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2009年12月23日 (水)

チャイコフスキー 「くるみ割り人形」組曲 マリナー指揮

Kitashinchi 花屋さんのショーウィンドウ。

いまは完璧なオジサンだけど、いまだにクリスマスが好き。

子供の頃から、1年のうちで、夏休みよりも、お正月よりも、クリスマスの方が好きだった。

幼稚園が、カトリック系だったので、クリスマス会には、イエス誕生の劇を子供たちで演じた。
わたしは、いつも生まれたイエスを見にゆく乞食の役で、いわゆるその他大勢の役柄。
風呂敷を頭から被ってたもの。
ヨゼフとマリア役が、花形だったなぁ~。

Tchaikovsky_nutcracker_marriner クリスマスにまつわる音楽は、たくさんあれど、大人から子供まで、あらゆる人々に愛されていることでは、チャイコフスキー「くるみ割り人形」が一番では。

チャイコフスキーの3大バレエの中でも、一番メルヘンだし、深刻さは皆無で、親しみやすいメロディの宝庫。
1891年の作で、93年には亡くなってしまうから、チャイコフスキー晩年の作品は、巧みなオーケストレーションにクララの夢の世界を織り込んだ、素敵な音楽。

ご多分にもれず、組曲で初めて聴いた(聴かされた)のが、小学校の音楽の授業。
これはすぐにハマりました。
行進曲や、こんぺいとうの踊り、あし笛の踊りなどのチャーミングな曲がお気に入りになった。
レコードでは、「コロンビアのダイヤモンド1000シリーズ」の白鳥の湖とのカップリングで、ハンス・ユイゲン・ワルターとかいう廉価盤指揮者のものだったけど、当時はその良し悪しなんてわからないから、一生懸命に聴いたものだ。
 あとは、カラヤンとウィーンフィルのデッカ盤。これは音もよかったし、ゴージャスな1枚だった。

そして、組曲ばかりじゃなく、全曲が素晴らしいのがわかったのが、ロジェストヴェンスキーとBBS響のFM放送の第2幕全曲。
これは、今もとってあるけど、リズム感あふれる洒落た名演であります。
 それと、なんといってもプレヴィンとロンドン響のいかにもメルヘンチックなジャケットの全曲盤。
これはいまだに、全曲盤の最高の演奏ではないかしら!
オヤジになってから、プレヴィンのロイヤルフィル新盤や、ヤンソンス&ロンドンフィルなども愛聴してます。
何故か、ロンドンのオーケストラばっかりになってます。

で、本日は、サー・ネヴィル・マリナーアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ながぁッ)の組曲盤を取り出してみました。
 これはいい。
マリナー好きだからベタ褒めだけど、誰しもが思う「マリナー&アカデミー」のさわやかなイメージ、そのとおりの演奏なのであります。
すっきり早めのテンポで、思い入れは少なめに、さらっと流したようなスリムな「くるみ割り」なんだけど、少なめの編成で演奏しているから、オーケストラの各声部がくっきりと透けて見える。
この小回りの効いた洒落た「くるみ割り人形」を聴くと、とてもいい夢が見れそう。
いろんな「くるみ割り」を聴いてきた人に聴いてもらいたいマリナー盤である。

カップリングの「弦楽セレナード」は、もうこのコンビの十八番。完璧ですわ。
(あ、「おはこ」で変換すると、「十八番」で出るんだ!知らなかった・・・)

というわけで、クリスマス3連投、初日からさわやかにまいりました。

Pimteps_2_2 ツリー大放出。

こちらは、プランタン前。

Mikimoto_1 そして、銀座のミキモトのツリー。

ツリーやイルミネーションで写真を撮っているオヤジを見つけたら、みなさん、それはワタシだよ。

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コメント

こんばんは。まず、重要なことからです。K氏がどうやら変名でブログ荒らしを巻き込んでいるようです。yokochanさんや周りの方たちも十分、注意して欲しい。後はアップした記事にて確認お願いします。
そして、「くるみ割り人形」組曲でカラヤンはウィーン・フィルのメルヘンと後録である神秘的なベルリン・フィル。バレエの神様であること間違いなし。メータ、イスラエル・フィルは弦楽器がきれい。他にも挙げたいですが・・・。
ただ、例外もあります。バーンスタイン、ニューヨーク・フィルハーモニックは「花のワルツ」を始め、一連の楽曲は通常よりもサウンドのテンションが高く、舞踏向けではない。両親に聴かせたら、「カラベリときらめくストリング」と言われた。円熟味を増した頃のドイツ・グラモフォンで録らなかったのが惜しまれる。
「全曲版」は始め、安く済ませるため、ナクソス盤から聴きました。グラズノフの「ショピニアーナ」(レ・シルフィード)が併録され、舞踏向けに仕上がっている。最近になってから「全曲版」はアシュケナージ、ロイヤル・フィルのも購入しました。やはり、ロンドンのオケとなります。買いやすい値段だったのも1つでした。「雪片のワルツ」は合唱入りで収録され、余白にはグラズノフの「四季」が併録されてシンフォニックで魅力的バレエ。「四季」もナクソス盤で持ってました。「ショピニアーナ」はベルリン・ドイツ響でショパンの「ピアノ協奏曲第1番」弾き振りとカップリング。いかにもショパンつながり。再評価されているアシュケナージはレッスン用、観賞用共に使える。
なお、マリナーは初耳です。

