)
歳取るとキレが悪いもんですからして・・・・。
ホッピーはすぐに近くなってしまいますので、次回が異なる酒類で攻めたいと思います。
アイーダは夏の音楽です。
野外でパァッーと行きたいところですが、結構、葛藤の心理ドラマみたいなところがありますので、奥が深いです。
神奈フィルに是非、見に(!)いらしてください。
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 21時59分
ピースうさぎさん、こんばんは。
昨晩も、一昨日に続きお世話になりました。
楽しいひと時でしたね。
音楽以外になにもない集まりって気兼ねなくいいもんです。
アイーダは、イタリアオペラの登竜門としては最適かもしれません。これにも変わった演出が徐々に登場しつつありますので、へたな映像を見てしまうよりは、まずは音楽になじんでいただくのがよいかと思います。
気分爽快になりますが、祖国愛と自分の愛とのせめぎあいの深~いドラマでもありますから、最後はしんみりとしてしまいますよ(笑)
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 22時06分
左党さん、昨晩はどうもお世話になりました。
とても楽しい時間が過ごせました。
音楽という共通の趣味、いいもんですね。
どこへも登場しますよ、始終さまよってますからして(笑)
そう言わずに八丁味噌サワー飲んでみてくださいよ。
でも次回は日本酒や焼酎なども行きたいですな~。
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 22時12分
eyes_1975さん、こんばんは。
私のイタオペ開眼もアイーダとそしてトスカであります。
いろいろ聞きましたが、このムーティ盤が一番しっくりきます。最初にしっかり聞いたからでしょうか。
あとはアバドのミュンヘン盤。
昨今は、お金がかかるこんなオペラのレコーディングはされなくなりましたね。
カラヤンの新盤が、そのゴージャスさでは最後かもしれません。ご指摘の演奏、いずれもいいですね。
バレンボイムがスカラ座と今年日本で上演しますが、あまりにも高すぎ!テレビで放送してくれませんかね~。
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 22時22分
オフ会、お疲れ様でした。
あ~、やはり写真、おいしそうに撮れていて、私、撮らなくてよかったです(?)。
私の周り、クラシック音楽を聴く方が少なくて、ああいった「ヲタ」全快の話をするのは本当に数少ない機会でして、本当に楽しかったです。
次回もよろしくお願いいたします。あ、あとアバドの集まりがあるようでしたら、そのときはお声をおかけください(?)
そんな私は、先ほどHMVから届いたミラノ・スカラ座/ヴェルディ・ボックスの「アイーダ」を聴いております。もちろん指揮はアバド(^^; ムーティのはち切れんばかりの情熱的な演奏も大好きですが、アバドも捨てがたいいい演奏だと思います。
投稿: minamina | 2009年7月12日 (日) 23時08分
minaminaさん、こんばんは。
昨晩はどうもお世話になりました。
とても楽しいひと時を過ごせました。
ヲタ&ラーメン会、いいですねぇ。
次回もぜひよろしくお願いいたします。
そして、アバドの集いもありましたらお声をおかけします。
ヴェルディ・ボックスは、ダブりが多くて購入してませんが、単独で入手できない、サンティーニの「ドンカルロ」が伝説級の名演なのです。
こうしたボックス化はある意味困ったものです。
アバドのマクベスにシモン、レクイエム、アイーダはあらゆるヴェルディ演奏の最高峰に思いますね。
投稿: yokochan | 2009年7月12日 (日) 23時47分
こんばんは^^
私もさまよえる様達のオフ会に参加してみたです。。。
ヴェロナは、まー100%観光客です。
もちろん私もそうです。
うれしいのは、そこらへんを走ってるタクシーが
ほとんどベンツなんですよねー
タクシーの運ちゃんに
「あー、昨日は何聴いたんだい?」といわれたので
「アイーダでした」
「あー、アイーダねー
アイーダはヴェロナじゃ間違いないからねー」って
退屈そうに言ってました^^;
モナコ先生もヴェロナに出てたんですよね!
見たかったなー。。
さだめし、お客さんは大騒ぎだったに違いない!!!
私が見たときでも
管楽器だけで50人くらい、
弦楽器だけで100人くらい、
合唱団も200人くらいで
指揮者のネロサンティだけじゃムリなので
オケと合唱が一緒に演奏するときは
舞台の袖でアシスタントが声を出して
「せーの!」と叫んでました。
(例えば1幕の「リトルナヴィンチトール」って
合唱が出る直前とかです)
また行ってみたいですね。
投稿: 蓄音器ファン | 2009年7月13日 (月) 20時40分
蓄音器ファンさま、こんにちは。
やっぱし、観光客100%なんですか!
でも気持ちいいんでしょうねぇ。
そしてそんな大編成のオケに負けずに歌う歌手たちがスゴイであります。
サンティの動きは昔も小さかったでしょうから、見えませんね。きっと。
プロンクターも2人くらい必要ですねぇ(笑)
オフ会、是非いらしてください。
お声かけますね。
投稿: yokochan | 2009年7月14日 (火) 13時19分
はいはい!ヴェロナもウィーン国立歌劇場も
基本的に、聴衆は観光客が100%です。
もちろん、その1%とか0,5%が私タチ夫婦です!
あはは^^
旅先の演奏会は、どうしてもどっしりと腰をすえて
鑑賞するという精神状態にはなれませんが
その町でしか聞けない演奏や環境って
ありますよね。オペラハウスだったり
ウィーンフィルの楽友協会のホールだったり
ヴェロナの会場だったり、バイエルン国立だったり。
そのために、わざわざ出向くわけですが、、、
でも、田舎者の私は、ヨーロッパでの食事が
3日間以上続くと、もう限界!
