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2009年10月11日 (日)

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 ヤンソンス指揮

Fuji_3 最近、連休って多くないですかね?

この前、大型連休があったばかり。
そして来月も3連休が2回もあるし。

私のような貧乏性は、休みばかりあると焦りを感じてしまうことがある。

でも、まぁ、天気もいいし、音楽をのほほんとたくさん聴けるからいいか。

Fuji_1
飛行機の上から、富士山をパシャリ。
9月の写真だから、まだ地肌が見えていて、人ごととは思えないけど、数日前に初冠雪を記録してるそうな。
深まる秋でございます。

こう見ると、立派な火山ですよ。
飛行機で東京から西に向かう場合は、右側に座って下さい。

Bruckner_sym34_2 来日間近のマリス・ヤンソンスが今年は連れてこない来日降り番のコンセルトヘボウブルックナーを録音した。

いつも高めのこの自主制作レーベル。
今回に限っては、3番4番の2CDで2000円を切るお買い得品。
即、買いましたよ。

ヤンソンスのブルックナーは、バイエルンとの来日公演で2007年に7番を聴いている。
その時は、オーケストラも素晴らしかったし、ヤンソンスの屈託のないブルックナーがとても気に入ったものだった。

今回は、バイエルンよりもブルックナーやマーラーの演奏にかけては伝統のあるコンセルトヘボウを指揮してるだけに興味津々。
でも、私たちの耳には、ハイティンクの素晴らしいブルックナーがしっかりと刻まれているので、必ず比較してしまうことになっていけない。

だからまず、あの素晴らしいフィリップスの一連の音たちを耳から締め出しておいて、この新しいブルックナー演奏に取り組むとしよう。

冒頭のホルンから美しいホールの響きが印象的。
そして盛り上がりをみせ、オーケストラがフォルテに達するが、ここまでもそうだが、全曲通して慌てず騒がず、実に落ち着いた演奏である。
毎度のヤンソンスで、音楽の流れがとてもよく呼吸が自然で、オーケストラも気持ちよさそうに弾いているのがわかるから、表情も生き生きとしている。
1楽章後半の再現部分で、第一主題を木管が歌い、ヴァイオリンはトレモロ、チェロとビオラが美しく伴奏する。こうしたさりげない場面で、ハッと思わせる美しい瞬間がある。
こうした細部は随所にあって全曲の67分間が築きあげられているが、全体には流動感あふれる滑らかな印象がある。

日曜の晴れた昼下がりに聴いている。
青くて高い空にはちぎれ雲が浮いている。
こんな素敵な秋の空をぼんやり眺めていても、けっして音楽が邪魔しない。
あ、いや音楽を聴いているんだった。
外の景色は二の次だ。
でもこんなことを思いながら、聴けてしまう。
ここに聴くブルックナーは、3番もあわせて、極めてレベルの高い素晴らしい演奏だと思う。
私が長く聴いてきた伝統あるブルックナー演奏や、アバドやヤルヴィが描きつつある大胆なブルックナーとも違う。
汎ヨーロッパ的な、普遍的なブルックナー。スコアを信じ、突き詰めて完璧に演奏しました、という感じ。
これはこれでよいのだが、もっと揺り動かされたい。
ライブだと、もう少し違うノリを共感できるのだが、自宅で、しかも青空なんて見ながら聴いちゃうと、もう少し何かが欲しくなる。若いころヤンソンスには、もっと覇気と大胆さがあったのだが、今や、それに代わる何かが欲しいほうな気もする。それは極めて高次元で贅沢な話しだけれども。

録音のせいもあろうか、重心は上のほうにあって、響きは少し軽めに感じる。
中間色も薄いようだ。
私の貧弱な装置にも原因があるかもしれず、ちゃんとしたSACDで聴いたらどうなのだろう。ライブとは思えない素晴らしい録音なのだから。
そうしたらまた印象が変わるかもしれない。

 ハイティンクがコンセルトヘボウを辞して早や20年。ハイティンクがオーケストラとともにじっくりと熟成成長してきた証はCDにしっかり残されているし、それを今は大いに楽しめる訳だし、オーケストラは生き物である訳だから、変化して当然。
だから、シャイーを経て、ヤンソンスとコンセルトヘボウの今をしっかりと刻んでいって欲しい。バイエルンとともに、ふたつの名門に集中し、ほかのオケはひとまずお休みにして、オペラにも時間を注いでほしいものだ。

11月の来日公演は、行かずに、聴かれた方々の印象を楽しみにしております。
前にも書いたが、有名ソリストのおかげでチケット高すぎ。
2004年以来毎年聴いてきたマリス君も、今年は一回お休みです。

