真夜中のドア/Stay with me 松原みき
LOVEであります。
お台場にありますLOVEです。
人生は、いつの世もLOVEです。
別に男女のことに限らずです。
愛がなければ、無味乾燥、寂しいものです。
日本のAOR系、80~90年代のアダルトなシティ系のポップスが、いま東南アジアを中心にブームになっているとのこと!
ことに、1979年の大ヒット、故・松原みきの「真夜中のドア」がアメリカをまでも巻き込んでアジア中心に大人気!
2012年に書いたブログを、そのまま書き起こします。
「松原みき」をご存知でしょうか。
またまた郷愁の思い出話で恐縮です。
オヤジの昔話にお付き合いください。
1979年の冬、大ヒットとなった「真夜中のドア」を歌った松原みき。
1959年11月生れの彼女、わたしとほぼ同世代で、しかも同じ月の生れ。
クラヲタ兼あらゆる音楽をどん欲に聴いていた大学生のワタクシ、すぐに彼女に注目して、そのシングル・レコードを買い求めました。
45回転のドーナツ盤をすり減るほど聴きましたよ。
ジャズの心得のあるパンチの聴いた抜群の歌唱力に、少しハスキーだけど、可愛い歌声。実力とチャーミングな美貌に恵まれた彼女です。
「夜のヒットスタジオ」のビデオも実家のどこかにあるはず。
その後も順調に活躍し、作曲活動も盛んにおこなった彼女。
松原みきは、2004年に癌のため44歳で亡くなってしまったのでした。
青春時代から大人の世界を垣間見だした頃、何度も聴いた彼女の歌。
家庭も成し、子供にも恵まれたころに、彼女の訃報に接した時は、本当にショックでした。
東京の都会の冬のひとコマを歌った「真夜中のドア」。
「私は私、あなたはあなた
昨夜言ってたそんな気もするわ
グレイのジャケットに見覚えのあるコーヒーの染み
相変わらずなのね、ショーウィンドウにふたり映れば・・・」
冬の寒い晩、二度目の冬を迎えて、別れてしまったふたり。
そんなちょっと悲しいけれど、都会的な別れをスマートに歌った曲です。
この曲に、いまのような喧騒で雑多な渋谷でなく、わたしの大学時代の古きよき、そしてちょっとお洒落な渋谷を思います。
いまの若い方たちは、渋谷でもなく、横浜やお台場などの海を感じられる場所なんでしょうね。
このレコードのB面「そうして私が」も名曲なのでした。
2012年の記事
「松原みき 真夜中のドア」
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