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2014年7月 6日 (日)

Proms2014

Proms2014

今年も、もう夏の音楽祭のシーズンですね。

ヨーロッパを中心とする、世界の音楽祭も、音楽界に大物・巨匠が少なくなり、さらに、どこもが企画に悩むようになり小粒化・均一化は否めない状況。

ザルツブルクはなんかいつもゴチャゴチャもめてるイメージがあって、やはり、ベーム・カラヤン・バーンスタインがいた時代は、遠い昔になりにけり。

そしてバイロイトも、ご存知のとおり。
ワーグナー家の純血は表面的には保たれつつも、実験劇場たる顔はまったく失い、ドイツの一劇場のひとつみたいな存在になり下がってしまった。

ほかは、詳しくは知りませんが、おんなじようなものでしょうか。

そして英国のプロムス、全体の、こじんまり感は年々深まっておりますが、自国もの・自国オケを中心とした2ヶ月間の熱狂コンサートぶりは、そのユニークなプログラムを見ていてもよくわかります。

毎日、毎晩、オーケストラ・室内楽、その他のジャンルのコンサートがくり広がられるロンドンが羨ましくなります。
(思えば、東京もすごいけど)

①「今年のアニヴァーサリー作曲家」
②「アジアのオーケストラ」
③「新作・英国初演作」
④「ベートーヴェンとブラームス」
⑤「マーラー 1~6、9」


ざっとこんな特集が組みこまれていると見受けます(マーラーは毎年かも)。

①アニヴァーサリー

 R・シュトラウス 「サロメ」~ラニクルズ、「エレクトラ」~ビシュコフ
            「ばらの騎士」~ティチアーティ

 ラモー、CPEバッハ、ホルスト、バートウィスル、P・マックスウェル・デイヴィス

②アジアのオーケストラ

 チャイナ・フィルハーモニー~Long You指揮 ロメジュリ、リストP、展覧会

 ボルサン・イスタンブール・フィル~サッシャ・ゲッツェル指揮 レスピーギ、バラキレフ

 ウェスト・イースタン・ディヴァン管~バレンボイム指揮 お国もの、ラヴェル

 ソウル・フィルハーモニー~チョン・ミュンフン指揮 お国もの、海、悲愴

 シンガポール響~Lan Shui指揮 グリンカ、お国もの、ラフ2

 カタール・フィルハーモニー~ハンナ・チャン指揮! 自国もの、チャイ5
                   チェロの彼女、指揮者になっちゃったのかい??

 オーケストラ界も、地域新興著しく、中国・韓国・東南アジア・中近東ですよ。
 日本のオケは、N響がもうだいぶ前に登場してるはずだし、尾高さんは常連ですし。

③新作・英国初演

 各コンサートには、名前も知らない作曲家や作品が、毎日のように組まれてます。

④ベートーヴェンは、ほぼ全曲、いろんな指揮者・団体で。
  なかでも、重鎮マリナーとアカデミーが1番、シャイーとRGOが第9
 ブラームスは、1・2がメスト&クリーヴランド、3・4がI・フィッシャー&ブタペスト

⑤マーラー 2がハーディング、3がシャイー(ギルバートとも書いてあるがどっちだ)
       4がハイティンク、6はゲル・・・、9ラニクルズなどなど

⑥あとおもしろそうなもの

 英国物少なめにあって、オープニングにエルガーの大作「神の王国」を、サー・アンドリューの指揮で。交響曲も2曲とも演奏。

 ネルソンス&バーミンガムで、戦争レクイエム。

 クリスティのラモー特集

 ビシュコフのタコ4に、ビエロフラーヴェクのタコ10

 デュトワRPOのローマ3部作

 ノリントンのヨハネ、ラトルBPOのマタイ

こんな感じでしょうか。

お祭り、ラストナイトは、9月13日で、BBC首席のサカリ・オラモの指揮。

全部聴くのは、バイロイトなんかも始まっちゃうし難しいと思いますが、できるだけストリーミング可能期間に録音しようと思います。

Proms_2014a

日本にいても、世界の音楽祭を丸聴き。

忙しい夏がやってくる。
 

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コメント

yokochanさん

 なるほど、いよいよこういう音楽関係の催しのラッシュの時期ですか。プロムスは、あまり変化がないので、他の大変わりしちゃった音楽祭に比べてマシ!、という感じなんでしょうか。
 シャイーとかハイティンクとか、有名な指揮者が来るのはやはり伝統のおかげかな?
 ザルツブルグ音楽祭がそんなに荒れているとは知りませんでした。実は先輩が8月末からザルツブルグ音楽祭に奥さんといらっしゃるということで、情報を求められたのですが、聴く曲やオペラをうかがうと、ラトルとか、立派な名前が多かったので、「凄いですねえ」でおしまいでした。ただ、そのためか旅行すべてのお値段が「!!!!!」で、驚き(をどろき)ました!。事情があって、奥様と思い切って旅行されるということでしたから、有効な投資だとは思います。
 ただ、前々からちょっと気になっていたのですが、シャイーの最近の評価はどうなんですかねえ。

投稿: 安倍禮爾 | 2014年7月 6日 (日) 13時36分

安倍禮爾さん、こんにちは。
夏がめぐってくると、音楽祭ですね。
プロムスは変わらずのスタイルを貫いてますが、それでも、かつては、外来オケがもっと豪華でした。
ベルリンとウィーンは、毎回常連でしたから。

ザルツブルクは、NHKがあまり放送をしなくなったからかもしれませんが、どうも遠くの存在に。
そして、お金の問題のごたごたがあったというイメージがどうも。
でも、まぁ、豪華なことにかけては一番かもしれませんね。

シャイーに関しましては、わたしは、最近あまり聴いてませんので、コメントする立場にありません。
でも、次期スカラ座の指揮者ですから、どんな高みにあるのか、興味大ですね。

投稿: yokochan | 2014年7月 7日 (月) 00時08分

プロムスの最終時期の、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。

リッカルド・シャイーの右前腕尺骨骨折のため、アラン・ギルバートになったのです。

既に、共演履歴もあり。

また、2011年 ライプツィヒでのマーラー・フェスティヴァルでの、ニューヨーク・フィル客演でアラン・ギルバートはライプツィヒとは縁が深い状態になってくる前哨戦です。

アラン・ギルバートが、ロンドン・プロムスの一つの顔となるので、ドイツ語圏・ヨーロッパ圏での基盤が安定するでしょう。。

投稿: T.T | 2014年7月 9日 (水) 19時15分

T.Tさん、こんにちは。
シャイーさんは、怪我したのですか。
知りませんでした、それでギルバートの名前だったのですね。
納得しました。
NYPOでもうまくいってるようですし、ドイツでも定評があり。
あとは英国というところでしたから、朗報ですね。
情報ありがとうございました。

投稿: yokochan | 2014年7月10日 (木) 20時28分

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