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コメント

あの変てこな「お笑い原理主義」から来ました。コンセルトへボウの方は世界3大オケには必ず入るような地位になってきましたね。

バイエルンも上手くなってきましたが、まだ管の方がベルリンフィルと争っているレヴェルですね。しかし弦は一流になりました。

投稿: 菅野 | 2009年10月11日 (日) 19時02分

こんばんは。ヤンソンスはブルックナーを取り上げるくらいになりましたね。彼のイメージは手兵オスロ・フィルによるロシア物というイメージだったが、ニュー・イヤー・コンサートで再認識しました。
定番のカラヤンはドイツ・グラモフォンのベルリン・フィル。アバド、ウィーン・フィル。版がややこしいですが、たいしてサウンドは変わらないじゃないの。そんな中で気にいているのが、ブロムシュテット、シュターツカペレ・ドレスデン。やはり、ドイツのオケに変わらないですし、1981年に録音ということ。N響を指揮したりサンフランシスコ響に移る前なのか、壮年期最後のようです。

投稿: eyes_1975 | 2009年10月11日 (日) 22時08分

菅野さん、こちらにもこんばんは。
「お笑い原理主義」はいつも楽しく拝読しております。
あのネタの宝庫には感心しっぱなしです!

コンセルトヘボウは実力も人気も高いです。
よりマルチなオケになりつつありと思いますが、ブルックナーやマーラーもいいのですが、彼らのフランスものも好きであります。
バイエルンも、クーベリック時代から、好きなオケでして、75年の来日は実演こそ逃しましたが、FMライブを今でも大事に残してあります。

投稿: yokochan | 2009年10月11日 (日) 23時56分

eyes_1975さん、こんばんは。
ヤンソンスは、伝統あるふたつの名門の地位に相応しく、ブルックナーとマーラーにしっかり取り組み始めました。
もともと、ミニ・カラヤンみたいでしたから、そのレパートリーは広大だと思います。
 でも、若い頃のロシアものは、ほんとに凄かったといいます。(レングラードフィルと来たときのFM放送を自己CDRにしましたが、チャイコ4番・ショスタコ5番という猛烈プログラムで、80分のCDRに2曲収まっちゃいました)

私もドレスデン時代のブロムシュテットのブルックナーは、素晴らしいと思います。
オケの持ち味が聴かれるという意味でもヨッフム以上かもしれませんね。

投稿: yokochan | 2009年10月12日 (月) 00時14分

コンセルトヘボウはベルリンフィルを既に追い越していると思われます。ベルリンフィルはお金の補助があの冷たい戦争以前に戻ったようで、特に多くはないようです、ということでここの良い奏者はどこのオケにでもいるようになりましたね。バイエルンはその典型的な例です。弦はベルリンフィルを追い越したのではないでしょうか?完璧です。管にまだまだ古い楽員が残っているようですね。ドレスデンは落ちました。良い楽員がみんな西側に出たのですね。更に東欧からも続々と良い楽員がやってきてギャラの高い旧西側のAオケから順に入っていくようです。どんなに伝統があっても指揮者が有名でもやはりギャラの高さだけで良い奏者は来るようです。ベルリン国立歌劇場も同じですね。みんな最初はベルリン・ドイツ・オペラを受けるようです。そこが駄目だったらベルリン国立歌劇場にいくようです。東西の差はすぐにはなくなりそうもありません。

投稿: 菅野 | 2009年10月12日 (月) 01時45分

こんにちは
祝日が天皇関連と春分秋分を除いて月曜日にされてから
当然連休が増えたわけね。このシルバーウィークとやらで初めて知りましたが、ポンテまで導入されてたんですね・・(5月4日だけだと思ってました)この月曜祝日ってほんと迷惑です。結果、今日も、今年は偶然月曜日の勤労感謝の日も非休日です。海の日とかも無関係・・

投稿: edc | 2009年10月12日 (月) 09時54分

菅野さま、こんばんは。
あらためてコメントありがとうございます。
ドイツの東西格差の問題は、先ごろ新聞で読んだばかりですが、年収や賃金格差などを実感しました。

そして、オーケストラ界もそうですか・・・。
日本のプロ野球の格差のように散々なものになって欲しくないです。
少なくとも、オケの伝統だけは継承していって欲しいものですね。

投稿: yokochan | 2009年10月12日 (月) 21時50分

euridiceさん、こんばんは。
連休に喜ぶ人も、そうでない人もそれぞれたくさんいらっしゃいます。
無理やり休日ばかり増やさないで、自由に休みを取れる社会や、会社の雰囲気作りのほうが大事だと思うのですが。
休日により動きが止まって支障を来す方々もいるわけですから・・・・。

