ワーグナー 「ローエングリン」〜はるかな国に デル・モナコ
横からチラリ。唐揚げ弁当。
この冗談みたいに大きな唐揚げ。子供の拳大だ。
4つも入って550円。しかし、お昼に半分でお腹一杯に・・・・・。
芝にあるちょっと有名なお弁当屋さん「清本屋」です。ふぅ〜。
このお昼ご飯は数週間前のものですがね、本日は、バタバタしていて、音楽を聴く時間も、そして疲れちゃって気力もありまへん。
よって、わたしの知り合いの、おもろいオジサンの話を3題。
①再登場ですが、どう考えてもおかしい話
そのオジサンから、わたしの携帯に電話がありました。
「あの〜、いま電車の中ですから後で電話します。」
・・・・・・・・・・、はぁ?
②某カフェで待ち合わせして、久しぶりに打ち合わせをしました。
「やっぱり、あれですか、いま売ってらっしゃるのはLSDが多いのですか?」
「は?」
「ひとつあたりいくらぐらいするんですか、LSDは?」
「LEDです!」
「これからは、もうLSDですよね」
周囲の目が怖かった・・・・・・
③オジサンから電話がありました。
「Yさん、申し訳ないんですが、インターネットで、会社を調べて欲しいんですが」
「はい構いませんよ」
「渋谷にあるサディストっていう会社なんですが」
「えへ?」
「サ デ ィ ス ト!」
「サディスト?? ほんとですか? すごい名前ですね? なんの会社ですか?」
「マンションディベロッパーなんですよ」
「はぁ」
このあと、むちゃくちゃに調べたけれど、ヤバい店ばっか・・・・。
知り合いの建築事務所に聞いたら、大笑いされて、それはもしかしたら
「サジェスト」じゃないの?とのことでした・・・・
まったく油断できないオジサン。
しかしネタの宝庫で、愉快なのでした。
ワーグナー 「ローエングリン」〜「はるかな国に」
マリオ・デル・モナコ (アルジオ・クワドリ指揮)
デル・モナコさまの剛毅で、気品あふれるローエングリン。
イタリア語の歌唱で、違和感ありありのオテロ状態。
でもしかし、どこまでもデル・モナコであるところがいい。
誰でもない、モナコさまでしかない。
歌いまわしや発声は、ドミンゴのワーグナーを思い起こしてしまった。
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コメント
素敵なおじさまが友人なんですね。LSD常習のサディストなんですね!やるなー^^-
こちらのセット、不肖私も所有しております。愛聴しております。古今亭志ん生のセットと並び名盤中の名盤です。ご指摘のローエングリン。全くドイツオペラの形式を無視でございます。伸ばしたいだけ高音域はモナコ将軍の情熱のおもむくまま、伸ばすのでございます。しかも、イタリア語で歌ってくださいましてありがとうございます。大好きです。イタリアオペラもライブでは形式も演奏スタイルも何も関係ありません。あるのはただ「モナコ将軍」のアジ演説でございます。
でも!私は大好きなんです。ワーグナーですべろうが、フランスオペラに不似合いだろうがかまいません。いつでもイタリア語でお願いします。ばっちりとハマったオテロやパリアッチも、そりゃないだろうのウェルテルも、そんなはずはないのローエングリンも大好きです。
何をやっても私にとってはモナコ将軍様なのです。我が愛する将軍様の歌をきけ!ひざまづけ!あれ?どっかの国でこういう風景を見たことあるぞ??
投稿: モナコ命 | 2012年9月20日 (木) 18時27分
モナコ命さん、こんばんは。
へへ、ナイスなオヤジでしょ。
自分も知らず知らずのその域に達している感があり、怖いです。
で、モナコ閣下。
この10CDは聴きでがありますね。
有無をいわせぬ自分スタイルには、過去も今も敵う歌手はおりません。
愛する将軍さまは、暴れん坊将軍のように、白馬に乗って、砂浜を駆け抜けるのでありますね。
かの国のブツブツオジサンなどとは比較にならない、孤高のヒーローですね。
投稿: yokochan | 2012年9月21日 (金) 00時32分
モナコ将軍様は私には愛する将軍様なのです。モスクワでカルメンに出演されたとき、相手のカルメンはロシア語で、対する我がモナコ将軍はイタリア語でカルメンを口説いていました。さすがです。そしてモスクワの聴衆を熱狂させるのです。CDは車の中でだけ聴いています。自宅ではSPかLPな私なのです。運転中にご紹介の10CDを聴いていると興奮のあまり、前を走っている車をあおったり、無理な追い越しをしたくなるのが悩みの種です。
コレルリやステファノではこうならないのですが、モナコ将軍のアジ演説を聴いているとどうしてもアドレナリンが全開になり車の運転中は危険です。
投稿: モナコ命 | 2012年9月21日 (金) 15時13分
モナコ命さん、愛する将軍様への熱き重い、引き続きありがとうございます。
モスクワカルメンの異種混在ぶりは、噂には聴いておりますが、さすがに触手が伸びませんが、すさまじそうですね。
運転中の暴発、極めて危険な男に変貌してしまうのですね。
わたしも見習わなくては・・・。
英国音楽を聴きながら、羊のようにおとなしく従順な運転ぶりです・・・・、というのは真っ赤なウソでして、ジークムントやウォータン、ザックスのアジ演説を歌いながらの一人相撲的な運転かもです(笑)
ねばっこいコレッリや、爽快ステファノと明らかに違いますね。血管が浮き出そうなモナコの歌声、血圧上昇には、くれぐれもお気をつけくださいよ!
投稿: yokochan | 2012年9月21日 (金) 23時05分
剛毅さと凛とした風情に溢れる、デル-モナコ様の歌唱と舞台姿。第2次NHKイタリアオペラでの、イタリア語版『カルメン』、KINGレコードのLPでまず耳からのみ接して、後でYouTubeで映像を拝見しましたが、伍長でなしに将軍様さながらの舞台姿でした(笑)。
投稿: 覆面吾郎 | 2019年5月22日 (水) 09時24分