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2013年3月30日 (土)

佐村河内交響曲 全国ツアー

Sakura_2

地下鉄構内でみつけた広告。

ありますよ、音楽「佐村河内守」のお名前。

室内楽作品アルバム「シャコンヌ」からの音楽が使われてます。

この映画の栗村監督と佐村河内さんは、長らくの友人同士で、シャコンヌに納められた曲を佐村河内さんがさらに手を加え、それに合わせて撮影したりと、音楽と映画のコラボレーションもはかられているとあります。

http://sakura-kanako.jp/news.html

こんな素晴らしい音楽に、儚い桜を思わせる物語、絶対に泣いてしまいそうな映画です。

Samuragochi_sym1

そして、交響曲第1番「HIROSHIMA」の全国ツアーが発表されました。

イグラーユさんから情報をいただきました。

大阪、名古屋、東京、横浜、熊本、京都、広島、群馬、神戸、山梨、松本、新潟、仙台、札幌、福岡・・・・。

http://www.samonpromotion.com/jp/live/samuragochi/

オーケストラは各地のオケ、指揮者も何人かで振り分けるようでして、金聖響の名前が上がっておりました。
以前にも予見したとおり、大友さんや東響の手を離れて、オーケストラ・レパートリーのひとつとして歩みだしたことにほかなりません。
加えて、神奈川フィルハーモニーのファンとして、しかも、みなとみらいでこの曲が聴けるという喜びはいかばかりのものでしょうか!

8月のミューザに先行しての神奈川県初演となります。

コアなクラシックファンからすると、そのプロデュースが、サモンだというところがちょっと気になるところ。ヘミングとか知高とか・・のサモンさんです。
でも、佐村河内音楽に感銘を受け、普段、コンサートに行かれない方々が、クラシック音楽のコンサートに足を運ぶようになるということにもつながると思います。

すごいことになりました。
同時に、ロシアをはじめとした世界へのお披露目も続きます。


そして、いよいよ明日。

NHKスペシャルで、被災地を思い書いた新曲ピアノ作品「レクイエム」の石巻での初演までの様子が放送されます。

こうして、定期的に、佐村河内さんの音楽や、そのお姿を確認できるようになったことは、本当にありがいことです。

苦しい日々が、個人的にも続くなか、こんなに力強い後押しはございません。

Hiyayama_2a

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コメント

今晩は、よこちゃん様。 中古品のゲーム販売店で「鬼武者」を¥250で売っておりました。しかしながらプレイステーション用のゲーム機が無ければ、佐村河内守氏の大曲聞けないんですね。 歓喜→落胆→悔し涙→怒り。。。その後で三浦番長初当番、初白星。ベイスターズ2連勝!のニュースにに大いに溜飲を下げました。今年のベイは一味違う…かな?
佐村河内守「HIROSHIMA」全国ツアー嬉しいお知らせありがとうございます。 そして明日の特番、楽しみです。必ず見ます。

投稿: ONE ON ONE | 2013年3月30日 (土) 23時13分

 お早うございます。今夜の佐村河内特集番組、必ず見ます。「鬼武者」の音楽はCDが出るといいのですけれどね。中学生のころTVゲームは、散々やりましたけれども、二十数年間ずっとご無沙汰で最近のゲーム機なんか持っていませんから。それにしても佐村河内交響曲の世間への浸透の早さには驚かされます。それだけの曲ですものね…

追記
変なメールをこちらの手違いでお送りしてしまって申し訳ありませんでした。送る相手を間違ってしまったのです。職場でこんなミスをしたら首が飛んでますよね…反省しております。

投稿: 越後のオックス | 2013年3月31日 (日) 08時08分

 連投失礼いたします。「鬼武者」の音楽、CDが出ているのですが、中古品で凄い値段が付いていますね・・・

投稿: 越後のオックス | 2013年3月31日 (日) 08時26分

ONE ON ONEさん、こんばんは。
いまごろご返事してます。
影武者はまたテレビ放送で高値を呼びそうですね。
いまほどテレビを見終わり、感動に包まれてます。
いまは何もいえません・・・・。

ベイの今日の負けもどうでもよくなりました。

滅私無為という人間の根源の行為がこんなに美しいとは思いませんでした。
商業的にならず、音楽だけの無垢な存在であり続けて欲しいと思います。

投稿: yokochan | 2013年3月31日 (日) 21時56分

越後のオックスさん、こんばんは。
なかなか感動的なテレビ放送でしたね。
音楽の分析は緻密で、佐村河内音楽を云々する評価を覆そうという意欲も強く感じ、事実、なるほどと思わせるものでした。
命を削るようにして、音を紡ぎだす佐村河内さんの強さと優しさでした。

影武者もきっと復刻され、商業ベースの乗ることでしょう。
でも、あまりにビッグネームになることに、少し抵抗と不安もあるのです。
ゆっくりと本質を見極めた聴き方や広め方をしていただきたいと思ってます。

投稿: yokochan | 2013年3月31日 (日) 22時31分

04:48「きっかけは、あるブログに届いたひとつのメッセージ。」
あ〜〜〜〜〜〜、ここで涙飛び出しました!!