投稿: yokochan | 2009年10月12日 (月) 21時54分

もう統一してから20年近くなりますが東西に格差は今でもなくならないですね。要は東側に産業が全然ないのです。統一したと思ったらポーランドまでEUに入ったので、企業は安く作るならポーランド・ルーマニアとみんな東ドイツを素通りして移って行ったので失業の山ですね。旧ほが氏ドイツの企業は全部潰れて税金が全然入ってこないし、失業手当や生活保護で税金が出て行くだけですね。当然オケに行く金なんかないですね。

こちらは年に30日休みが取れます。休まないで働いてもその分はお金にはなりません。その30日分を一年以内全部消化しないと次の年は自動的になくなってしまいます。だからみんな本気で30日休みます。

投稿: 菅野 | 2009年10月13日 (火) 05時30分

あああ、ヤンソンスなのに、乗り遅れました・・・orz

あの2007年のブルックナーの7番、素晴らしい演奏でしたねぇ。ブロックを積み重ねて巨大なピラミッドを造るようなハイティンクの曲作りとは大きく違って(これはこれで最高に素晴らしい)、オケの美しい音を引き出し、大河のように朗々と歌い流れるブルックナーでした。

このCDも手に入れようと思いつつまだ買っていません。このシリーズ、曲も指揮者もオケも私好みのものが多くて、結構持っているんですけどねぇ・・・。ガッティのベルクを買うより、こっちだったかな(笑)。

私はソリスト抜きのブラームス2番とチャイコフスキー5番という、ヤンソンス節炸裂!の予感プンプンの日に出撃予定です。yokochanさんの分まで楽しんできます?!

投稿: minamina | 2009年10月13日 (火) 22時16分

菅野さま、ご丁寧にありがとうございます。
私の知り合いのまた友人なのですが、チェコで現地人を使って自転車を造ってます。
賃金もそうですが、勤勉で手先も器用なので、ということでした。
周辺に旧東欧諸国があるだけに、東は厳しいものがあるのですね。
うーむ、これは音楽好きにとっても、ますます、ゆゆしき問題です。

「本気で休みを取る」~日本では考えられませんね。
これも瑞国の大手企業に勤める友人の話で恐縮ですが、休みもとれない人間は仕事ができない、で、半ば強制的に休みを取らされるそうです。
私なんぞには、信じらんな~い環境にございます(笑)

投稿: yokochan | 2009年10月13日 (火) 22時50分

minaminaさん、こんばんは。
これはお買い得でした。
すぐ買って、1か月以上放置してましたが、ようやく聴き、されなりの満足を得ました。
最近気持ちが、マリス君から離れつつありますので、生マリスでガツンと行きたかったのですが、先に記したとおりです。
minaminaさんの生レポートで、私のマリス離れに喝をいれてくださるよう希望いたします。

投稿: yokochan | 2009年10月13日 (火) 22時56分

BRは前任者のヨッフムやクーベリックがいますからただおいそれとブルックナーやマーラーはできないですね。僕はヤンソンスの場合はやはりショスタコーヴィッチでしょう。今までになかったレパートリーです。

日本もそういう制度にすると余り祝日なんか作らなくとも良いですね。休みを取らないのは取らないやつが悪いと、有給休暇中に出てきても賃金は特に出さなければ良いのでしょう。

投稿: 菅野 | 2009年10月14日 (水) 00時35分

 こんにちは。
 本文最後のところでチケットの話が出てきていますが、昨今の海外オーケストラの来日公演、とりわけBPOやVPOあたりは、私もこれら2つのオーケストラが世界の最高峰に位置することは認めるにしても、やはり料金高過ぎですね《特にBPO・・・某民間放送事業者が招聘するようになってから顕著になっているような気がします》。

 それはさておき、本題のヤンソンス指揮のブルックナー、本文を拝見する限りでは、縁側でぼんやり空を眺めながら聴くよりも、列車の中で移り変わる車窓を眺めながら聴いたほうが似合いそうな感じですね《どうもスミマセン…》。

 ただ私自身、今は経済的なことなどもあって全面買い控え中なので、悲しいですが、ここは見てるだけにしておきます《普通に買えば3千円近くするのがちょっと・・・まぁ国内盤新譜を買うことを思えば安いのかも知れないんですけどね》。

投稿: 南八尾電車区 | 2009年10月14日 (水) 10時56分

BPは確かに落ちています。アムスのほうが完全に上ですね。「腐っても鯛」で日本ではそういうのに大金を使うのでしょう。まあ呼ぶほうはチケットさえ売れれば良いし、内容はいつものようにお構い無しですね。

