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2010年3月21日 (日)

R=コルサコフ 「シェヘラザード」 オーマンディ指揮

Shiba_nanohana

都内、某所、菜の花満開

春がやってきた。

朝出るときは、軽めのコートが欲しいけど、帰りはいらなかったり。
上着も生地によっては暑く感じたりと、われわれは敏感に過ごしているわけであります。

そんなこと言ってるとすぐに、GWがきて、梅雨になって夏休みになって、秋のお彼岸、連休、そしてクリスマスに年末、正月、短い2月に移動の季節・・・・、あぁ、1年ってすぐに過ぎてゆく。
こんな、年とともに、あわただしい1年。
味わうには、ひとりより二人であります。

ご本人も発表されてますとおり、ブログ仲間の「守口フィラデルフィア管弦楽団研究会」のリベラ33さんが結婚されました。
大阪にあったクラシック音楽バーで出会ったお二人。
そして、私もリベラさんとは、そのバーで知り合い、ブログも通じて交流を深めました。
そこでお知り合いになった音楽好きの方も数多く、もっと言うと、ブログを通じて同好の士の輪が広がり始終、コンサートやお酒を通じてご厚誼を通じること多々。
 音楽の力は偉大なり、です。

お二人とも、お幸せに、音楽がともにありますことを

Ormandy_scheherzade1

オーマンディフィラデルフィア管弦楽団といえば、わたしは、これ。
R=コルサコフ「シェヘラザード。あとは、「ローマ三部作」、シベリウスとショスタコ。
(シェヘラザードorシェエラザード、どっちなんだろ?)

ゴージャスなフィラデルフィア・サウンドと言われ、たしかにそうした側面もあるけれど、私はこのコンビは、意外と渋くて正攻法の演奏に徹することが多いと思っている。
CBS盤は未聴なれど、RCAへの録音ではとくにそう感じる。

多彩なオーケストレーションのデパートのような「シェヘラザード」だから、豪華絢爛、面白く聴かせようとすればいくらでもできるのに、オーマンディは音楽に語らせているかのように、じっくりとした構えでもって、まさに大人(たいじん)の演奏なのである。

威圧的にならない冒頭シャリアール王の旋律に続く、名手ノーマン・キャロルの弾くシェヘラザードの美しい歌も極めて音楽的で、浮ついたところがない。
終楽章の船の難破騒ぎは、もっとキレよく、ガンガン押して欲しいと思われるけれど、そうはならないところがこの演奏。
味があります。
だから、第3楽章の王子と王女の楚々とした美しさが際立って感じる。
ここでのフィラ管の柔らかな弦の音色は素晴らしい。
この楽章だけなら、シェヘラザードは、オーマンディが一番!

眩くキラキラ系シェヘラザードが聴きたいといきは、ロストロポーヴィチとデュトワ。
 普段は意外と正攻法の演奏である、コンドラシン、ハイティンク、プレヴィン、小澤(BSO)、アシュケナージ、ヤンソンスなどを手持ちに、オーマンディと並んで聴いております。
この曲、時おりハマっちゃうんだよね。

そうそう、このオーマンディ盤のジャケット。初出レコードのものと、このエキゾティックなおねぇさん画像が反転していて真逆なんですよ。

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コメント

こんばんは。夕べは強風で眠れず。昼間は晴れましたが、現在再び強風。今度は寒くなりました。
フェチ曲である「シェエラザード」オーマンディの写真のヤツ持ってます。フィラデルフィア・サウンドの決定盤!
ロストロポーヴィチ、パリ管ラテンと融合させた切れ味がいい。デュトワ、モントリオール響はエレガントに。アシュケナージ、フィルハーモニア管は緩・急がはっきりした緊張感。
手元にあるのでストコフスキーのロンドン響。ロイヤル・フィルの2種。オーマンディの師なのか、お芝居のようです。私としては後録であるロンドン響の方がカッコイイ。メータのロサンゼルス・フィル・イスラエル・フィルでロサンゼルス・フィルの方よりも意外なことからイスラエル・フィルに行っちゃいます。ヴァイオリン、ハープと弦楽器がきれいでアラビアン・ナイトそのもの。バージンなロシア・サウンドを楽しみたければゲルギエフ、キーロフ歌劇場。
カラヤン、ベルリン・フィルは大オーケストラの雰囲気が味わえる。シュヴァルベのヴァイオリンが決めてで舞曲風。ジャケットのイラストがタペストリーのようで面白い。
http://www.amazon.co.jp/R-%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%B3%E3%83%95-%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%B3-%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3/dp/B000I0S8GK/ref=pd_sim_m_2
たいてい「スペイン奇想曲」「ロシアの復活祭」との組み合わせですが、アシュケナージのは「皇帝サルタンの物語」「くまんばちの飛行」がカップリングされてますね。「組曲」でも演奏されないのにこれはニクイ。その他、カップリング曲にも注目です。
どういう訳か、「シェエラザード」ってフィギュア・スケートで使われますね。数年前に「スペイン奇想曲」を使った中野友加里選手が引退され、もう、リンクに立つことがなくなりました。フジテレビに入社決定。嬉しい春って寂しい季節でもあります。

