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2009年11月 1日 (日)

パトリシア・プティボンを聴く一日

2今日は風が強く、生暖かい関東で25度。
北海道は雪、0度しかない。
西からは雨が迫ってきてるし、世相もそうだが、日本はいろいろある。

そんな日本にまたやってきてくれました、パトリシア・プティボン。

今日は外へ出ると髪の毛に悪そうだから、ひねもす一日、手持ちのプティボン音源を聴きながら、ちょびっと仕事の整理などをしながら過ごしております。

Petivon_3 昨日頂戴した、彼女のサイン。
ト音記号と音符のように思われます(笑)

このCDは、リュリやラモー、シャルパンティエなど、彼女のルーツ的な世界でもある古楽の歌の数々が収録されております。
オーケストラが現代楽器なのが惜しいところだけど、透明感あふれる声とリズムのよく弾む歌声が魅力的な1枚。
このジャケット、気に入っております。

Petibon2
こちらが、昨年のパンフレットにもらったサイン。
文字がちゃんとしてます(笑)

そして、今年のパンフレットは無料配布でして、ちょっとショボイ。

でもお金を出して買うよりは内容がよければいい。
しかし、歌詞の日本語対訳は付いていたけど、原語が載っていないのはどうだろうか?

Petibon3
そして、プティボン=小吉の名前を日本中に刻みつけたこの1枚。

ワタクシも、この1枚から小吉ちゃんのファンになりましたね(笑)

今聴くと、ちょっと弾けすぎかnote

とどまるところを知らないプティボンワールド全開で真面目な歌も、コミカルなお歌も目覚ましい歌唱力でもって易々と聴かせてしまう。
これ1枚で、メロメロになってしまった、罪なCDにございます。

Songs_america そして、先頃復活した「SONGS FROM AMERICA」。
彼女は全11曲中、4曲しか登場しないが、ここで歌っているのは、今回のコンサートでも取り上げている、バーバーやバーンスタインの曲。
ピアノを弾いているのも、一緒に来日したスーザン・マノフ女史である。
マノフさん、昨日のオーケストラコンサートでもお見かけしましたよ。

ついでに言うと、このCDに入ってる「At the river」は、前回の来日で取り上げていたが、こちらでは少年合唱によって歌われている。
あの「たんたんたぬきの○○玉は~」の歌ですよう~(笑)

Petivon_fantaisies そして、こちらは、さる方からお譲りいただいた1枚。

上のアメリカン・ソングスの一部や、オフッフェンバックのアリアなど、ヴァージンレーベルに残した録音から集成された楽しい1枚heart01

アメリカの歌、古楽、フレンチオペラ、ヘンデルなど。これにDGの古典オペラを合わせると、プティボンのレパートリーが網羅されてくる。

あとは、R・シュトラウスやベルクなどのドイツ後期ロマン派系かな。
DGへの次の録音は、このあたりを取り上げて欲しいものでございます。

Charpenter_2_2

プティボンの出身地ともいえる、クリスティ率いるレザール・フロリアンでの録音から。

シャルパンティエを2枚。
「ヴェルサイユの楽しみ」と「ディヴェルティスマンや小品集」。
どちらも抒情派ともいえるシャルパンティエの音楽の美しさが味わえる楽しいCD。
プティボンは、ソプラノのメインで活躍してる。
彼女の美しいフランス語が、そのピュアトーンで味わえますよ。
これからの季節、夜にワインを傾けながら聴くのに最高の音楽。

Haydn_orlando_harnoncourt 最後は、オペラ。
ハイドンの「騎士オルランド」。
アーノンクール指揮のライブ盤。
シャーデやゲーアハール、ハルテリウスらの実力者たちに混じっていっそう輝いてるプティボン。
可愛い王女様役が引き立って聴こえる。

喜劇的な要素もあるこのハイドン・オペラ。
昨年の北トピアでの上演は都合がつかず行けなかった。
いずれ記事にてちゃんと取り上げる予定。
ハイドンのオペラは、ヘンデルと並んで、今後登頂しなくてはならない、私の未開のオペラ山脈たち。
こうして、お気に入りの歌手が出ているところから入り込むのがよろしい。

オペラ道は、忙しいし、お金もかかる(涙)
あんまり寄り道してると、ワーグナー様に怒られるし(笑)

ともあれ、プティボンの音源たちは、当たり前だけど、どこを聴いても、彼女の刻印がしっかりある。
明日のコンサートも楽しみだけど、1970年生まれのまだ若いパトリシア、今後も映像や録音をどんどん増やしていって欲しいものでございます。
 希望を述べれば、モーツァルト全部と「ルル」は当然として、「ゾフィー」に「ツェルビネッタ」、「ズデンカ」、「ダフネ」、「森の小鳥」、「エヴァ」、「メリザンド」、「ミミ」、「ムゼッタ」、「ラ・ロンディーヌ」・・・・、いやはやきりがありませんね。

無理せず、自分の喉にあったロールにじっくり取り組んでいって欲しいものであります。

FMでは、プティボンの姉筋にあたるナタリー・デッセイが、マーラーの「復活」を歌ってましたね。片手間に録音しつつ、チョイ聴き。
パーヴォ・ヤルヴィという指揮者はすごい人かもしれない。最後の爆発力は凄まじい・・・。

