ワーグナー 「パルシファル」 ハイティンク指揮
南部坂教会。
プロテスタントの質実さ漂う清潔なる教会。
幼稚園も併設されていて賑やかだったり。
至近にあるのがドイツ大使館。
昨年は統一20年。
ということは壁崩壊も20年ということで、大使館の壁に写真展が開催されておりました。
去年から持ち越しの「ワーグナー・根こそぎ全作品シリーズ」。
暮れのうちに、観終わっていた「パルシファル」をいよいよ記事にしよう。
もう考えは固まっているけれど、あらためて、DVDをセットし、音楽だけ聴こうと思った。
そして、付録のDGのカタログ・ダイジェストを選択したら、「シェロー&ブーレーズのリング」が始まった。
ほんの10分の超抜粋だけど、久しぶりだから真剣に見入ってしまった。
今見れば奇抜はまったく薄れたけれど、その演劇性の水準の高さと音楽を見事に理解したうえでの説得力が見てとれる。
感激のあまり涙が出そうになってしまった。
(以下、このDVDを映像を楽しみに真剣に購入しようとされる方は、完璧ネタバレですので、注意して下さいませ!)
それにひきかえ、DVD鑑賞した「パルシファル」は、ファンタジーのかけらもない、無機的な映像だった・・・・。
そのあたりは、後段にまわして、まずは今回のシリーズでは、作品の成り立ちを軽く記しているので、そちらから。
1876年に、自作専用のバイロイト祝祭劇場のこけら落としを「リング」の初演でもってすませたが、次の年からは財政上の理由もあってバイロイトは閉ざされてしまう。
1880年に、イタリアに赴き、パレルモに滞在。
そこでかねてより構想を練っていた「パルシファル」に取り掛かることになった。
その台本は、1877年には完成しているが、着想自体はもっと若いころで、「ローエングリン」の時代1845年頃までに遡る。
ローエングリンが、グラール(聖杯)の物語で、父の名をパルシファルと名乗るとおり、中世の文学を読みあさる中、トロワの「ペルシヴァル・ルゥ・ガロワ」、ウォルフラム・フォン・エッシェンバッハ(タンホイザーに出てくる吟遊詩人ですな)の「パルジファル」、不詳の「マビノギオン」という3作を中心として参考にして、「パルシファル」の構想を練っていった。
同時に、もっともキリスト教的たらんとした劇、「ナザレのイエス」の構想も頭にあって、台本化しようとしていたらしい。
さらに、仏教思想にも興味をいだき、仏教劇「勝利者」という作品も起こそうとしていた。
ファンとしては、それらが実現していたら、どんなにすごいことだろうと、想像を廻らすわけであるが、中世の物語・キリスト教劇・仏教劇などの考えが融合されて「パルシファル」の物語として統合されてゆくことになった。
出来上がった内容は、はなはだキリスト教的であるけれど、カトリックの聖餐やプロテスタントのイースターなども同時並行的な盛り込み方であるところが面白い。
舞台神聖祭典劇という厳めしい前置きがつき、バイロイト以外での上演を50年禁じたのも、ワーグナーの拘りである。
さらに、この劇にあるのは、こうした宗教思想ばかりでなく、ワーグナーがずっと信奉してきた女性による救済(自己犠牲)が、その裏返しとして、クンドリーという二面的な存在によって描きだされていて、誘惑者ヴェーヌスとしての彼女は救済の証しとして、イエスの時代から生きた末に、ここで死ぬこととなる。
憐れや痛みを知り、悟りの境地にいたる、汚れを知らぬ無知なる少年は、まさに涅槃の思想でもあるとされる。
お伽話的な「妖精」、シェイクスピアの喜劇をもとにした「恋愛禁制」、ローマの史実をもとにした「リエンツィ」、中世伝説をもとにしたハイネの小説から起こした「オランダ人」、中世の伝説の「タンホイザー」「ローエングリン」、中世叙事詩にショーペンハウアーの哲学までが織り込まれた「トリスタン」、これまた中世の史実に現実的な人間を配した「マイスタージンガー」、古代北欧神話を巨大な叙事詩とした「指環」、そして神聖劇である「パルシファル」。
こんな風に俯瞰してみると、音楽もさることながらワーグナーの原作選択力の凄まじさがよくわかる。当時の現実でなく、伝説や神話にのっとったところがまたワーグナーらしいところで、そうした幻想と虚構の世界が永々にわたって人を虜にしてきた。
