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2013年11月 4日 (月)

ボロディン 「だったん人の踊り」 小澤征爾指揮

Autumn_1

秋のまっさかりです。

連休も終わり、どこにも行かなかったワタクシは、駅のディスプレイを見て、なごんでおるのです。

リスに、赤とんぼまでいますよ。

でも、このお休みは、日本シリーズがことのほか喜ばしかった。

こうでなくっちゃいけない、そんな結末でしたよ。

日本を明るくする出来事のひとつでしたね。

オレンジ色のファンの方には、来年も申し訳ありませんが、今度はわが方ベイ軍に頑張らせていただきますよ。

Ozawa_cso

   ボロディン 歌劇「イーゴリ公」~「だったん人の踊り」

     小澤 征爾 指揮 シカゴ交響楽団

                  (1969 @シカゴ)


なんだか忙しくて、土曜の晩以来、音楽も聴く暇なく、月曜の夜遅くになっちまいました。

意図しなかったけれど、ダンス系の音楽を聴いていたことに気付いた(笑)。

短くて、モリモリした曲で、しかもロシアと思って、即コレ。

小澤さんの、44年前の記録から。

CBSとRCAに録音を初めていた小澤さんは、シカゴのラヴィニアで活動するようになって、EMIにシカゴ響と録音を始めた。
CBSには、トロントとニューヨークフィルとロンドンのオケと少しだけ。
RCAには、トロント、ボストンやロンドンのオケと。

ヨーロッパの老舗EMIは、当時、やはりレーベルとしての格の違いがあった。
やがてパリ管との組み合わせも実現し、日本人を喜ばせてくれました。

70年代前半は、そんな小澤さんの活動で、日本では、日フィルとのコンビがフジテレビで見れる時代。

艶やかさと、伸びやかさが身上の生き生きした表情。
ごつさや、威圧感や腹に響く重厚な迫力は、ここにはありません。
しかし、リズム感のよさと、弾みっぷりは、あの当時のレコード界を飾った巨匠たちの演奏スタイルにはなくって、目の覚めるような軽快さとスピード感は、世界の聴き手に新鮮な驚きを与えたに違いありません。
 緩やかな歌い回しもとても上手なものですから、オケが気持ちよく付いていってるのがよくわかります。

Ozawa_cso_3

ピチピチで小ざっぱりの小澤さんの音楽は楽しく、聴くわたくしの脳波にも若い刺激を与えてくれますよ。

全曲盤を映像や音でも持ってますが、いまもって聴き通したことのない「イーゴリ公」。
長すぎなのです。
ワーグナーなら、まったく苦にならないけれど・・・。

だからしばらく、いや、この年になったらもう無理かな、全曲制覇。

キエフの大公、イーゴリ公とだったん人たちとの闘いのドラマ。
だったん陣営での、コンチャク・カーンのイーゴリ公へのもてなしは、だったん人たちの男と女のなまめかしさと勇壮さの入り乱れる華やかなものでありました・・・・。とさ。

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コメント

ボロディン イーゴリ公、むかーし20年前、ボリショイオペラ公演にありましたよね。
アレクサンドル・ラザレフが来日直前に音楽監督解任されて、別指揮者に変えて公演しましたね。

確か、終わり方が通常と違っていて、だったん人の踊りを一番最後に持ってきて、締めくくる。でしたっけ。

このあと、2009年までの来日がなかったですよね。

ちょっと以前に、チューリヒオペラのウラディーミル・フェドセーエフ指揮、D.パウントニー演出。エギルス・シリンズの主役。あと、日本で’新国’の蝶々夫人を歌ったオルガ・グリアコワ。を観ました。
このときで、フェドセーエフは、チューリヒと建設的に’Bye Bye’。
(ハンブルグとの共同制作、ハンブルグは、東日本大震災で損をした、クリスティアン・アルミンク指揮)

踊る踊る。廻る廻る。踊りとりつかれ、艶かしく酔いしれる、土俗的な演奏が、本当に少ない、今日の演奏。。

何でも、都会的な洗練された演奏。だから、金を払っても行きたい演奏がないです。

投稿: ドッタンばったん人のせわしない踊り | 2013年11月 7日 (木) 18時33分

ドッタンばったん人のせわしない踊りサン、またもやエグイお名前で(笑)

20年前のボリショイは記憶にありませんが、もっと前の万博のときのボリショイでも、これを上演しました。
指揮は、若きシモノフ。
NHKでやってたのを覚えてます。
あとは、ハイティンクのコヴェントガーデンの映像。
どうも苦手です。

やはりヨーロピアンに洗練されてきているロシア土着風土。音楽面でも、ロシア風の土臭さ、ドシンドシン、金管ブラブラ的な演奏は希少なものになりつつあるんですかね?

投稿: yokocan | 2013年11月 9日 (土) 13時54分

お久しぶりです

 最近、ボロディンの音楽を良く聞きます。中央アジアの平原にて、弦楽四重奏曲などです。
 いい意味で力の抜けた曲調、あまり自己主張しないけれども心地よいメロディーが、仕事のBGMにいいですね。
 チャイコフスキーほど濃厚でない、他のロシア系作曲家に比べるとあっさりというか、洗練されているというか...それでも、ロシアの香りはする...そんな感じでしょうか。
 彼が本格的に作曲をしていたら、どんな曲を残したのだろうと思いつつも、日曜作曲家ならではの良さがあったのか・・・と考えます。
 作品数が少ないので、ハマるほどではないんですが、機会ある毎に聞きたくなる作曲家です。

投稿: udon | 2014年11月29日 (土) 16時45分

udonさん、こんにちは。
おーい、お茶のCMで、この曲なんだっけ、と思いだせなかったのですが、ボロディンのカルテットの1楽章でした。
2楽章もあの美しさ。
おっしゃるように、いいメロディー書きますね。
 交響曲を聴きたくなりました。
これから迎える冬にも相応しく、いいタイミングで、コメントいただき、ありがとうございました。

投稿: yokochan | 2014年11月30日 (日) 14時33分

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