ドヴォルザーク 序曲「自然の中で」 スゥイトナー指揮
よい天気、久しぶりの浅草。
この日は、そして、久しぶりのクラヲタ会。
1年ぶりくらいでしょうか。
クラシック好きの皆さんで、かつ酒好きブロガーさんたちの愉快なつどい。
不定期に行いますので、みなさまのご参加、是非にもお待ちしております。
浅草で、まだ日の高いうちから飲むには、そう、ホッピー横町、またの名を、もつ煮通り。
あまりに混雑した、通勤電車なみの、雷門から仲見世通りを避けて、左通路を、それでも、人をかき分けつつ伝法院通りへ。
そして、右折すれば、そこは、ラテン系のチョー明るい飲みすけの聖地。
今回は、「鈴芳」さん。
定番の、辛口の煮込みに、焼き鳥ざんす。
この人気店も、トイレ渋滞が起きるほど。
でも、なにを食べても美味しいし、ちゃきちゃき。
この画像は、いわゆる、替えを中外(なかそと)交互に頼みつつの、いわゆるホッピーですが、こちらのお店のウリは、ホッピー・マシンで、生ビールのようにして、供される生ホッピーざますよ。
これが、口当たり滑らかでもって、けっこう、いけちゃう。
ホッピー通りをあとに、改修なった浅草寺へ、みんなでお参り。
大吉引き当てた方もいらっしゃいますよ!
よるの浅草寺も、巧みなライトアップでもって、とっても美しい。
ナイスな感じでしたよ。
右むけば、スカイツリー、左むけば五重の塔。
そして、次の店は、浅草もんじゃですよう。
お店の人が、しっかりやってくれました。
ありがとう、お店のヒト。
まだ飲む、次々焼く。
イベリコちゃんも焼く。
みんな会話が止まらない。
ワーグナーに、ブルックナー、マーラーに、ポーランド音楽に、シューマンはなにが一番かに、ショパンに、ブラームスに、らぶりーほもおに、なんたってバッハ!
ホッピー通りで、もつや、競馬中継みながら馬刺し食って、マタイが最高、でもヨハネもいいね、いやロ短調だ、あぁ、ゴールドベルクだし、無伴奏だし・・・・的な会話をしてる連中はどこにもいやしませんぜ。
クラヲタ最高。
そんなヲタク会の、デザートは、あんこ系のもんじゃ。
餅に、シロップにあんこ、きなこ。
これ、じつは、むちゃくちゃうまかった。
なんだかんだで、もんじゃ、5種ぐらい食べちゃった。
そして、リーズナブル。
観光地だから、その真髄は、もしかしたらなかなか尽せないかもしれないけれど、知るほどディープ、路地にこそ味わいのある浅草を、これからも楽しみたいものです。
日曜は、おうちの用事で忙しい、さまよえるオジサン。
今宵は、短めのドヴォルザークの桂品をば。
8番と9番のあいだぐらい、1891年の作は、「謝肉祭」と「オテロ」とともに、序曲三部作をなす「自然の中で」。
ドヴォルザークらしい、ほのぼの、のほほん系のこの作品の根底は、やはり、ボヘミアのナチュラル感。。
人間の営みの「謝肉祭」、人間のサガの「オテロ」、そして、自然の当作品。
でも、「オテロ」においても、自然を感じさせる、ドヴォルザークの優しさと可愛さは、とても愛おしい。
昨晩は、ちょっと飲みすぎましたが、ほんと、癒される、気持ちいい音楽です。
クラヲタ飲食会、次回は、こちらや、SNS系でも告知いたしますので、是非みなさま。
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コメント
yokochanさん
いやはや、クラヲタ会、私は参加できなくて残念でした。2月から3月までしばらくベルリンにおりまして、無理でした。次はぜひ出たいですね。都合が合えば。
その代わりと言ってはなんですが、ベルリンでは仕事が終わってからドイツ・オペラでサンサーンスの「サムソンとダリラ」を観ました。ワーグナーなどとは違い、衣装や背景がそれほど違和感があるほど「壊れて」はいなかったので、良かったです。
ドボルザークは序曲、交響詩が意外に多いようで、しかもほとんど聴いたことがないですね。昔ケルテスのドボ8の余白に入っていたスケルツォ・カプリッチオーソを聴いたことがある程度。この曲は妙に威勢のいい曲ですが、他はどうなんでしょうか。
投稿: 安倍禮爾 | 2015年3月 5日 (木) 17時42分
安倍禮爾さん、こんにちは。
「サムソンとデリラ」は、観劇したことがないオペラです。
新国でも、1度やったきりか、もしくは、やってないくらい?
ドイツでも、慎重な扱いなのですね(笑)
なによりでした。
ドヴォルザークの序曲や交響詩は、いずれも15分前後ですが、ほのぼの系で、いかにもボヘミア的なあたたかな雰囲気にあふれた桂曲が多いです。
でも、一聴、これは「何」と当てられるほどに、特徴的でもないような気がします。
そこが、いいところなドヴォルザークかもです。
次の会には、是非、お会いできましたらと存じます♪
投稿: yokochan | 2015年3月10日 (火) 21時10分