シベリウス 「フィンランディア」 ベルグルンド指揮
キッチンさまクラ。
これは、油揚げですよ。
揚げは、つまみとして、新潟の栃尾のものならば、そのままオーブンで焼いて、大量のネギとおろしと生姜で食べるのが最高。
普通の揚げは、納豆を袋詰めにして、焼くかオーブントースターでこんがり。
これもまた、大好きなおつまみ。
そして、ネットで調べたこの調理方法。
揚げを適当な大きさにして、ネギをのせ、出汁醤油をかけ、さらにシラスの釜茹でをのせ、最後にチーズを散りばめて、オーブントースターでチンします。
すると、どうでしょう、ピザ顔負けのこおばしい、最高のおつまみが、簡単にできあがるのでした。
あまりにも美味しくて、あっという間に食べちゃいます。
当然に、ビールですな。
あとは、キリリとした白ワインなんかも。
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
パーヴォ・ベルグルンド指揮 フィルハーモニア管弦楽団
(1980 ロンドン)
こんな名曲、もう何を言えばいいでしょう。
本当に、久しぶりに、そして、この日々クソ暑い晩に聴く「フィンランディア」。
感動の極みでした。
クラシック音楽の中で、愛国心を歌う音楽は数あれど、この曲ほど、どんな国の人々の心をも熱く燃え上げ、じわじわと感動させてしまうものはありません。
中間部の金管とシンバルの活躍する勇壮な場面に奮い立つのも然りですが、なんといっても、フィンランディア讃歌とも呼ばれる、歌心あふれる旋律は、いやでも心から湧き上がる静かなる民族の魂の歌として感じられます。
オリンピックで、つかの間の愛国心を奮い立たせた日本人に、次々と突きつけられる、隣国からの難題。
彼らも、その背景には、国に煽られているとはいえ、熱い愛国心と信じ込んだ心がある。
教育により、そのように育ってきているから、その心は間違いとは言えない。
実に難しい局面に陥ってしまったものだ。
いまは、「フィンランディア」を聴いて、冷静に、でも、心に熱い魂を持っておきましょう。
それが、しがないクラヲタ人としてできること。
ベルグルンドは、交響曲もオーケストラ曲も、複数録音しているが、そんな中でも、ブリリアントな音色のフィルハーモニアとのデジタル初期の録音の演奏の、じわじわと盛り上がる素晴らしさは格別のものがあります。
これもまた、名曲・名演です。
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