BEATLES in CLASSICS ベルりンフィルの12人のチェリスト
おもちゃのお家。
それぞれに明かりが灯って可愛いものだ。
横浜ベイクォーターの大きなツリーの足元ですよ。
寒波来襲、寒い日が続きそうです。
雪も多くて、厳しい年末年始となりそうです。
The Beatles In Classics
1.Yellow Submarine 2.Let it Be
3.Something 4.The Fool on The Hill
5.Help 6.Yesterday
7.Michelle 8.A Hard Day's Night
9.Norwegian Wood 10.Here, There and Everywhere
11.Can't Buy Me Love 12.Hey Jude
ベルリン・フィルの12人のチェリストたち
(1982)
言わずとしれた、天下のベルリンフィルのチェロ奏者たち、12人のアンサンブルです。
1972年の結成ですから、もう40年超ということになります。
カラヤンの治世からずっと、ひとつのオーケストラの中のアンサンブルとしては異例のことかもしれません。
しかも、今も昔も、ギンギンのヴィルトォーソぶり。
それでいて、繊細で、艶やかで、緻密。
メンバーは40年を経て、すべて入れ替わっているけれど、きっと、指揮者の交代による、ベルリンフィル本体の音色の変化に合わせて進化し続けていることでしょう。
このCD録音時のメンバーをCDジャケットから。
カラヤン時代の終わりごろ。
当時の映像などでもお馴染みの顔ぶれで、なんだか懐かしい。
ビートルズ・ナンバーが12曲、これでもかというくらいに、ブリリアントに、そしてクラシカルに演奏されてまして、聴いてて、これほんとにみんなチェロかい?と思ってしまいます。
編曲が、ちょっと硬くて、もう少し、くだけてていいのかなとも思いましたが、これはこれで、むしろ新鮮なのです。
これをカラオケにして、ビートルズを歌っちゃうと、わたしなら、オペラアリアみたいになってしまうことでしょう。
今度、車の中の密室で、やってみよっと。
というわけで、個別にどうこうコメントはいたしませんが、ポールも来日して、ビートルズイヤーともなった今年、この懐かしいCDを聴いてみて、とても気分がよろしいです。
彼らのHPにあった映像から、東日本大震災の追悼演奏。
ヴェルディの「聖歌4篇」から、「アヴェ・マリア」です。
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コメント
今晩は。越後はもうすっかり冬です。例年のことですが寒さも半端ではありません。冷房なし暖房なしの部屋でPCを使っておりますので手がかじかんでくるぐらいです。
ビートルズの曲はオリジナルももちろん素晴らしいですが、どういう編曲で聴いてもこれまた素晴らしいですよね。原典が素晴らしいからだと思います。キングズ・シンガーズのビートルズアルバムは最高の編曲と演奏ですし。小説でいうと源氏物語が誰の訳で読んでも読み手を感動させるのと似ているように思います。円地文子訳も谷崎潤一郎訳もアーサー・ウェイリーの英訳も感動的です。ビートルズの曲にせよ源氏にせよ、作品の基本設計が堅牢でしっかりしているからだと思います。
海外でもビートルズやマイケル・ジャクソンなみに人気があるのが我が国のXjapanですが、ビートルズのプロデューサーをしていた方が彼らの曲をオケ用に編曲してロンドンフィルを指揮したCDがEMIから出ており、大編成オケやベルリンフィルのチェリストたちのビートルズなみに感動的です。やはりXjapanの曲がビートルズや源氏同様、基本設計が立派だからだろうと思っております。このCD、辻邦生先生を尊敬する同志たるShushi様におすすめしたら、「映画のサウンドトラックみたいだね。新鮮味がある。感動したよ」と言っておられました。
投稿: 越後のオックス | 2013年12月27日 (金) 23時16分
越後のオックスさん、こんにちは。
そちらの冬と雪は半端ないのでしょうね。
関東は、連日の晴天で、この青空を雪国にわけてさしあげたい思いです。
たしかに、ビートルズの曲たちは、それこそモーツァルトに匹敵するくらいの名作・名音楽です。
さすがに、Xjapannは、わたしは聴いてません分野ですが、オケヴァージョンまであるんですね。
驚きです。
越後のオックスさんは、柔軟な聴き手ですね。
わたしも見習わなくてはなりません。
投稿: yokochan | 2013年12月30日 (月) 13時11分