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2011年11月19日 (土)

結婚式に・・・・もう一度、お願いランキング

Hanayamapark6

まだ肌寒い春に・・・、の、ような桜のアップ写真ですが、これはこのところ掲載してます、群馬のフユザクラ。
年に二回もお花見が楽しめるなんてエエですなぁ~

そして、そう何回もしない方がいいかも、でも、またやってみたい、けれども人のなら何度出ても楽しいのが・・・・・・結婚式ですな。

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ピンクリボンをあしらってみました。

お願い戦士たちも、ますます萌えぇ~ですな。

前回「死んだら」企画を出したところで、今回のお願いランキングは、「結婚式に流したいクラシック音楽」ということで。

いまを去ること、ウン十年前、ワタクシの結婚式では、お好きな音楽を流してもいいですよ・・ということになり、わたくしが音楽担当ということで、好き勝手やらせていただきました。
ただひとつ言えることは、最初こそ、ジャ~~ン!と、式場に盛大に鳴り響いて、おぉーーってなことになりましたが、宴も進み、酒も進むと、流れている音楽なんて、まったく関係ない。
おまけに、注ぎにきて、そこで一緒にイッキ飲みを強要する会社の連中ばかりだったから、死ぬほど飲まされてしまって、ヘロヘロになったわたし。
なにがなんだかわからずに、終宴の父の挨拶になってしもうた。

そんなムチャクチャな式でしたが、心ある人(?)は、「○○さんらしい、いい式に、音楽でしたね」と言っていただいたので、とっても嬉しかったりしましたね。

まずは、その時の選曲をここに、式の順番に記憶をたどって書いてみます。

①ワーグナー 「ローエングリン」~結婚行進曲 ケンペ

②ショパン ピアノ協奏曲第2番~2楽章 ポゴレリチ

③ラヴェル ピアノ協奏曲~2楽章 アルゲリッチ

④プッチーニ 「蝶々夫人」~ハミングコーラス シノーポリ

⑤ディーリアス 「村のロメオとジュリエット」~楽園への道 バルビローリ

⑥ラフマニノフ 交響曲第2番~2楽章 プレヴィン

⑦マーラー   交響曲第3番~愛が私に語ること アバド


こんな感じでした。
この間、かみさんの好きな曲や、ユーミン、ビージーズ、N・キング・コールなども。

亡き父が、最後に出口に立ち、訥々とご出席の皆さまに挨拶を述べたときの、最後のとっておきの音楽が、⑦のマーラーでした。
わたくし、感極まって、はらはらと泣いてしまったのでした・・・・。

父の思い出とともに、人生で忘れられないシーンのひとつであります。

そんな新鮮な結婚も、いまや・・・・・・・・(無言)。

いま、もう一度、結婚式をあげるなら、お願いランキングぅ。
ランクは順不同です。

①ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

②R・シュトラウス 「ばらの騎士」 前奏~銀のバラの贈呈~終幕

③モーツァルト 「フィガロの結婚」 全部のアリアを垂れ流し

④チャイコフスキー 交響曲第5番 2楽章

⑤シューマン ピアノ協奏曲 2楽章

⑥ディーリアス 「夏の庭園で」

⑦バッハ カンタータ「心と口と行いと生きざまをもって」

⑧プッチーニ 「蝶々夫人」 二重唱

⑨RVW 「揚げひばり」

⑩コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲

☆☆☆マーラー 交響曲第3番~「愛が私に語ること」


長すぎの式になりそう。

初回の自身のランキングも、実は我ながら素晴らしくて、どちらも捨てがたい。
そして、マーラーの3番はテッパンですな

いじれにせよ、幸せな音楽は聴く人も幸福な気持ちにします。
死んでも、生きても、きっと音楽は常に自分と共にあると思います。

これから、ご結婚の若い衆、音楽婚、企画しますよ(笑)

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コメント

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投稿: 藤田冴子 | 2011年11月19日 (土) 16時22分

今晩はです。

フィンジの「弦楽のためのロマンス」ですね。ちょっぴり切ないけど幸福感漂うこの曲が好き。葬式でも流してもらいたいかな。こういう曲が似合う人生を歩んでいきたい、なんて思う今日この頃です。

投稿: ナンナン | 2011年11月20日 (日) 01時20分

yokochan様、おはようございます。

ん~、今度は結婚式に…… ですか?いやあ、羨ましいかぎりです。僕は、一度結婚に失敗していますので~。
でも、もう一度結婚できる相手が見つかったとしたら~…… ですが~、僕はチャイコフスキーの~弦楽セレナーデですね。

いつもは、ディーリアスを始めとするイギリス音楽に、浸りきっている昨今ですが~、結婚式にはやっぱりこれ!って感じですねぇ~。

投稿: Warlock Field | 2011年11月20日 (日) 09時01分

ナンナンさん、まいど、こんにちは!

