モーツァルト 交響曲第36番「リンツ」 バーンスタイン指揮
公園にて。
ヒヤシンスでしょうかね?
春来てますが、今日は強風で参りました。
風には弱いワタクシですからして・・・・(笑)
モーツァルト 交響曲第36番 ハ長調
レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(1966.3 @ウィーン・ゾフィエンザール)
オリジナルジャケットではないけれど、レコード時代に購入したこちらの方が好き。
ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の庭園は、モーツァルトにもゆかりもあり、ベルサイユ宮にも通じるバロック風な華やかさが感じられます。
モーツァルトのジャケットに使われると、とてもマッチしております。
リンツにて短期間にて完成されたハ長の交響曲は、こちらも明るく伸びやか。
全体にモーツァルトのオペラを思わせるような交響曲に思う。
ワタクシがこの交響曲を初めて聴いたとき、一番に気に入ったのが終楽章。
躍動感あふれるこの楽章に何度もあらわれるスピード感ある弦の早いパッセージがなんだかとても気に入った。それはオペラのフィナーレみたいです。
スウィトナーとドレスデンの初期のEMI盤でした。
やがて聴いたバーンスタインとウィーンフィルでの、爽快そのものの疾走感に快感すら覚えたものです。
いまや4つの楽章すべてが好きですが、とりわけ歳とともに、第2楽章のアンダンテのたおやかな美しさに魅せられるようになりました。
ここにはまたモーツァルトならではの、ふっと見せる寂しさがあったりするんです。
こんな部分をさりげなくサラッと聴かせてくれるのが、ウィーンのオケに全幅の信頼を寄せ任せてしまったバーンスタイン盤。
ニューヨーク盤は未聴、ウィーンとのDG新盤では、少しばかり構えが大きくなりすぎてしまった感ありのバーンスタインの「リンツ」でした。
後期の交響曲では、一番、聖響&神奈川フィルに合っている曲じゃないでしょうか。
聖響音楽堂シリーズ モーツァルト・シリーズ第4回
フィガロ、フルートとハープ、リンツ
4月14日(土) 15:00 @神奈川県立音楽堂
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コメント
これはヒヤシンスではなく、金魚草と思います。
投稿: faurebrahms | 2012年4月 1日 (日) 07時02分
faurebrahmsさん、こんにちは。
やっぱり。
葉の形からして違うなと思ってましたが・・・。
投稿: yokochan | 2012年4月 1日 (日) 13時48分
このシンフォニー、モーツァルトの交響曲では我らがレニー叔父さんの、愛好曲でしたね。
この録音以降、CBSに『ジュピター』との組み合わせでNYフィルと、ウィーン-フィルとDGへの後期交響曲集として、入れていらっしゃいます。CBS時代はハイドンに定評がありましたが、てらいの無いシンフォニックな解釈、よろしいですね。18世紀の作品は決して古楽器グループだけの物じゃないとの、確信ができますよ。
投稿: 覆面吾郎 | 2019年5月23日 (木) 08時39分
後のDGへの再録も全部聴きましたが、ちょっと濃厚というか重たいです。ウィーンデビューのこの頃の演奏が、軽快でよろしかったかも、です。
投稿: yokochan | 2019年5月28日 (火) 08時17分