みそ汁と白いご飯が食べたくて発狂寸前になります。
もう!パンの顔もコーヒーの顔も見たくない!
納豆定食を出してくれ!!って叫びたくなります。
結局、旅行に行くと、最初にすることは
美術館巡りでもお城めぐりでもなく
中華料理店探しです
自分の好みに合いそうな店を野性的なカンで探し出して
チャーハンとか醤油味の食事を確保することから
始まります。
その店がわかるまで落ち着きません^^;
海外の初めての町でそれを探し出すって本当に
大変なんですよ。
そんな訳でコンサートはやっぱり地元の県民会館とか
文化会館で聴くときが一番楽しめます。
私って本当に田舎者で貧乏性なんです。。。
投稿: 蓄音器ファン | 2009年7月14日 (火) 17時25分
もう寝ようと思ってお邪魔いたしました。
ああ、にゃんにゃん~と下ってくれば・・・・
今宵は眠れなくなりそうです。
久々に愛しのムーティのアイーダを聴いて夜更かし間違いなし。
また目の下にクマが出ます~~T_T
投稿: moli | 2009年7月15日 (水) 23時45分
蓄音器ファンさん、毎度ありがとうございます。
ははっは!
その1%ないしは、0.5%になってみたいっす。
海外でのコンサート経験は一度きり、それもツアーの中に、何を間違ったか、フォルクスオーパーでの「魔笛」体験でございました。
ウィーン市民とご一緒に、的な雰囲気はとても楽しかったですが、みんな寝てました(笑)
私は、食いしん坊ですので、何日でも洋風連続が可能です。
中華料理も、変にヨーロピアンしてますよね。あちらでは。
ラーメンのスープがコンソメがかってたりして・・・・。
しかし私は、日本酒と焼酎がないとダメかもしれません(笑)
投稿: yokochan | 2009年7月15日 (水) 23時56分
moliさま、こんばんは。
すいません、興にお乗せしてしまって。
ニャンコもいいけど、アイーダもいいでしょう!
ムーティさんの颯爽とした若い指揮がとてもいいんですね、
このアイーダは!!
投稿: yokochan | 2009年7月16日 (木) 00時23分
アップなさっている解説書、東芝からEAC-77034~36の番号で発売されて居たLPの、それですね。愚生の手持ちのSLS977‥イギリスEMIプレス‥より、セッションやプレイバック時のスナップ写真が、豊富ですね。最近はワーナー・ミュージック・ジャパンが、国内企画のオペラ全曲セットに冷淡で、輸入盤のチェックが必須でございますけれども、この若ジシ時代のムーティの『アイーダ』も、歳月の経過面から見ると殆ど歴史的名盤のカテゴリーでしょうか。でも配役面からすると、今後他社が競合盤を作る度胸が消え去りかねない、強力さ。夢の実現化の一言でございます。
投稿: 覆面吾郎 | 2020年8月 2日 (日) 08時06分
高校生の時分、新譜ですぐさま買いました。
豪華な歌手たちは、いまはほとんどが物故してしまいましたが、まさに全盛期のもの。
あのときでしか実現できなかった録音ですが、DGがもう少し早くスカラ座録音を再開していれば、アバドのアイーダとなったことが、ファンとしては残念なところです。
ミュンヘンライブがオルフェオあたりから出現しないものかと思いますが・・・
投稿: yokochan | 2020年8月 3日 (月) 08時33分
『オペラ・ファンの夢がほぼ実現!』の、このムーティの『アイーダ』でした。ただ、このお方はメジャー・レーベルへの録音進出は、アバード、メータ、小澤各氏に比して遅かったですよね。1960年代にはまだ御登場されて、なかったのではないでしょうか。
投稿: 覆面吾郎 | 2020年10月 6日 (火) 10時43分
ムーティさんは、アバドたちの三羽烏より一回り世代が下でしたし、コンクール受賞も彼らより10年ほどあと。
コンサートよりオペラでの下積みが長かったからメジャーデビューも遅れたのでしょうね。
投稿: yokochan | 2020年10月 8日 (木) 08時14分
このムーティの『アイーダ』、収録場所が小澤&ニュー・フィルハーモニアO.のベートーヴェン『第九』と一緒の、ウォルサムス・アセンブリ・ホールでは、無かったでしょうか。キングスウェイ・ホールと並び、音響特性の優れた会場だったようですね。
投稿: 覆面吾郎 | 2021年1月12日 (火) 19時54分
そうですね、ご指摘のとおりウォルサムストウです。
EMIはときに、アビーロードスタジオも使いますが、さすがにオペラはこちらが多かったのでしょうか。
フィリップスは、ウォルサムストウで、ハイティンクのLPOもこちらが多く、デッカはキングスウェイですね。
投稿: yokochan | 2021年1月16日 (土) 08時19分
こんばんは、人気記事ランキングより参上。
え~、いきなり過去記事にイチャモンで申し訳ないのですが😅アバドのアイーダは、ドン・カルロ(ス)のフランス語版での録音を、オーケストラ・合唱に拒否されてのことだったかと。クライバーのボエームの穴埋めは、ヴェルディのレクイエムのはず。
投稿: アキロンの大王 | 2021年2月25日 (木) 19時54分
あらら、そうだったでしたっけ・・・・
レコ芸の対談かなにかで、アバドのアイーダが燃焼不足なのは・・・・的な記事を読んだ記憶があったもので。。。。
スカラ座のアーカイブを見ると、レクイエム録音の前にクライバーのボエームの公演がありました。
一方、アイーダ録音の数か月後にボエーム公演がありまして、その後の秋に日本公演でした。
76~82年頃のスカラ座はよかったであります!
投稿: yokochan | 2021年2月27日 (土) 10時48分