では、また明日、プティボン~heart04

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コメント

こんにちは。続編書かれたのですね! 明日も聞きに行かれるそうで、その熱中ぶりにもビックリしました。
YASUさんに負けるも劣らない音源の数々、恐れ入りました。しかし彼女の音楽性は本当に素晴らしい。ルックスが加わるとまさに最高のエンターテイナーと思います。
Youtubeで集めた映像がたくさん貯まりましたが、生のオペラも見たいですね。TV放送もしてほしいです。だいぶ前に放映された、コジェナー共演の「オルフェオ」の録画VTRをどこかにやってしまったのが、今でも残念です。

投稿: ご~けん | 2009年11月 1日 (日) 18時08分

ご~けんさん、こんばんは。
続編やってしまいました(笑)
でもYASUさんには、きっとその熱意もプティボン歴も負けますね(笑)
おっしゃるように、彼女の素晴らしさはライブや映像でこそ数倍に発揮されます。
DVDも廃盤が多いですし、再販も含め、彼女の出演オペラは必ずや映像化してほしいものです。

オルフェオは、私も録画したはずですが、段ボールの山の中に埋もれていて遭難中でございます(涙)

投稿: yokochan | 2009年11月 1日 (日) 21時14分

え?呼ばれた?
いやぁ、今や私設応援団長の地位はyokochanさんにお譲り致します。明日のリサイタルのレビューも楽しみにしています。
31日はTVは入っていなかったようですが、今回の来日公演も是非映像化してもらいたいものですね。

投稿: YASU47 | 2009年11月 1日 (日) 22時20分

はいYASUさん、お呼びですよ(笑)
暇人ですし、好きなものはとことんです~。
応援団長なんて、滅相もありません。
団長はYASUさん、私は宣伝係長でございますよ(笑)
明日、テレビカメラが入っているとよいのですが。
プティボンも、日本を充分堪能して最後のコンサートを迎えればよいですね。

投稿: yokochan | 2009年11月 1日 (日) 23時22分

こんばんは。
プティボンのサイン、いいですねぇ。
確かに彼女の知性が感じられるような気がします。
明日(いや今日ですね)のコンサート、いまからワクワクです。
よろしくお願いします。

投稿: romani | 2009年11月 2日 (月) 00時43分

romaniさん、おはようございます。
サインはにこやかに、写真も全然OKのプロ魂あふれるプティボン。
日本が好きみたいでうれしいですね。
今宵はよろしくお願いします。

投稿: yokochan | 2009年11月 2日 (月) 08時40分

 お早うございます。深夜早朝勤務から帰って来て一風呂浴びた所です。記事拝読しました。
ハイドンの騎士オルランドってそんなに素晴らしいオペラなのですか!アーノンクール&パトリシアの演奏でなくてもいいからブリリアントのハイドン・エディション150枚に入っているかなーと思ったら入っていませんでした。でもアーノンクール&パトリシアのCDを買えばいいやと前向きに考えることにいたします(笑)。でもまた財布が薄くなってしまいますね。確かにハイドンのオペラは大山脈ですものね。ワーグナー大先生やリヒャルト・シュトラウス閣下に怒られてしまうし(笑)。コルンゴールトさんからも「この浮気者!」と言われてしまいそうです(笑)。

投稿: 越後のオックス | 2009年11月 2日 (月) 10時29分

今頃はご帰還の最中でしょうか?新潟はもう「冬」であります。プティボン、聴きに行きたかったのですが、仕事もあり、断念=残念です。昨年の王子ホールリサイタル・ハイライトは映像で残してくれたNHKでしたが、今年も是非にと願っております。あんまり悔しいものだから、来年のプティボンの姉貴分ナタリーの「トラヴィアータ」のチケット、買ってしまいましたよ!
ところで、ハイドンの「オルランド」、アーノンクールをどうしようかと迷っていました。そうか、小吉ちゃん歌っていたんだ。それにハルテリウスも!美女同士だけれど、声質が全く違うふたりだからこりゃいい。年も近いし。しかし、ドラティの前後2巻のオペラ・ボックス買ったからなぁ。もう少し後にしましょう。

その「オルランド」、有名な台本でしたから、当然ヘンデルも書いていて、これがまた名作なんですよね。僕のヘンデル・オペラ挑戦、未だ19/42。こりゃ先が長いわ・・・。

投稿: IANIS | 2009年11月 2日 (月) 21時00分

越後のオックスさん、こんばんは。
先ほどコンサートから帰ってきました。
その模様は明日に。

ハイドンのオルランドは楽しいオペラでした。
その音楽も、モーツァルトとはまた違った機智に富んだものでした。
ハイドンとヘンデルのオペラ山脈は、いずれも長い作品ばかりだし、金もかかりそうで、険しい行程が予想されますが、登らざるをえません(笑)

投稿: yokochan | 2009年11月 3日 (火) 02時32分

IANISさん、1時間ほど前に帰ってきました。
サービス満点、長いコンサートでしたよ。
詳しくは、記事をまたご笑覧くだされたく。

今回は、テレビカメラは残念ながら見当たらなかったです。
ヘンデルとハイドンをたくさん歌ってくれました。
IANISさんに触発され、小吉チャンにも悩殺されて、ヘンデル&ハイドンがますます視野に入ってきました。

私のヘンデルオペラは、今のところ0/42といってもいい状態にございます(笑)

トリノのチケットどうしようかなぁ・・・。
懐さみしい秋ですし、うーむ。
とかいっちゃって、クリック一発してしまう自分が見えます・・・(笑)

投稿: yokochan | 2009年11月 3日 (火) 02時46分

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