RPG 世界の終わり
秋葉原のクリスマスツリー。
大企業の街と化した駅前開発。
それとは別の顔、サブカルチャーの発信地としての顔。
東京の街は、みんなそれぞれ。
そして、各街から、いろんな多彩なアーティストが輩出。
横浜、埼玉、千葉、広義の東京が織りなすポップな音楽ワールドは、宇都宮や広域群馬にも同域に、そして日本各地が世界的な文化の発信域になっていると思います。
クラシカルな音楽の領域にあるわたくしは、ときおり、いまの若い人たちの音楽を確認しながら聴くことがあります。
自分の子供たちが、何を聴いてるからだいたい把握してます。
そうでない日本の曲たちにも目を光らせなくてはなりません。
でも、大概に、遅すぎるのですが、それでも事務所にいるときは、FMヨコハマを流してるので、昨今の若いリスナーさんたちが聴く音楽は、自然と耳に入ってくるんですね。
そんな中で、春先あたりからずっと気になっていた、この曲。
以来、ずっと聴いてました。
「RPG」 世界の終わり
クレヨンしんちゃんの映画にも使われました。
世紀末的な終末バンドのようなイメージをいだかせる名前だけど、いろいろと苦労して、苦心惨憺極め尽くしたあげくの状況を自虐的に表明した名前が「世界の終わり」なそうです。
この画像は、かれらのこの曲のビデオクリップなのですが、けっしてヤバイことなくて、ごくまっとうで、生真面目なバンドなのですよ。
この映像の録画のとき、ヴォーカルの彼は骨折したから、その杖が、まるですごい効果を醸し出しているんです。
ドラムのマーチングバンドは、この曲に、興奮を呼び覚ます効果を持ってまして、だんだんと盛り上がってゆくその効果は、音楽が人の気持ちをつかんで、盛りあげてゆく効果のそのものです。
是非映像でご覧ください。
両性的な高音域もきれいな声のヴォーカル。
バンドのキモは、きっとキーボードの女性。
4人の仲間たちの作り上げる、幻想的で、キモくって、3次元的で、優しくって、可愛くて、そして、音楽的な世界は、愛にあふれてます。
彼らはすごい。
音楽の多様性。
日本人で、ほんと、よかった。
| 固定リンク
コメント
師匠おはようございまーす! なかなか爽やかなPVでありました。音楽的にもビジュアル的にもいいですね。ブレイクしそうな感じがします。
投稿: ひかるおじさん | 2013年12月 7日 (土) 09時32分
ひかるおじさん、こんにちは。
以前より、FMなどで耳にはしてましたが、映像を伴って、じっくり観て聴いてみて、なるほどと感心しました。
若者たちはエエですな!
投稿: yokochan | 2013年12月 7日 (土) 10時18分