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2010年7月14日 (水)

ベルリオーズ 幻想交響曲 ミンコフスキ指揮

Nagoya_sushi1
先週のこと。
久しぶりに名古屋へ行ってきました。
今回の飲みは、駅周辺で、メニュー豊富な居酒屋さんと、そのあと、お寿司をちょっとつまみに、柳橋中央市場に隣接する「丸八寿司」に。
 ここは、安くて愉快。
ご覧のとおり、ちょっと変わった巻ものがあるんです。
名古屋らしものから、エッチなもの、風刺の効いたものなどなどsmile

この中から、私が選んだのは、不感症巻にございます。なにせ、オヤジですからねcoldsweats01
どんなものかは、記事の最後のお楽しみ~

Berioz_sym_fantastique_minkowski

ベルリオーズ幻想交響曲を。
久々の有名名曲に、みなさんホッとされたのではないでしょうか(笑)
実は、幻想は、わたくしのフェチ曲のひとつでして、いまはストップしてますがね、かつてはCDショップの巡回コーナーのひとつがこの作品だったんです。
フランス系のマイナーオケや指揮者で聴きたかったし、パリのオケもそう。
ドビュッシーの海も、フランクのニ短調もそう、おフランスの香りを求めたのでございますな。
今日、棚を調べたら25種類の幻想がありました。
月一回、幻想デーでもやろうかしら。

その第一回は、いま乗りまくってる指揮者マレク・ミンコフスキを知るきっかけとなった1枚です。
このCDは、2002年のライブ録音で、2003年に発売されたときに即購入。
目の覚めるような新鮮な喜びを、この演奏に見出したのが昨日のことのよう。
手兵のレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルマーラー・チェンバーオケとの合同演奏だが、楽器はどんな風になってるのか不明。多分、新旧混ぜての演奏かも。
 でも、そんなことを微塵も感じさせないくらいに、完璧な演奏で、いつものミンコフスキのとおりに切り口が鮮やかで、もぎたての林檎のような爽やかさと、鮮度の高さが横溢。

ともかくユニークな幻想で、聴いていて、あれっ、と思ったりするし、フランス・バロックの曲を聴いてるような錯覚におちいる瞬間もあったりする。
歳をとると、威勢のいい第4、第5楽章よりも、1~3楽章、とくに3楽章の「野の風景」の抒情味に心感じたりするのである。
で、このミンコフ盤は、この楽章が実に入念で味がある。普通とは全然違うゆったりめのテンポに、強烈なティンパニの雷の連打。
これがあるから、続く「断頭台への行進」の痛烈さが引き立つというもの。
清潔な1楽章もいいが、「舞踏会」のワルツが実に美しい。
微妙なポルタメントに、繊細な限りを尽くす弦楽器。
透き通るような美しいワルツで、曲が終わったあと、弦をハープをはじめ奏者が解放し続けて、それがホールに残響となってずっとこだましている。美しい瞬間だ。
 最後の「ワルプルギスの夜」の原色の生々しさと後半のモーレツなスピード感は、興奮なしにはいられませんぜ、お客さん。

まったく、ミンコフスキという人は、何をしでかすかわからない指揮者であります。
カップリングにベルリオーズの初期出世作で、幻想の旋律も出てくる歌曲集「エルミーニ」を選ぶところもさすがといえよう。

Nagoya_sushi2
さて、不感症巻きの答えはこちら。
たこ、はまち、まぐろの混合巻き。
で、何が不感症かって・・・sign02

貝類がまったく入ってないからなんだそうな。
う~む・・・・、でげすな。
で、その隣の泡ランド巻は、貝だけ。
お隣の飲み助さん1号が食べてます(笑)
ふたつでセットか、このオヤジ系巻ものはwobbly

