「茜空」 レミオロメン
寒い雨空のもとの桜。
そして交差する山手線。
ここは巣鴨駅のうえ。
もう少し歩くと、巣鴨地蔵と巣鴨商店街。
どちらも、味ありすぎ。
もう散ってしまいました、あしからず。
東京の景色ですな。
東京に出てきて、一人暮らしして、いろんなことにぶつかって悩んで、それでも毎日が否応なくやってくる。
そのテンポの早さときたらありません。
多くの人が経験してきた道でありましょう。
過密なまでの東京。その厳しさにおいても、物理的な豊かさにおいても世界有数じゃないかしらん。
東京だけ、なんで??
いまこそ、日本各地・地方均一の世の中が欲しい。
いつになくシリアスになってしまった、あしからず。
やや季節感を外してしまったけど、この時期の「レミオロメン」の名曲「茜空」を。
春の別れと終焉、そして新しい出発を、4月の空に歌った曲で、わたしのようなオジサンがこれまで何度も何度も経験してきたせつない思いを感じ取ることができるんだ。
クラヲタのくせに、こんなウェットなワタクシ、笑ってくださいまし。
オペラを愛するわたし。
言葉に込められた感情を、音楽とともに味わうことを、身をもって知っておりますゆえ、音楽に隔てはないんですね。
夕べの月の一昨日の残りの春の匂いで目が覚める
私の好きなスニーカーで通う道に咲いた桜並木
耳の先では四月の虫の歌が心を奮わすように奏でるから
茜空に舞う花弁の中
夢だけを信じて駆け抜けろ
瞳には未来が輝いている
そう春だから
・・・・・・・。
以下気になる皆さん、ネットたたくと一杯でてきますよ。
いい詩なんです。
そしてそれに付随する、いい音楽なんです。
山梨出身の敏感な若者たち、レミオロメン。
こんなオジサンでも共感します。
若すぎるかしら。
でもいいんだ。心の源泉だし、若い気持ちを保たなくてはね。
若い頃に聴き、その時代のひとコマを飾った音楽は、歳とって何十年もしても、その心に生き続けるんだ。
私には、クラシックもそれ以外も、そんな音楽がたくさんあって、若い気持ちにリセットさえてくれるシチュエーションがたくさんある。
そして、オヤジとなった今も、そんな気持ちを持ちつつ、こんな音楽も聴いてしまうんですな、これが・・・。
「レミオロメン ロミオベスト」
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コメント
JRA!!
と思ってしまった自分はかなりダメダメですかね(@_@)
レミオロメン、ベタなところでエーテル(2ndアルバム)が好きです。
が、「茜空」はあまり聴いてませんでしたm(__)m
ちょっと聴き直してみようと思います(^^)
投稿: ライト | 2010年4月22日 (木) 01時00分
ライトさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
JRAときましたか!
そろそろですね〜
あちらはあまり存じあげないのですが、ローエングリンとかパルシファルといった馬名がネット検索するとすぐでてきて、ワグネリアン馬主がいるだろうなとニタニタしている自分です(笑)
レミオロメンのエーテルはまだ聴いたことがありません。ベスト盤にも、茜空が入っていませんでしたので聴いてみたんです。
いい曲でした!
投稿: yokochan | 2010年4月22日 (木) 21時53分