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2014年4月29日 (火)

R・シュトラウス オペラ管弦楽曲 テイト指揮

Shibaura_azeria

芝桜のように、びっしり咲いたツツジにございます。

日が差すと、夏のような陽光。

ほのぼの系の春は、すぐに終わっちゃって、日差しの強い春に。

でも低気圧のいたずらも、また春の連休のならいで、陰ると、ちょい寒の日々なんですな。

もうずっと昔だけど、連休に京都行ったら、やたらと寒くて唇青くなった。
一昨年だかの、連休明けの仕事の北海道は、マジ寒くて、凍えそうだった。

こんな感じの、日本は、いいですね。

Atrauss_tate

  R・シュトラウス  「インテルメッツォ」~4つの交響的間奏曲

             「カプリッチョ」~前奏曲

             「無口な女」~前奏曲(ポプリ)

             「グンドラム」~前奏曲

             「影のない女」交響的幻想曲


    ジェフリー・テイト指揮 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

                    (1991,92 @デ・ドゥーレン、ロッテルダム)


生誕150年のR・シュトラウス(1864~1949)です。

大好きな作曲家なもので、これまで、再三にわたって書いてきました。

オペラも全作、コンプリートしましたし、有名曲も万遍なく、そうでない作品は、室内楽、器楽、歌曲、若書き作品ぐらいです。
でも、いずれも集めましたので、ゆっくりと記事の方もコンプリートしていきたいと思います。

シュトラウスの、本領は、やはりオペラにあると思います。

そして、15作のオペラの中にも、オーケストラ作品として抜き出しても、全然聴き応えがあってOKな曲が、ほんとにいくつもあります。

代表作は、「サロメ」の7つのヴェールの踊りに、「ばらの騎士」のワルツなんですが、ほかにもいくつも聴きどころはあるんです。

シュトラウスのオペラは、ヒロインあっての世界ですが、その彼女たちのモノローグ、ことさら、幕を引く役柄としての澄み切って、到達感を表出する歌とともに、雄弁なオーケストラの存在感が強いです。
 男性歌手は、どちらかというとバリトンやバスに重きがあり、ヒロイックなテノールも多種ありますが、絵に書いたように劇画的です。

 ですから、シュトラウスのオペラの主役は、女声とオーケストラだと思います。

オペラのオーケストラ作品だけを特集すると、こうなる、という1枚が、本日のこれ。

これまで、カイルベルト、プレヴィン、メータ、ティーレマンなどの音源を聴き、ブログ記事にもしてきましたが、このテイト盤のピュアな徹底ぶりは、きっとナンバーワンです。

テイトさんは、いまどんなポストがあるんだろう。

シェロー&ブーレースのバイロイト・リングの助手をつとめたことから、知ったそのお名前。
その後に、イギリス室内管との、内田さんとの共演を含む、一連のモーツァルト。
その一方で、オペラの達人。

お体のことが、ちょっと心配だけど、このような経歴と志向を持つ指揮者は、わたくし大好きで、ずっと見つめてきました。
ハイドン・モーツァルト・ワーグナー・シュトラウス・エルガー。
テイトの代名詞みたいな作曲家たちは、そっくりそのまま、わたくしの音楽嗜好そのままです。

シュトラウスの実生活を垣間見せるような「インテルメツォ」や「無口な女」の、インティームな雰囲気は、手作り感満載の優しさにあふれた演奏。

神妙だけど、若々しい「カプリッチョ」は、薄目の音色が透明感あってよろし。

「グンドラム」は、目隠し視聴したら、シュトラウスとわからないし、ワーグナーの息子のような作風だけど、こんな薄味演奏がいいのかもね。

最後の「影のない女」幻想曲は、目覚ましい曲であり、演奏っす。
メロディーのつながり具合が、このオペラを愛する人間的にとって完璧で、思わずバラクになりきって、熱唱したくなります。
そんなテイトの、ほどよく熱くオペラティックな演奏は、オケの薄味を通り越して、シュトラウス=歌であることを確信させてくれます。

あんまり濃厚じゃないから、ふだん聴きに、最高のテイトのR・シュトラウスなのでした。



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コメント

ジェフリー・テイト指揮者人生の後半になってきてますね。そう、思うのです。

フランツ・ウエルザー=メスト音楽監督のウィーン国立歌劇場での、この5月30日から6月29日まで、”指輪4部作”2チクルス上演します。

歌手陣は、豪華です。

*******    *********

この5月18日フンパーディンクの『王子王女』をコンサート形式でハンブルク交響楽団との公演もあります。

ミカエラ・カウネ、ピーター・ブロンダー、ミヒャエラ・シュースター、ナターシャ・ペトリンスキー、ヨッヘン・シュメッケンバッハーなど、手堅い陣容ですから。

投稿: T.T | 2014年5月 9日 (金) 16時23分

T.Tさん、こんにちは。
いつまでも、若いイメージのテイトも、もう大ベテラン。
もう、どこかのポストにつくようなことはなkでしょうが、モーツァルトやワーグナー、シュトラウスのオペラ録音を残して欲しいものです。

メストのリングも、ティーレマンとの対比でライブ録音して欲しいですね。
おなじく、ハンブルクの子供王子も。

投稿: yokochan | 2014年5月11日 (日) 13時51分

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