そして音楽は、「トリスタン」で境地を編み出した半音階法と「マイスタージンガー」や「神々の黄昏」で極値に達した対位法や分厚いオーケストレーションの技法が、完璧なまでに融合されていて、それが大オーケストラをピットに入れるにもかかわらず、室内楽的に研ぎ澄まされた印象を与えるところもすごいものだ。
1882年の1月に作曲が完成し、その夏にバイロイトで初演。
「私の生からの告別の作品」と呼んだワーグナーは、翌年、家族と過ごしていたヴェネチアで、コジマに看取られながら亡くなることとなる。
1883年2月13日であります。
戦後バイロイトでは、この演目は、ヴィーラント・ワーグナーの演出とクナッパーツブッシュの指揮によるものが、絶対的な存在として数十年間君臨した訳だが、いまや過去を否定するかのような非神聖なる演出が次々に登場するようになった。
ヨーロッパ各地でも、それはトレンドとなっているようで、今回視聴したチューリヒ歌劇場での公演も、そうしたものの一環とみてよい。
オーストリアの演出家ハンス・ホルマンの96年の演出。
まずいえることは、神聖性の排除。
ここには、キリスト教的なものが一切見当たらない。
何よりも「聖杯」が出てこない。
(さすがに槍は出てくるけど、槍に見えない)
ワーグナーが重要なライトモティーフを与えている聖杯はどこへいってしまったのだろう。
昨今、そんなことは当たり前で、私は古くさい聴き手なのだろうが、「リング」における槍や剣と同じように、音楽とツールが密接な関係にある以上、ましてパルシファルで聖杯が無視されるなんてことはワーグナーの音楽への冒瀆と考えてしまうが、いけないことだろうか。
小姓たちは、どっかの喫茶店か理髪店の店員みたいだし、祈る姿が登場人物たちにはまったくない。聖杯守護の騎士たちも、妙な杖をついて常に何かを探している様子で落ち着きなく、聖餐式においては、超でかいパンと、まるでソムリエのような小姓が注ぐボトルワインである。 アンフォルタスは、白いスーツを着たまるで病人。
どうも新興宗教のようである。
クンドリーは、1幕2幕の前半は、黒いパンツスーツのビジネス・ウーマン姿。
2幕の誘惑者としては、ドレス姿の演歌歌手のよう。
3幕ではなんと、修道女になってしまった。胸にはクリスタルの十字架を付けてると、思いきや十字でなくT字であった凝りようである(笑)
小姓たちの一人に、「困ったチャン」がいて、彼がいつも人より遅れてるし、グルネマンツに手取り足取りの指導を受ける。
グルネマンツの長大な昔話のお披露目では、舞台にデスクがせりあがってきて、そこで小姓たちが手帳を取り出して、全員メモメモ・・・・。何だかねぇ~
困ったチャンも、ちょっと遅れてみんなにならってメモ。
3幕では、小姓たちも冒頭出てきて、みんな干からびたようになってしまって、彼なんか頭からジャケット被っちゃってます。
それと殺伐とした、ほとんど何もない舞台に、現代の普通の衣装。
この無機質ぶりも、古くさい私には気にいらないものだった。
舞台奥には、時おり説明的な単語が表示される。
「WASSER」「TOD」「BLUT」「QUELL」・・・、皆さん独辞書で調べてみてくださいな。
これもまた陳腐な手法に思われた。
陳腐といえば、2幕で、クリングゾルが槍を投げ、パルシファルは受け止めるところ。
もちろん、そんなスポーティな芸当ができたのは、かつてのP・ホフマンとマツーラだけ。
クリングゾルは、左手でよろよろしており、真ん中に突っ立つパルシファルに向かって、右手上空から、長~い槍が斜めに降りてきて止まる。
止まった瞬間に、長すぎなものだから、槍がユラユラとだらしなく揺れっぱなし。
これには笑った(笑)。
もしかしたら、これもまた、槍からの神聖性のはく奪なのかもしらん(としたらすごいけど)
ついでに、記すと、花の乙女たちは、ワルキューレか安キャバレーのホステスみたいで、手を上にあげてヒラヒラと登場し、色とりどりのプレートを持って誘惑し、クリングゾルの陥落とともに、手をヒラヒラさせて沈んでゆく、極めてユルイ誘惑の乙女たちである。