今日の演目と違って、ファンタジーはあんまりない寿司でしたが、ネタは新鮮、味もグッドにございましたよ。

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コメント

セクハラのにぎり!お願いします^^なんか、悪酔いしそうな席になりそうです。私にとって大変不幸なことに、ほとんどのクラシック曲の最初の体験が吹奏楽による演奏であったということです。この幻想もそうです。その当時、秋田県の山王中学校が演奏した幻想を聴いたのが最初でした。そういえば、火の鳥も春の祭典もこともあろうにエグモント序曲でさえも最初に聴いたのは吹奏楽だったんです。歌曲集「エルミーニ」、、、不勉強な私には初めて聞く題名です。今度聴きます。そういえば、海賊序曲もデュトワ盤で20年ほど前に初めて聞いたのでした。幻想は最近ワルター&パリ管によるSPレコードで専ら楽しんでいます。こういうノンキな幻想を聴くのもまた楽しです^^

投稿: モナコ命 | 2010年7月15日 (木) 15時28分

いいですねェ、この寿司屋。寿司好きで下ネタ好き(!)の私にはまさしく「もってこい」です(笑)ところで「幻想」のオススメ盤を1つご紹介。1967年録音のロジェストヴェンスキーとモスクワ放送響のメロディア盤です。ロジェストの「幻想」は有名なレニングラード・フィル盤なども含め4種類ありますが、1967年盤がダントツに面白いです。特に第4楽章では一緒に聴いてたその場の一同が爆笑したほど。「爆笑する幻想」なんて普通ありえませんよね。まさしくユニークさでは指揮界最高峰のロジェストの面目躍如のこの演奏、まだお聴きじゃなければぜひご一聴を。

投稿: EINSATZ | 2010年7月15日 (木) 16時05分

ミンコフスキ!
良いですね、この幻想も。
私はブリリアントの激安盤で手に入れましたm(__)m。
古楽器オケ、現代楽器オケ混成ですが、全く違和感の無い完璧な演奏ですよね。
当時のオーケストラの状況を勘案して、こういう編成にした、とどこかで読みました。

ユニークなお寿司屋さんですが、頼むのがちょっと恥ずかしそうですね。

投稿: golf130 | 2010年7月15日 (木) 18時47分

こんばんは。盛り上がらない大相撲名古屋場所。力士たちは何をしでかすかわからない。こんな相撲界はもううんざりです。
「幻想交響曲」しなやか系はデュトワ、モントリオール響。カッコイイ系はアバド、シカゴ響。実はベルリン・フィルはカラヤン(再録)、レヴァインがあり、ウィーン・フィルはハイティンク、C.デイヴィス、ゲルギエフ。古い、新しいよりも大編成のオケや楽器の音色がはっきりしたものに行ってしまうのかな。
「舞踏会」はウェーバーの「舞踏への勧誘」に似てますね。ベルリオーズは喧嘩の後で恋人を見つける。ウェーバーがカロリーネ夫人にプロポーズを申し込む。オペラ作曲家同士でそんな共通点が伺えられる。ベルリオーズ編曲はカラヤンの名演になっている他、ハイティンクのにシュタイン、ウィーン・フィルが併録されてます。競合盤が多いなか、ベスト・カップリングでしょう。普通、カップリング曲は「ローマの謝肉祭」が一般的ですね。
カップリングに何が詰まっているかわからない。隠れた名曲なんかを探すのも「幻想交響曲」を聴く楽しみにもなるかも知れませんね。

投稿: eyes_1975 | 2010年7月15日 (木) 20時13分

モナコ命さん、こんにちは。
カウンターに座った、人がそれぞれに、あたしセクハラ、あたし不感症、あたしソープ・・・なんて次々に頼んだら、そりゃもう、異常な光景でございますねぇ(笑)

わたしは、逆に吹奏楽とは縁がございませんで、娘が中学時代に加入してたものですから、それで初めて聴いたくらいです。春サイの吹奏楽バージョンとはまたおもしろそうです。
 エルミーニは、なかなか聴きやすい歌曲集でございました。
ノンキな幻想!、エエ響きじゃぁないですか!
いろんな幻想を楽しみたいです。

投稿: yokochan | 2010年7月16日 (金) 12時47分

EINSATZさん、こんにちは。
ふっふ、そうでしょ、きっと喜んでいただけると思いましたよ(笑)
下ネタ寿司は、妙に新鮮でした(爆)