投稿: eyes_1975 | 2009年12月23日 (水) 20時25分

 今晩は。
 私もアシュケナージ&ロイヤルフィルを愛聴しています。バッシングされればされるほど応援したくなるのが指揮者アシュケナージです。初めて聴いた組曲版は、オーマンディ&フィラデルフィアのゴージャスな演奏でした。高校時代に聴いたプレヴィン盤とMTT盤も印象に残っています。ロジェストヴェンスキーも。MTT盤は、廃盤になっていると思うのですが復活して欲しいものです。マリナーは未聴ですが、ブログ主様の文章を読んでいると聴きたくなってきますね(笑)。
 先日嫌な体験をしました。私は「越後のオックス」ではないハンドルネームで某巨大ネット通販サイトによくレビューを書くのですが、私がルーシンクのバッハカンタータ全集を好意的にレビューしたのがお気に召さなかった御仁から件の通販サイトで信じがたいほど幼稚な内容の中傷レスを書かれました。私はこの御仁のレビューを全部読んでみたのですが、私など足元にも及ばないほど優れた鑑賞力と批評力をもったお人でした。しかも年齢は間違いなく私よりもずっと年長です。これほど優れたレビューを沢山書くお人が私ごとき若造のレビューにいちいち腹を立てて他人を中傷するかぁと腹が立つ以前に悲しくなりました。この「まさやん」さん(あ、書いちゃった)というお人は典型的なネット弁慶なのかもしれません。

 「ネット弁慶は社会的な落伍者への第一歩である。」(軍事ジャーナリスト・清谷信一)

投稿: 越後のオックス | 2009年12月24日 (木) 02時25分

越後のオックス様へ、観賞力や批評力は、その才能がなくとも文章力があれば妙に説得力をもってしまうもの。良し悪しと好き嫌いを混同している方がなんと多いことか、その御仁もそういったタイプなのでしょう。当方、音楽には偏見が多々ありますので見識の違う意見は勉強になり、このブログならびに貴方の投稿も私にとっては、そのひとつです。これに懲りずにこれからも自説を披露して下さいな。

投稿: SAKURA男 | 2009年12月24日 (木) 11時08分

eyes_1975さん、こんにちは。
あらら、K氏は変幻自在ですねぇ。
やはり、中毒症状は治まらないようです。
気をつけますね。

さて、バーンスタインの演奏を「カラベリときらめくストリングス」と指摘されたのは、まさに言い得て妙ですね(笑)
多分にCBSの録音とニューヨークフィルの派手目なサウンドが、そう聴こえたのでしょう。
晩年にやったらすごいことになっていたでしょうね。

そして、アシュケナージですね。
彼の録音におけるカップリングの巧みさには、正直舌を巻きます。音楽を体系的に関連づけて聴くということは、とても大事なことですね。
みなさんに推されて、私もアシュケナージを聴かねば、と焦りを覚えております!

投稿: yokochan | 2009年12月24日 (木) 18時29分

越後のオックスさん、こんにちは。
ワーグナー漬けの耳には、初心に帰ったような新鮮な響きが、このくるみ割りから聴いてとることができました。MTもありました、フィルハーモニアでしたね。

某レヴューは、私もCD購入の際、いやでも目にしてしまうのですが、ああした掲示板で、人の意見に中傷を浴びせるというのは、2chじみた考えです。
音楽の感じ方、聴き方は、人それぞれ。
ですから、自分のことは棚にあげておいて、人さまのことをどうこう言うのはどうかと思いますね。
 その方は、相当な数のCD購入ですね。
そして、自分で買っておいて、その商品の存在意義までを否定しちゃってますね(笑)

ま、気にしないで、放置するに限りますよ。
SAKURA男さんも、おっしゃるように、意見は千差万別。
基本は音楽を楽しみ、その思いを人に伝えるだけ。
その際のマナーさえしっかりしてればOKなわけですね。

投稿: yokochan | 2009年12月24日 (木) 18時40分

SAKURA男さん、こんにちは。
どうも御無沙汰しております。
西方面は、京都止まりで、申し訳ありません・・・。

的確なご意見、ありがとうございました。

私も越後のオックスさんが、素晴らしい耳をお持ちで、幣ブログに花を添えていただいていることに、感謝しなくてはいけません。

気に入った演奏・曲目のみを取り上げていますので、いつも褒めすぎの私です(笑)
昔話が多いのですが、またお付き合いのほど、お願いいたします。

投稿: yokochan | 2009年12月24日 (木) 18時45分

こんばんは♪ 
「くるみ割り人形」は観るばかりでじっくりと聴いたことがない。。。と改めて気がつきました。 

昨日新国で牧阿佐美演出の「くるみわり」を観てきましたが最後の最後でわたくしはブチっと切れてしまいました。 
ドロッセルマイヤーさん、実は聖ニコラウスだったのですよ!!!!! 
こんなに夢のある素敵なエンディングは初めてで感涙と鼻水で拍手そっちのけになりバッグの中のハンカチをあさっておりました。 
夢のないおばさんですT_T