親玉クリングゾルも、普通のオッサンで、ことにハウシュタインというバリトンがどうもいけない。動きがヨタヨタもっさりしてて、演技も鷹揚で古くさく、キレがないこと夥しい。
パルシファルの攻撃に兵士たちを鼓舞するところなんて、メガホンで声掛けですよ(笑)
クンドリーの求めに応じて、最後に出てくるところなんて、梯子に乗りかかったままユルユルと登場し、迫力のないことおびただしい。
声も軽すぎて暗さが欲しい、この方はアンチ・クリングゾルで、ミス・キャスト。
あぁ、どうしよう。文句ばっかし。
3幕、パルシファルをグルネマンツとクンドリーが、泉の水(水槽が登場)で清める場面。
パルシファルは寝そべったままで不遜。(これまた反宗教か?)
クンドリーに洗礼を施すところも、聖水を掛けてあげるのでなく、少し離れたところから、手を振るうようにピッピッと払うだけで誠意もクソもない。
でも聖金曜日の場面は、作りものめいてはいるが、色彩的に美しいものであった。
先の水槽に光があたり、壁に虹色に反射する。
乙女たちのプレートカラーがモザイクのように壁に浮かびあがる。野の花のことかしらん。
そして乙女たちが、手に鞄を下げて旅立ってゆく姿が浮かびあがるという寸法だ。
大団円では、傷の癒えたアンフォルタスは、平和な顔でこと切れる。
舞台は明るくなり、さすがに感動的なムムードに包まれる。
パルシファルやクンドリーを中心に、全員が手をつなぎ人の輪ができる。
でもこれで終わらず、油断がならない。
輪からパルシファルが抜け出し、あの「困ったチャン」を選んで舞台を横切り連れて去って幕となる。。。
自分の無知なる後継者を選びだした、ということか。
では、彼がローエングリンなわけだ。
この浅薄なアイデアには呆れてしまった。。。
それと登場人物たちの描き方にも特徴がなく、みんな普通の人。
唯一アンフォルタスが、フォレの独特の風貌と絶唱もあって苦悩の教祖さまのように窺える。
てな訳で、舞台には、さんざん不満を書き連ねてしまいました。
しかし、このDVDには、ハイティンクの指揮があるのであります。
これがあるから、私は救済される。
私は、「ハイティンクのパルシファル」を聴いたのである。
前奏曲は、ずっとピット内を映し出し、指揮者を見上げる団員の尊敬に満ちた眼差しが冒頭から感じられる。
音楽は、4時間にわたって、少しも弛緩せず、中庸のテンポを維持しながらも、常にふくよかで、温かみに満ちたサウンドが聴かれ、劇したところも、作為的なところも一切ない。
歌手の呼吸を読みつつ、歌いやすい背景も築き上げていて、間合いも実によろしい。
そう、我々が知っている、いつもハイティンクの音楽が、このパルシファルにおいても普通に聴かれるのであります。
ヘンテコな舞台なんて、関係なく、ハイティンクはハイティンクで、ワーグナーの神々しい音楽を立派に演奏している。
聖金曜日の音楽にいたるスリリングなまでの音楽の高まりと、その後のあまりにも美しい音楽は、もう何度聴いたかわからないこの音楽に、最高の感銘と涙線のうるむ感激をもたらしてくれた。
歌手も聴衆も、カーテンコールに登場するハイティンクに最大の敬意を払っているのがよくわかる。
映像は2回見たけれど、2回目からは、舞台が気にならなくなったし、3回目からは映像を消して音楽だけ聴くようにした。これでよい。
歌手たちは、ベテランと旬の歌手とが混在。
ベテランでは、サルミネンのグルネマンツが安定感あり、以前のような威圧的な歌い振りが潜まって、情のこもったグルネマンツになっていた。
予断ながら、歳をとって、この方、林家木久蔵に似てきた(笑)
あと、素晴らしいのが、イヴィンヌ・ナエフのクンドリー。
美人で舞台姿もいい、スイスのメゾだが、とても女性的なクンドリーで、妖艶さよりは誠実が似合いそうな雰囲気。強烈さはないが、2幕の長大なソロはクリアーボイスで聴きごたえ充分だった。
彼女は、メットの来日公演で素敵なフリッカを聴いているのだ。
そして、先に挙げたミヒャエル・フォレの性格的なアンフォルタス。
ミュンヘン(新国)のヴォツェックがよくお似合いの風貌と、人物へ同化した激しい歌いこみは、観て聴いて感銘を受ける。この人は、ますます活躍するバリトンであろう。