やっぱりフィンジですね。
コメント頂戴し、いま、ボールトの指揮で聴いておりました。
涙が出てしまいました。

なんて素敵な音楽なのでしょうか。
そうですね。結婚も、生誕も、死別も、すべてにこの音楽は心の隙間を埋めてくれそうです。

>こういう曲が似合う人生を歩んでいきたい<

まったくの同感です。

投稿: yokochan | 2011年11月20日 (日) 15時40分

Warlock Fieldさん、こんにちは。

今度、もし、万が一・・・のお話です。
そんなことはありえないのですが、夢のなかでもう一度、という気分で選曲したんです(笑)

そして、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」。
幸福感がみなぎった音楽ですね。
出だしこそ、オー人事ジンジ・・・なんてことになっちゃいましたが、あの妙なイメージは勘弁してもらいたいです。
気の多いわたしですが、英国音楽とワーグナーやオペラばかりは、寝ても覚めてもやめられません・・・。

投稿: yokochan | 2011年11月20日 (日) 15時46分

yokochanさん、こんばんは~。

ご返信ありがとうございます。さて、ナンナンさんのコメントされていた~フィンジの「弦楽のためのロマンス」、とても気になりました。yokochanさんも、ボールトの指揮で聞かれたということですが~、そのCDは国内盤でしょうか?それとも、輸入盤でしょうか?

小生も俄然聞いてみたくなりました。やっぱり、フィンジはいいです。あの内に秘めた深い悲しみと寂しさ~、何か堪らないですね。そういう人生の峠を越えて、生き抜いたのでしょうね、フィンジって作曲家は~。僕は、こういう人が堪らなく好きです!

投稿: Warlock Field | 2011年11月20日 (日) 19時27分

Warlock Fieldさん、こんばんは。

ボールト指揮するフィンジの作品集は海外盤です。
amazonnで購入できると思いますし、もしかしたらタワーやHMV店舗に置いてあるかもしれません。

Warlock Fieldのフィンジをお好きなお気持ち、とても共感できます。
大切に聴いてゆきたい作曲家のひとりであります。

かのCDや、フィンジのほかの作品は、拙ブログの、フィンジ・カテゴリーをご覧いただければ、と思います。

http://wanderer.way-nifty.com/poet/cat6898708/index.html

投稿: yokochan | 2011年11月21日 (月) 01時47分

45歳独身ですが…
私も結婚式には、マーラー第3の終楽章を…と思います!
こんな魅力的な曲想なかなかないですよ!

第3はバーンスタインの旧盤が一番好きです。
長い曲なんで、なかなか異なるCDを聴いてませんが。
第3はマーラーで最長の交響曲ですが、まったく退屈しません。
第7は全曲を聴くのが苦行なんですが(笑)
少なくともマーラーは「後の作品ほどよくできている」作曲家ではないでしょう。

投稿: 影の王子 | 2011年11月27日 (日) 12時18分

yokochan様、影の王子様~。こんばんは~。

ん~、確かに結婚式にはマーラーの第3番・フィナーレは、魅力的な選曲ですよねぇ~。お二方ともに、ご年代は同じだと思うので、マーラーに関しては~ワルター・バーンスタイン・クーベリック・ショルティ・ハイティンク等の洗礼を受けられたと思います。小生は、クーベリック&ショルティで、マーラーの魅力を知り、以来病みつきになりましたが、第3番は~全体としてショルティ新旧盤、フィナーレはクーベリック盤です。

ただ、他のブログを見たら、朝比奈隆盤が愛情と思い入れの深い名演奏とのことで、凄く気になり聞きたい衝動に駆られますねぇ~。


投稿: Warlock Field | 2011年11月27日 (日) 17時21分

影の王子さん、Warlock Fieldさん、こんばんは。
マーラーの3番は長いですが、私には極めて魅力的な音楽です。
それも最後のあの楽章があるからです!

バーンスタインはやはり旧盤。
そして、同じような指揮者たちの洗礼を受けております。
その後は、アバド、メータ、レヴァインの世代のマーラーに移り、いまもそれは変わりません。
朝比奈さんには、3番もあったのですか。う~む。

投稿: yokochan | 2011年11月27日 (日) 23時24分

マーラーの生前での交響曲の評判は
第8の大成功は勿論、第2・第3も成功だったようです。

逆に第5・6・7はともかく、第1・第4も「異形」として酷評でした。

バーンスタインの1回目は、かなりいい音になってると思います。
最後の3回目はしんどい…
2回目の映像をブルーレイ化してほしいです。
これは第6が面白いです。
ただ、髭のレニーは「スターウォーズ3」のオビ・ワンみたいですが…

投稿: 影の王子 | 2011年11月28日 (月) 07時34分

影の王子さん、こんばんは。
バーンスタインの70年代の映像はその6番しか持っていないのですが、あのヒゲはなかなかのものですね。
EMIに入れたロストロポーヴィチとの共演や、アラウとバイエルンなども同時期ですね。
機会があれば、映像の全集をいつか持ちたいと思ってます!

こちらも、本論の記事から、かなりそれてまいりました。
このあたりで、閉じたいと存じます。

投稿: yokochan | 2011年11月30日 (水) 01時08分

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