R・シュトラウス 「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 サヴァリッシュ指揮
大阪はミナミ、道頓堀。
先週の出張から。
数日後、この近くで、あんなとんでもないことが起きるなんて・・・・。
人間の心と頭は、いまどうしちゃったのでしょうか。
この日は、まずホルモン食べて、粋な居酒屋さんで、魚をつまんで、最後はバーでアイリッシュウイスキー。
こちらは居酒屋さん。
「おばけ」です。関西ではよく食べられる、鯨の尾ひれをさらしたもので、酢味噌でさっぱりといただきます。
食感もよろしく、キリリとした日本酒にとてもよく合いましたね。
R・シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
ウォルフガンク・サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団
(1993.5@サントリーホール)
来週は、きっとシュトラウスずくしになります、当ブログ。
何故って、22日は、神奈川フィルの定期でして、オール・シュトラウス・プロなんです。
前哨戦に、一番有名どころを聴いときます。
というか、一番短めだから、時間のないときは手頃なもんで。
あまりにも有名な、ティル・オイレンシュピーゲルの物語。
権力を小馬鹿にしてやりたい放題、悪戯三昧のティル。
14世紀に実在し、物語として語られ出版された内容は、読んだことはないものの、Wikiなどによれば、スカトロジー満載のちょっと臭そうなものみたい(笑)。
音による天才的な描写の才あったシュトラウスは、ティルのおしっこまで描いてるんだ。
トイレをガマンして、これ聴いてると危険ですよ、中高年の諸氏。
あっ、わたしのこと?
ともあれ、昔々・・・で始まる、ストーリー・テラー交響詩は、最高に面白い音楽のひとつでありましょう。
ちょっと生真面目なサヴァリッシュだけど、充分に微笑みも感じるし、オーケストラの明るく鮮やかな音色がまた見事なもんだ。
サントリーホールのライブだけど、これが演奏されて、もう20年近くになるんだ。
月日が経つのは、本当に早いものです。
ティル記事
「ネヴィル・マリナー&シュトットガルト放送響」
「ヤンソンス&コンセルトヘボウ」
「セル&クリーヴランド」
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コメント
ティルですね。不幸な私はこの作品も吹奏楽での経験が最初の鑑賞であったのです。なんかなー。。今にすると吹奏楽をやっていたことって私にとってマイナスが多いような気が^^;
それにしても楽しい曲です。トイレネタを好きな私には特に気に入っている作品です。ドリフのコントもトイレネタが一番好きです。Rシュトラウス!恐るべし。
冒頭のデリケートなモチーフ。終わり方の乱雑さ。なんて素敵な曲なんでしょう。最近オークションでこの作品を作曲者が録音したSPを落札できず悔しい思いをしていたところです。さまよえる様の書き込みで少しだけ救われた思いがします。
投稿: モナコ命 | 2012年6月18日 (月) 22時45分
モナコ命さん、おはようございます。
吹奏楽でのティルは、聴いたことがないのですが、例の小便は、どう演奏するんでしょう?
わたしも、そっちネタ好きなもんですから、常に注目して聴いちゃってます。
シュトラウスは、ほんと天才的です、
指揮者でも大家の自演盤、惜しいことしましたね。
投稿: yokochan | 2012年6月19日 (火) 08時45分