ヴェントリスは、その風貌にかかわらずリリカルな声質で伸びもよく、清潔でよいパルシファルだ。バイロイトでも現在歌っているが、今後ローエングリンやヴァルターでも活躍しそうな好漢である。ただ立っているだけ風の演技は、演出ゆえなのだろうか?
以上、不満が半分だけど、それも映像があるゆえ。
音楽だけなら、90点以上の素晴らしさであります。
これで、ハイティンクのワーグナーは、「タンホイザー」「マイスタージンガー」「リング」「パルシファル」と揃った。
あと、3作で有名作は完成するけど、コヴェントガーデンの記録にもないものかなぁ~。
「妖精」以降のワーグナー舞台作品をすべて取り上げました。
あと少し、オペラ以外も聴いて、完全制覇であります。
そして、また「リング」を聴きたい。「トリスタン」も聴きたい。
終わりもまた、始まりであります
「パルシファルの過去関連記事」
演奏会形式もふくめて、通算5回の舞台体験。
記事もたくさん書いてますな。いつも同じことばかり書いてる。
この春は、東京で演奏会形式公演があります。
「ヨナス・カウウフマン&アバド」
「あらかわバイロイト2009」
「エド・デ・ワールト オーケストラ版」
「ホルスト・シュタインを偲んで」
「バイロイト2008の上演をネットで確認」
「レヴァイン バイロイト1985 CD」
「スパス・ヴェンコフ ワーグナー・アリア集」
「ジーン・コックス アリア集」
「ポール・エルミング ワーグナー・アリア集」
「ジェス・トーマス ワーグナー・アリア集」
「クナッパーツブッシュ バイロイト1964 CD」
「クナッパーツブッシュ バイロイト1960 CD」
「ペーター・ホフマン ワーグナー・アリア集」
「ジェイムズ・キング アリア集」
「クナッパーツブッシュ バイロイト1956 CD」
「ルネ・コロ ワーグナー・アリア集」
「バイロイト2006 FM放送を聴いて」
「ショルティ ウィーン・フィル CD」
「アルベルト・ドーメン ワーグナー・アリア集」
「リオバ・ブラウン ワーグナー・アリア集」
「エッシェンバッハ パルシファル第3幕 CD」
「ヨーハン・ボータ ワーグナー・アリア集」
「アバド ベリリンフィル オーケストラ抜粋」
「バイロイト2005 FM放送を聴いて」
「クナッパーツブッシュ バイロイト1958 CD」
「飯守泰次郎 東京シティフィル オーケストラルオペラ」
本日の記事、超ロングですいません~。
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コメント
さすがにさわやか3組シリーズからパルジファルは飛びすぎましたか、自分はあっさり置いてきぼりです(笑)
ワーグナー、興味はあるんですけど敷居が高い気がしてなかなか手を出せずにいます。
ちょっと前にさまよえるクラヲタ人…じゃなくて「さまよえるオランダ人」のCD、レヴァイン/メトロポリタンだったかを図書館で借りましたがあっさり挫折しました(@_@)
やっぱりオペラ系は映像がないとわからないってわけで、安くなってる国内盤DVD(字幕必須なので)を探してます。
でも、オランダ人の安くなってるやつ、新演出とか書いてあって、玄人好みぽくてなかなか手が出ません…
ブーレーズのリングも同様です
まぁ、見てみたら気に入るかもしれませんね。
でも、今回の「パルジファル」は間違いなく素人さんお断りな気がします…(^^;
投稿: ライト | 2010年1月12日 (火) 11時58分
ライトさま
日本語字幕つきパルシファルのDVDは、レヴァインと
メトロポリタンのしかないはずです。
テンポが遅いのと響きが明るすぎるのが少し鼻につき
増すが、なかなかいいパルシファルですよ。
演出はオーソドックスですから初心者さんでも
安心して見れます。ただし少し高いです。
指環も演出・演奏ともオーソドックスなレヴァインの
物をお薦めします。
でしゃばりすぎて申し訳ありません。
オランダ人のDVDならシュタインのがいいのですが、
今は廃盤なんですよね・・・
投稿: 越後のオックス | 2010年1月12日 (火) 15時46分
ははー・・・。実は僕も映像をディスプレイでは流しているのですが、実は観もせずにハイティンクの音楽だけを聴いていたのですよ、このDVDは!