新世界レーベルから出てたロジェヴェンさんの写真のジャケットでしょうか。
ありましたね、モスクワ放送との録音。
恐ろしくて一度も聴いたことがないのですが、そんな爆笑ネタなのですか!
私も聴いてみたいです。探してみます。
笑える幻想、爆笑する幻想(笑)
いろんな幻想を月イチで出すことにしてます。

投稿: yokochan | 2010年7月16日 (金) 13時19分

golfさん、こんにちは。
ミンコフさんは、どんな曲を指揮しても驚きの演奏をかましてくれますね。
フランス人なところが、英国やドイツにない自由な発想を呼ぶのでしょうか。

そこそこ酔ってましたので、堂々と、「大将、不感症ひとつ!」と頼みましたよ(笑)

投稿: yokochan | 2010年7月16日 (金) 13時29分

eyes_1975さん、こんにちは。
困った相撲業界ですねぇ。次々にボロが出てます。

それにしても幻想は百人十色、楽しいです。
そういえば、舞踏への勧誘のカップリングは多いですね。
ベルリオーズ編曲だし、考えたら違和感は全然ないです。
レコード時代だと、これ1曲でしたが、いまやカップリングの面白さも競う時代。
毎月そのあたりも楽しむこととしましょう!

投稿: yokochan | 2010年7月16日 (金) 13時37分

ワタシめもホっとして投稿(^^;。
幻想、ワタシめはアバド+シカゴ響とミュンシュ+パリ管(ライヴ)をよく聴きます。マルケヴィッチ盤・ケーゲル盤もときどき聴きます。ミンコフスキさんは全く聴いたことがなく。。。ぜひ聴いてみたく。
落合巻はドラゴンズのお膝元ならでしょうか。実は名古屋の人々は彼を好いとらんのじゃないか?とも思うのですが。もっと華が欲しい!とお考えではと。

投稿: 左党 | 2010年7月16日 (金) 22時56分

この「幻想」、面白いですよね。ちょっとゆっくりめで、たるいなぁ~と思うんですが、
たまに顔を出す磨き上げられた細部が刺激的。
でもこの人のやり方が一番光るのは
ヘンデルやフランス・バロック辺りのオペラだと個人的には思っておりますm(_ _)m。

いや、そんなことよりも(?)
やはりこのお寿司屋さん。噂には聞いておりましたが・・・まさか行かれているとは!
R-18指定のお寿司もあるとかなんとか、ま、ネーミングからしてかなりきわどいですからね(笑)。

11月の名古屋遠征(予定)時の、夜の晩酌場所が私の中で決定いたしました!(笑)。

投稿: minamina | 2010年7月16日 (金) 23時07分

左党さん、こんばんは。
幻想は、これでライブも入れて6回目くらいのエントリーですが、月イチで聴くという楽しみを見出しそうです。
ミンコフ、楽しいですよ!

落合巻きが、どんな寿司だったのか、大いに気になるところです。
私の予想では、ネタなしの山葵だけの巻物だったりして(笑)
そう、非常なまでの采配は、名古屋の熱い方々には我慢できないかもです。。。
でも、へっぽこベイスターズよりはずっと羨ましいですよ(笑)

投稿: yokochan | 2010年7月17日 (土) 00時49分

minaminaさん、こんばんは。
たしかにこの幻想はゆっくりしてますな。
でも味わいが濃い。
不感症ゲルギーよりは数倍も楽しいですよ(笑)
ミンコフの音楽を徐々に制覇しつつありますが、ご指摘のとおり、本領はそのあたりだと思います。
ロマン派の大きなものになってくると清新さを出しにくくなるかもしれません。

で、こちらの大人の寿司屋さん。
私はのんべ二人組でしたが、横には、子供連れもおりましたよ(笑)
その家族をしり目に、「オヤジ、不感症巻き!」とオーダーする、わたくしって、それこそセクハラですかね(笑)

1軒目の居酒屋も、別館にてご紹介しますので、遠征の参考になさってください(笑)

投稿: yokochan | 2010年7月17日 (土) 00時55分

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