投稿: 菅野 | 2009年10月14日 (水) 18時05分

菅野さま、こんばんは。
ヤンソンスとバイエルンのショスタコは、いろんなオケを指揮した中では一番いいですね。

そして、ベルリンフィルはラトルになってから生はもちろん、彼らのCDもろくに聴いておりませんので、語る資格はないのですが、オーケストラにも浮沈があって当然でしょうか。
過去と今を聞き比べるのもまた楽しいものです。
そして、来日時の高額チケットは、そのように真剣に聴きたい聞き手の意思を削ぐものであります。
外来のオケを一度聴くより、日本のオケを何回か聴いた方がいいとも思いますが、小金があったら外来オケをしこたま聴いてみたいなんて思いも、一方であったりします。
困ったもんです、わたしみたいなミーハー聴衆がいるからいけないんでしょうか(笑)

投稿: yokochan | 2009年10月14日 (水) 21時27分

南八尾電車区さん、こんばんは、コメントありがとうございます。

そうですよ、ホットな話題ですが、チケット高すぎです。2大オケを筆頭に、アメリカのオケも相当なものです。
比較的マシなのはイギリスやロシアのオケでしょうか。日本オケもN響を筆頭に在京は高くなってきました。毎日どこかでオーケストラが聴けるという東京こそ、異常な街ともいえるかもしれません。

ヤンソンスのブルックナー、思ったよりゆったり、しっとりでしたので、ぼけ〜っと聴けました。
でも、移りゆく車窓を眺めつつ、なんてのも、きれいなブルックナーだけにいいかもしれません(笑)

未聴の山がありますので、新しいCDはさほど買ってるわけではありませんが、ショップを覗くとレジに向かってしまう自分の姿が予想されますので、行かないように自戒してます。ネット通販も酔うと危険なので素面でみるように心がけています。

投稿: yokochan | 2009年10月14日 (水) 21時48分

ケルンとビチコフのショスタコのほうがもう少しロシアに近いかも知れません。この周辺ではそれの競争が激しいですね。コーフマン・ベートーヴェンオケの全集、キタエンコ・ギュツリッヒオケの全集などで競争が凄いです。

ラットルはブル7でアダージョの打楽器を変更していつも台無しにしますね。早くこの指揮者消えて欲しいです。高いチケットはどんどん買わないで大赤字にさせれば良いのですよ。もっと呼び屋を「舐めるな」としつけないといけません。

投稿: 菅野 | 2009年10月14日 (水) 22時17分

何でチケットがこんなに高いか書きましょう。WPはBPと同額のギャラを取るそうです。彼らがケルンやシュトットガルトに客演した場合はオケだけで1000万円かかるそうです、それが日本に行くと2000万に跳ね上がるわけです。指揮者やソリストもそうです。要するに日本人はいくらでも払うのでバカにされているわけですね。ほんとは半額で聴ける筈なのですよ。更にそれが地元だともっと安くなるわけです。

投稿: 菅野 | 2009年10月14日 (水) 22時22分

菅野さま、こんばんは、そしてたびたびありがとうございます。
そういえば、ケルンはバルシャイ以来ショスタコだらけです!

ラトルはさておき、チケット問題は買ってしまうわれわれにも問題を投げかけられております。
私は、よほどでない限りは、当面自粛してチケット高に抗議することといたしましょう。
ありがとうございました。

投稿: yokochan | 2009年10月14日 (水) 23時51分

ああ、バルシャイもありましたね。もちろん持っています。

僕は昔東京に6年4ヶ月いたとき一回も外来のオケに行ったことがなかったですね。いつも安い都響やN響しか行きませんでした。オペラはいつも二期会と決まってましたね。安物しか行かなかったです。

ここも安いのだけでケルン放送響とオペラ、シュトットガルトだったら放送京都オペラ、シュトットガルトフィルで、BPやWPは一切行かないですね。WPは一年に必ず指揮者を変えて4回来ますね。Wienではただ同然で聴けるのに、チケット100ユーロなんかとんでもない!変わりにWienに住んでいたときはオペラとか地元のオケのコンサートとかそればっかり行きました。もちろんどこでも地元のオケに行くのが一番安いからです。

投稿: 菅野 | 2009年10月15日 (木) 05時20分

菅野さま、こんばんは。
東京は、地元オケの宝庫ですので、そういう意味では安いコンサートに恵まれております。
在京オケや地方オケもレヴェルが上がってますので、十分楽しめます。
地元を見なおすとします。
ありがとうございました。

投稿: yokochan | 2009年10月15日 (木) 23時40分

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