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2017年6月28日 (水)

ロッシーニ 序曲集 アバド指揮

Rose_tower

どんより梅雨空東京タワー。

蒸すし、すっきりしませんな。

こんな時には・・・・

Abbado_rossini

      ロッシーニ 歌劇序曲集

     ①「セビリアの理髪師」      ②「ラ・チェネレントラ」
   
     ③「どうぼうかささぎ」       ④「アルジェのイタリア女」

     ⑤「ブルスキーノ氏」        ⑥「コリントの包囲」

   クラウディオ・アバド指揮 ロンドン交響楽団

                 (1971、1975 @ロンドン、エディンバラ)


これで、すっきり!

朝から、気分爽快になるこの1枚。

こちらも11年前に記事に残してます。

アバドといえば、忘れちゃいけないロッシーニ演奏。

ベルリン時代にも、当団とオペラ上演してしまったくらい。

そのアバドのロッシーニの原点が、この1枚。

いや正確には、アバドのオペラ録音デビューにあたる、「チェネレントラ」と「セビリア」のふたつで、1971年のもの。
そのふたつの録音から、このCDの①と②は転用されている。

「セビリア」の全曲盤は、すぐさま購入しました。
そして、それより前に出た「チェネレントラ」のすばらしさは、後年味わうことになるのでしたが、当時、それが発売されたときの、日本の音楽界の驚き!

「これが噂のアバドのロッシーニ」とか、「アバドのオペラ」とか、大いに宣伝された。

そう、いまではあたりまえとなった、A・ゼッダの考証版を用いての、すっきり軽快、透明感あふれるロッシーニサウンドを世に知らしめたのだ。

数年後に、4つの序曲を新録音して出されたのがこの1枚。

しなやかに歌いまくる、どこまでも明晰かつ、軽やかなロッシーニ演奏がここに。
後年の再録音では取り上げられたグランドオペラの華やかな序曲、「ウィリアムテル」や「セミラーミデ」は、ここでは、意識したかのようにスルーして、ブッファの軽快な序曲ばかりとしたことも、アバドの意識の表れかも。
そこに唯一セリアもあるとこがまた、アバドらしい。

塵と埃を洗い落とし、スコアの音符が、躍動して見えるかのような生き生き感。
ピアニシモを美しく歌うことにかけてはアバドの右に出る指揮者は、当時からいなかった。
だから、ロッシーニクレッシェンドは、耳をそばだててしまうほどに完璧かつ躍動的。

RCAに入れ直した2度目のロッシーニも素晴らしいが、スケールは大きくなった。
そして、ヨーロッパ室内管との3度目のものは、小回りの効く室内オケを駆使し、さらに若い楽員たちの笑顔が見えるような楽しい演奏。

でも、自分は、この1回のものが好き。
ロンドン響のスッキリサウンドも大いにプラスしてる。

さぁ、梅雨に負けず、今日も元気にsign03
 

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コメント

アバドのロッシーニ
良かったですね。
いゃ、ロッシーニーは大好きでしてね。
トスカニーニもよかったですね。
カラヤンもね、たしかシャイーだったかなあれもよかった
昔、テレビに深夜劇場でイタリア映画やってたけど
たしか1900年初頭のハリウッドの映画の現場だったかな そのバックミュージックのロッシーニの序曲が流れてたなぁ
あと弦楽のためのソナタ あれもいいですねーえ
いずれネットで楽譜引っ張り出してやる予定。

投稿: 辛抱 | 2017年7月 5日 (水) 21時56分

辛抱さん、「ロー・ハイド」が、まさに、ウィリアム・テルの音楽でしたね。血わき肉躍る、って感じの。
アバドの若き頃の、一番文句の出なかったLPがこれでした。
カラヤンはゴージャスで、べらぼうにうまかったですね。
最近は、ロッシーニ序曲集なんて、真剣に録音する指揮者がいなくなりましたねぇ・・・

投稿: yokochan | 2017年7月 8日 (土) 14時19分

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