投稿: eyes_1975 | 2010年3月21日 (日) 20時02分

シェラザード。泣ける。。泣けるねー。。
いいっすよねー。シェラザード。私はライナー&シカゴの演奏が今でも好き^^オーマンディー!デュトワ!よいねー。あんまり好きで、SPレコード、LPレコード、CDと多数聴いています。
最近はオケの演奏だけにあきたらず、サックスの合奏のシェラザードとかも楽しんでいます。その中でも出色なのが山下兄妹のギター2重奏のシェラザード。こいつはスゴイ。。。とてもギターとは思えないくらいの壮大で雄大な演奏。4楽章のフォルティッシモの場面では、山下兄妹はギターをこれでもかとならしまくっています。多分2人は、できることなら足を踏みならして、大きな声で叫びながら演奏したかったんじゃないかって思うくらいの熱演、爆演です。ぜひ一聴を^^

投稿: モナコ命 | 2010年3月21日 (日) 20時10分

eyes_1975さん、こんばんは。
今年は、春一番といえる風が吹かないままに春になりそうです。昨晩のすさまじい風は、従来の春一番とは大違いの異常ぶり。おかしい気象に包まれた日本ですね。

賑々しいシェヘラザードは、どうにも苦手でして、ストコフスキーはイメージとして出来あがってしまっていて、聴いてもません。
ストコのこの曲を聴いたことがないヤツって珍しいかもしれません。聴かねばなりませんね。
そうそう、カラヤンも聴いてませんね。
カラヤンには、フランクのようにパリ管と録音して欲しかった!
あとメータですね。メータはロスフィルのレコードが刷り込みでして、当ブログでも取り上げてます。ゴージャスですな!

あと、中野友加里さんがフジテレビですか。
知りませんでした。スポーツ選手の現役後は、大変と聞きますが、彼女はgood jobです!

投稿: yokochan | 2010年3月21日 (日) 23時57分

モナコ命さん、こんばんは。
シェヘラザード好きは、世の中たくさんいらっしゃいますね!
この曲ほど、演奏によってイメージが変わるものはありませんし、どんな演奏でも、曲がいいから楽しめます。
久しぶりのオーマンディ聴き。
超楽しかったです。
 そして、オケ版以外もあるんですか?
ギター二重奏なんて、想像もつかないじゃありませんか!

こんだけよくできた曲になると、バッハと同じように、どんな演奏スタイルも受け入れてしまい、それぞれ面白く聴けるのですねぇ。
耳を柔らかくして、いろいろ聴いてみることとします!

投稿: yokochan | 2010年3月22日 (月) 00時06分

こんばんは。
オーマンディのこのRCA録音は、無国籍的な割り切りの良さみたいなものがあると思います。ロシア臭もアラビア臭もないのですよね。
この曲好きなんですよ。プレヴィンとウイーン・フィルによるものや、マゼール・クリーヴランド、アンセルメ・パリ音楽院の演奏などをよく聴きます。

投稿: 吉田 | 2010年3月22日 (月) 22時51分

この度はありがとうございました。また先日は充分なお持て成しができずに申し訳ありませんでした。あのときはもう少し方法を工夫すれば良かったです。
また大阪にいらっしゃることがありましたらぜひお待ちしております。

投稿: 匿名希望のフィラ管ファン | 2010年3月22日 (月) 23時05分

吉田さん、こんばんは。
「無国籍的な割り切りのよさ」
うまいこといいますね。
同感です。

わたしも、こうした傾向の演奏を好みます。
マゼールも怖いけど、ちょっと興味ありです。
調べたら3回も録音してるんですね!

投稿: yokochan | 2010年3月23日 (火) 12時53分

匿名希望さん、まいどです(笑)

いえいえ、とんでもないです。
わたしの方こそ、予期せぬこととはいえ、失礼しまして、残念でなりません。
またゆっくり伺いますね。

投稿: yokochan | 2010年3月23日 (火) 12時56分

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