投稿: moli | 2009年12月24日 (木) 23時43分

moliさま、おはようございます。

「くるみ割り人形」は聴くばかりで、観たことがありません(笑)。
テレビでは、3大バレエは制覇してるのですが・・・。
男衆は、バレエの舞台はなかなか縁遠くて、ましてたいてい「おひとりさま」なものですから、恥ずかしくて・・・。

新国のくるみ割り、新制作なのですね。
オペラの時に、ロビーに特集が組んでありました。
 で、そんな素敵な仕掛けが仕組んであったのであすかぁ!!!
殺伐とした厳しい世の中に、まさに「夢」を届けてくれた舞台の様子ですね。

私も、オペラではたいてい同じような具合になってます。お肌にしょっぱい涙が滲みるのですよ。
それと歳とると、鼻水でても気がつかない、そんな夢のないオヤジであります(笑)

投稿: yokochan | 2009年12月25日 (金) 10時21分

 SAKURA男様、ブログ主様本当に有難うございます。
書き込みが遅れて申し訳ありません。
確かに某レビューのお方は無視するに限りますね。
仕事が非常に忙しかったのです。家族の間でトラブルもあって大いに悩みました。今も悩んでおります。それと持病の不眠症が悪化してフラフラになっていたのです。今も朦朧とした頭でクタクタになりながら書いております。
コンロンのマクベス夫人のDVDとラザレフのボリス・ゴドゥノフとエドガールのDVDが届くのを首を長くして待っているところです。
来年3月からガンダム・ユニコーンという番組が始まりますね。今から楽しみです(笑)。

ブログ主様も常連の皆様も良いお年をお迎えください。
乱文をどうかお許しください。では。

投稿: 越後のオックス | 2009年12月31日 (木) 16時24分

 例の高校時代の恩師には、人を好きになるということ、その甘く切ない気持をたっぷりと教えてもらいました。その恩は一生忘れないつもりです。
私は、小説家になって、偉い人になって小説のバーンスタインになって先生を喜ばせてあげたかったのです。才能が無いので大学時代に諦めてしまいましたが(笑)。
 
「私が勝手に好きなって私が勝手に諦めるだけだから」
(漫画「藍より青し」より)

投稿: 越後のオックス | 2009年12月31日 (木) 16時36分

私はガンダムもエヴァンゲリオンも大好きです。ヤマトもです。エヴァの新劇場用映画は新潟市で映画館で見てきました(笑)

投稿: 越後のオックス | 2009年12月31日 (木) 20時58分

越後のオックスさん、こんばんは。
今年も押し迫ってまいりましたね。
いつも書き込みありがとうございます。
しばらくいらっしゃらないと心配してしまいます。
仕事や家族、大なり小なり、誰しも悩みはありますね。
ヘラヘラして見えるわたしでも、人が聞いたらびっくりするような悩みをふんだんに抱えているのですよ(笑)
前向きにいきましょう!

音楽がいつも助けてくれます!

ガンダムやエバンゲリオン系は、わたくしの守備範囲ではございませんが、大いに楽しんで感性を磨きあげてください。
私からすると、文学もそちらの系統もまったく歯がたちませんので羨ましいです。

それとほろ苦い青春譚もお聞かせいただきました。
いい思い出をたくさんお持ちです。
来年が越後のオックスさにとって、幸せな年でありますようお祈りしております。

どうぞよいお年を!

投稿: yokochan | 2009年12月31日 (木) 22時36分

明けましておめでとうございます。
今年こそラッキーイヤーになるといいですね。
チョンさまのマクベス夫人のCDをやっと
図書館で借りることが出来ました。
やはり凄い歌劇ですね。
チョンさまにDVDを出して欲しいです。
コンロンのマクベス夫人は品切れで手に入らない
かも知れないというメールがきました。
演出が面白いと聴いていましたので残念無念です。
マリス君のDVDを買いたいと思います。
コンセルトヘボウは超一流楽団ですしね。

フィレンツェのオケももちろん好きですよ。
メータのフィガロが大変な名演でしたから。

投稿: 越後のオックス | 2010年1月 1日 (金) 04時39分

 今晩は。マリスのマクベス夫人の全曲DVDを買うことにいたしました。演出が少し現代的に過ぎる気がしないでもないのですが、演奏は最高だと聞いていましたので。
ついでにシャイーが指揮したベルディの比較的珍しいオペラであるジョヴァンナ・ダルコとナクソスのフランツ・シュミット1番も注文してしまいました。また財布が軽くなってしまいますね・・・嗚呼orz・・・

投稿: 越後のオックス | 2010年1月 1日 (金) 21時43分

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