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2014年3月19日 (水)

マーラー 交響曲第6番 お願いランキング

Mahler

本格的な春は、間近。

今宵は、ちょっと遊んでみました。

明日、神奈川フィルの定期は、木曜ですが、連休前とあって、今シーズン最後の演目です。

そして、金聖響さんの、常任指揮者としての、任期最後の定期。

さらに、明後日には、同じプログラムで、退任記念のコンサートも。

 藤倉 大  「アトム」

 マーラー  交響曲第6番 イ短調

  金 聖響 指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

              2014年3月20日(木) 19:00 みなとみらいホール

                   3月21日(金) 14:00 相模女子大学グリーンホール


ブーレーズに認められた若き藤倉氏のことは、正直、ほぼ初耳。
17分ぐらいの曲のようですが、どういう曲でしょう。
聖響さんは、現代ものがお似合いだと思うのです。

今シーズンはブーレーズやったし、次回の客演では、またブーレーズと、クセナキス。

マーラーは、8番以外を完全完結。

3年前の震災翌日、3月12日の土曜の昼には、交響曲第6番の演奏を敢行した。

そのときの模様は、こちらの記事にあるとおりですが、まばらな聴衆を前に、その少ない聴き手と演奏者が一体になってしまい、日本を襲った、あの出来事をホール全体で敏感に感じながら、引きちぎれるほどの感覚でもって、全霊を持って、聖響&神奈川フィルの6番を受け止めたのだった・・・・。

そのリベンジの演奏会であるとともに、震災後3年に符合した、鎮魂の思いを込めたコンサート。

明日と明後日、演奏する皆さん、楽団の方々、そして、われわれ聴き手。
それぞれに、ひとつの節目であり、ひとつの終着点と、出発点。

しっかりと受け止めたいと思ってます。

さて、マーラーの6番は、わたしには、いろんな思い入れがあります。
巨大な演奏にふれ、もうそれ以上は接したくない、と、封印してしまいたくなることもございました。
折りに触れ、そんな風に、マーラーの6番は、わたくしに、いろんな決断や局面をもたらしてきたのでございます。

今日は、そんなマーラー6番の、自分ランキングをしてみたいと思います。
コンサートも、ずるして、含めちゃいます。

① アバド&ルツェルン ライブとDVD

② ハイティンク&シカゴ響 ライブ

③ 金 聖響&神奈川フィル ライブ

④ アバド&シカゴ響  レコード

⑤ ベルティーニ&ケルン放送響 CD

⑥ バーンスタイン&ニューヨーク・フィル CD

⑦ バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア CD

⑧ カラヤン&ベルリン・フィル CD

⑨ マゼール&ウィーンフィル レコード

⑩ レヴァイン&ロンドン響 レコード

⑪ 若杉 弘 & NHK響 ライブ

こんな感じで、自分的、年代的な偏りはあります。
最近の演奏は、正直聴いてませんし、世評高いインバルもフランクフルト時代はコンプリートしましたが、それ以降は、まったく未知。
テンシュテットも同じことに候。

やはり、ライブで与えられる、圧倒的な感銘が大きい。

この曲には、感情移入することは容易いけれど、そればかりでは、全体の見通しや構成が崩壊してしまうという、落とし穴があります。
バルビローリは、バルビローリ節でもって、ぎりぎりの線で、いとおしむような演奏ぶりで回避してます。
マゼールは、かなりきわどいですが、オーケストラのあたたかな美音にすくわれてます。

そして、素直に美しく、若々しく、柔軟なのが、アバド&シカゴと、レヴァインです。

それと、一気呵成に、心情吐露してしまうバーンスタインの旧盤。

ザ・ビューティフルな、カラヤンは、複雑な表情も見せてくれて、クセになります。

美的なセンス満点のベルティーニは、鋭さもありますし、繊細です。

そして、ハイティンクとシカゴを、指揮者の足元で聴いたときの驚異。
音がマスとして頭上から降り注ぐ一方、剛直なまでに、楽譜にこだわる、その実直なマーラー。

何度も書きました。
アバドとルツェルンの「無」がもたらす、とてつもない彼岸と微笑みの世界。
すべてあるけど、なにもない。
とんでもない体験をしました。

③の時とは、まったく違ったシテュエーションとテンションですが、聖響&神奈川フィルの総決算を、思い出に残る演奏でもって仕上げていただきたいです。

そして、聖響さんを、暖かく、大きな拍手で、送り出してあげたいと思います。

これは、神奈川フィルを愛する人間として、切に、心から望むことです。

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