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2012年4月25日 (水)

レオ・ヌッチ リサイタル

Seimen_1


マルちゃん 正麺である。

正しい麺と書くインスタントラーメン。

みなさん、一度はお試しになられたことでありましょう。

これの醤油味を、これももしかしたら誰かやったかもしれない、パッケージの写真のように作ってみたのであります。

Seimen_4

角度がちょっとアレですが、具材は全部手製、もちろんネギやほうれんそう、豚も鶏も飼ってませんがね。

Seimen_6

この正麺は、マジにうまいですよ。

ばら売りで100円ですし、こんなCPの高いラーメンはない。

まるでラーメン屋さんのような仕上がりになりましたよ。

実に正しい。

Leo_nucci

  レオ・ヌッチ リサイタル

ロッシーニ 「セビリアの理髪師」 私は街のなんでも屋

プッチーニ 「ジャンニ・スキッキ」 スキッキの演説

ヴェルディ 「リコレット」 二人はおなじ

     〃         リゴレットとジルダの二重唱

         (ジルダ:エレノーラ・ブラート)

ロッシーニ 「セビリアの理髪師」 あの不思議にして万能の

         (伯爵:エンリコ・イヴィーリャ)

     〃               立派だよ、ご両人

         (ロジーナ:フェレデリカ・カルネヴェーレ)

ジョルダーノ 「アンドレア・シェニエ」 国を裏切るもの


       Br: レオ・ヌッチ

       Pf:ミルコ・ロヴェレッリ

               (2007.9.11@スポレート)


イタリアの名バリトン、レオ・ヌッチのアリア・リサイタルを聴きます。

ヌッチは、今年70歳。まだ現役でしょうか。

純正イタリアバリトン、しかもバスティニーニ、カプッチルリ、ザナーシ、ブルゾンと並ぶヴェルディ・バリトン。
この人がもしいなかったらカプッチルリ後の空白が生まれてしまったことでしょう。
実は、カプッチルリは何度も聴いているけれど、ヌッチは何故か、その舞台に接することなく今に至ってしまった。

1981年のアバドとクライバーによるスカラ座引っ越し公演にて、鮮やかな日本デビュー。
当時、新入社員だったので、大好きなアバドの定番「シモン」のS席を入手するのが精いっぱい。
いま思えば、アバドの「セビリア」もカルロスの「オテロ」「ボエーム」も死ぬ気で確保すべきだった。生涯に悔いの残る出来事のひとつだ。

Nucciaraiza

その「セビリア」は、FM生放送で家で聴いていた。
フィガロの登場の場面、「わたしは街のなんでも屋」で、聴衆からヒューというか溜息みたいな歓声が上がるのを聴いた記憶がある。
その時の実況アナウンサー 後藤美代子さんが上品に、そして実は興奮しながらヌッチの颯爽とした登場場面を語っていたのを昨日のように覚えてる。
イキイキとしたポネルの演出では、フィガロは舞台を縦横無尽・八面六臂に駆け回るスポーティな人物で、先の登場の場では、消防団のように、二階から滑り棒でスィーと滑り出てきたのだった。
そして、その小又の切れあがった鮮やかな歌声に、日本中が痺れたのでした。
この時は、アバドの快速オーケストラにのって、絶好調舞台だった。
同時に、ほぼ日本デビューのアライサとヴァレンティーニ・テッラーニ、エンツォ・ダーラという超強弓のキャストで、そのいずれもが日本にその名を刻んだ歴史的な舞台だったのです。

アリア集の録音がほとんどないヌッチの貴重なリサイタルライブ。
オペラデビューしたゆかりあるスポレートでのライブで、ヌッチが中心となって、若い歌手たちも新鮮な歌声を聴かせております。

上にあげたのはヌッチの登場曲のみで、ほかには、私には初聴きの名前の若手歌手によるアリアや重唱も演奏されている。
そんななかで、日本の佐藤康子さんが、トロヴァトーレのアリアを堂々と歌って喝采を呼んでおります。
佐藤さんは、カヴァイヴァンスカに師事し、スポレートに学びデビュー、その研修後の頃の披露公演に思われる。
あれれ?と思うほかの歌手の中にあって、ピカイチですよ佐藤さん。
日本人としてブラボーを浴びる様子が頼もしいのでした。

そして、ヌッチの衰えを知らないピッチピチの歌声は聴く人を必ずや元気にしてしまう。
フィガロの早口言葉のような機関銃歌唱には、いまも舌を巻きます。
悲劇のかたまりのようなリゴレットでは、ヴェルディ魂がこもってまして、心が熱くなる。
達者なジャンニ・スキッキは、まるで千両役者のようで、これなら誰しも騙されちゃうね。
最後の、わたしの大好きなジェラールのアリアは、バスティアニーニ、カプッチルリと並ぶ、最高の名唱。
祖国を思う熱さと、恋敵への憎しみの二律背反をクールな情熱でもって歌いこんでます。
わたしもカラオケで歌ってみたいぞ、このジェラール、そしてシェニエのアリアもnote

ピアノ伴奏によるコンサートながら、曲を追うごとに熱いです、すごい歓声に包まれます。

しかし、ホールの残響が不自然なのが難点。

レオ・ヌッチには、いつまでも元気で活躍して欲しいと熱望いたします。

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コメント

>マルちゃん 正麺
テレビの宣伝、食べてみたいと思わせられちゃいますけど、まだ試していません。記事の写真、すっごく美味しそうですよ。こちらの方がテレビコマーシャルより食べたい気持ちにさせられます。

投稿: edc | 2012年4月26日 (木) 19時08分

euridiceさん、こんばんは。
役所広司の宣伝からしておいしそうです。
是非ともお試しを。

お誉めいただきありがとうございます。
シンプルが一番おいしそうに見えますね。
ほかの味も試してみようと思ってます。

投稿: yokochan | 2012年4月26日 (木) 22時59分

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