05:25:あ〜〜〜〜〜、「投稿:yokochan」の文字が!
おめでとう!ありがとう!、yokochanさん、NHKさま。

(06:10:えっ〜〜〜〜〜、「神奈川 横浜!」
こっ、こんな名曲が「超ご近所」で創られていた〜!!)

(心臓バクバクゆえ、乱心、乱文、失礼しました。)

投稿: ハマの水平 | 2013年3月31日 (日) 23時25分

ご無沙汰しております。yokochanさんが出会うきっかけになったエピソードが流れた時には、微笑ましく観ていました。
今回は、未録画ながら最後まで見させて頂きました。ただイマは何と寝てしまい見過ごしてショックでしたので感慨もひとしおです。
第2楽章 ホルン・トロンボーン・チューバで神々しく演奏されるコラールが流れた辺りでジーンと来ました。
感想は、長すぎるので、記事にそのまましました。
名前をクリックして頂ければ、読めます。
記事には書かなかったのですが、レクイエム初演もジーンと来ました。

予算が確保できれば、鬼武者は買う予定です。最安で約1.2万。その前のバイオハザードは先日手に入れました。
感想は、カテゴリーをクリックすれば読めますが、非常に感慨深かったです。連動して、立ち読みながら自伝もじっくり読みました。

投稿: Kasshini | 2013年4月 1日 (月) 03時57分

ハマの水平さん、こんばんは。
そうなんです。
佐村河内さんは、広島生まれ、広島育ち、横浜在住なのです。
病院の関係とかがあるようですし、きっと横浜のことも気にいっていただいていることと思います。
神奈川県人として、ほんとうに誇らしく思います。
わたくしの微力なブログなどとるに足りません。
昨日の放送での、佐村河内さんの苦しみを分かつ姿や身を削るような姿を見てしまうと。
応援しましょう!

投稿: yokochan | 2013年4月 1日 (月) 22時32分

Kasshiniさん、こんばんは、コメントありがとうございます。
件の映像、ご確認いただきましてありがとうございます。
恥ずかしい限りであります。
そもそも、佐村河内さんのお名前をお教えいただいた被災地よりのコメント。
その後の消息が、呼びかけにも関わらずご不明なところがとても心配です。
感謝の言葉を述べたいのですが、あれ以来なもので・・・・・・。

昨日の放送は、音楽への専門家の分析的考察も交え、諸処ある中傷などを払底してしまうような説得力にあふれるものでした。
一般のリスナー以上に、クラシック愛好家も唸らせる内容だったと思います。
貴ブログのご案内もあわせてありがとうございました。

投稿: yokochan | 2013年4月 1日 (月) 22時39分

全国ツアー、ものすごいプロモーションですね。

プロモーターがお金が目的なのか、聴きたい人にお届けするのが目的なのかそれは分かりませんが、佐村河内さんが認めているのなら何も問題は無いですね。

お金のためには動かない佐村河内さんに、結果としてのお金が入るのはいいことだと思います。

ご本人はブームに踊らされる、そんなうすっぺらな方ではないと多くの人が信じられるそのとおりの方に違いないずです。今までもこれからも。

投稿: ぽんた | 2013年5月16日 (木) 15時19分

ぽんたさん、こちらにもありがとうございます。

たしかに、この急なるプロモーションはすさまじいばまりで、わたしなど、地方公演も少しばかり高値に感じて、客入りを心配してしまいます。

たしかにご指摘どおり、ご本人の収入と安定が、お体のこと、そして作曲活動に大いにプラスになれば、ファンとしてはとてもいいことだと思います。
佐村河内さんは、どうあろうと自分をしっかりお持ちの方ですので、わたくしは安心して、そしてこの少しばかりのせわしさも冷静に望むようにしました。
ありがとうございました。

投稿: yokochan | 2013年5月17日 (金) 00時06分

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