I wish it so ドーン・アップショー
琥珀色に身も心も酔ってしまった、ワタクシさまよえるクラヲタ。
久方ぶりに大阪へ。
今回は1泊のみだったので、大阪の音楽仲間の方々には声掛けできませんで残念でした。
ミナミで飲みました。
こちらは3軒目の、「PUBBAR IVROGNE」というバーでして、アイラモルトのボウモア。
なんば駅にも近い4丁目エリアは、かつてはちょっと怪しい雰囲気だったと聞きますがね、いまは個性的な、それも小さなお店が並ぶグルメエリアみたい。
どの店も、お客さんで一杯。
I wish it so
ドーン・アップショー ソプラノ
マイケル・スターン ピアノ
わたしのお気に入りの1枚。
アメリカのソプラノ、ドーン・アップショーが歌う、アメリカのブロードウェイ・ソングブック。
アップショーは、ジンマン指揮するグレツキの「悲歌のシンフォニー」でブレイクしたリリックソプラノで、モーツァルトのスーブレット系の諸役やR・シュトラウスなどでメットを中心に活躍。
多彩で器用な彼女は、ミュージカルやジャズ、現代音楽も歌いこなすんです。
「I wish it so」は、マルク・ブリッツスタイン(1905~1964)が音楽を担当したミュージカル「JUNO」の中の1曲。
戦時のアイルランド、ダブリンに生きた働きもののジュノーの物語。
旦那はワークレスの飲んだくれで、彼女は家族をかいがいしく支えてゆく。
「そうだといいのに・・・・」
毎日、忙しくて、ずっとこんなだわ。心休むときもない、そしてベットにもぐり込むだけ・・・。
もうおかしくなりそう・・・。
そうなればいいに。。。。それは今夜、いや明日かも・・・。
少し哀しくも、どこか希望がある、とっても愛らしくも美しい曲なんです。
アップショーのクセのないクリアボイスはとっても可愛いのです。
疲れて、寝る前に、琥珀色の液体をくゆらせながら聴くのに最高の音楽なんです。
個性的なバーがふたつ並んでました。
youtubeに、このアップショーの歌がありましたからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=VDpNJgu7aWE&feature=related
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