ほんと、ハイティンクのワーグナーは素晴らしい!素晴らしいを通り越して、「神様」であります!今年は置いてきてしまったハイティンクのオペラCDを集めましょう(yokochanさんからすれば「何をいまさら」でありますが)。さし当たってはEMIの「タンホイザー」と「魔笛」か・・・。
投稿: IANIS | 2010年1月12日 (火) 22時05分
ライトさん、コメントありがとうございます。
さわやか路線から、一足跳びにネットリ・ワグネリアン路線にお連れしてしまい、まことに申し訳ありません・・・。
私が、音楽を聴き始めたときは、音源ばかりでしたから、今のように映像から入るということが考えられない時分でした。
ですから、解説本や対訳を片手に、想像をふくらませながら聴き入るのみでした。
それをずっと繰り返して、ワーグナーを中心とするオペラの世界にどっぷりはまることとなった次第です。
ですので、難しいとお思いになっても、そこは辛抱して想像力をたくましくして頑張ってみてください。
リングもパルシファルも、いずれもライトさんに、最上のお席を用意して待っております(笑)
昨今の演出は、劇画的でもありますので、それに音楽がついてる感覚でご覧になってもよろしいかと存じます。
オランダ人のDVDでしたら、映画版ですが、サヴァリッシュのものが具象的でわかりやすいですよ。
以前記事で、取り上げておりますが、残念ながら対訳がついてません。
国内盤の、クプファー演出のものは、いきなりではお勧めできないし、日本語付きとなると、難しいものがありますね・・・。
投稿: yokochan | 2010年1月13日 (水) 00時02分
越後のオックスさん、こんにちは。
パルシファルの普遍的映像なら、そういえばレヴァインですね。
でも最近、メトの演奏がゴージャスすぎると思うようになりまして、私的にはこの作品はやはり、本場バイロイトの劇場の響きで聴きたいですね。
いつも思うのですが、外盤にも日本語字幕を入れてほしいです。
日本メーカーの作戦なのでしょうが・・・・。
投稿: yokochan | 2010年1月13日 (水) 13時03分
IANISさん、まいどどうもです。
やはりお聴きでしたか。
映像そっちのけで、この演奏はとてつもなく素晴らしいですねぇ。
チューリヒのオケも、一昨年聴いてうまいと思ってましたが、これほどだとは!
マイスタージンガーとパルシファルは、ハイティンク最高です。
リングをもう一度録音して欲しいですな!!
魔笛にタンホイザー、是非にもGETしてください。
私は、ブリテンとヴェルディに取り掛かってます(笑)
投稿: yokochan | 2010年1月13日 (水) 13時07分
今晩は。
ハイティンクのタンホイザーは確かに素晴らしいです。
サヴァリッシュのバイロイトCDやシノーポリのDVDも好きですが。
でもシノーポリ盤はどうしてタイトルロールが
ドミンゴではなくヴァーサルなのでしょうね?
投稿: | 2010年1月14日 (木) 02時24分