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2020年11月25日 (水)

真夜中のドア/Stay with me 松原みき

11

LOVE
であります。

お台場にありますLOVEです。

人生は、いつの世もLOVEです。

別に男女のことに限らずです。

愛がなければ、無味乾燥、寂しいものです。

日本のAOR系、80~90年代のアダルトなシティ系のポップスが、いま東南アジアを中心にブームになっているとのこと!

ことに、1979年の大ヒット、故・松原みきの「真夜中のドア」がアメリカをまでも巻き込んでアジア中心に大人気!

2012年に書いたブログを、そのまま書き起こします。

Miki-1

松原みきをご存知でしょうか。

またまた郷愁の思い出話で恐縮です。

オヤジの昔話にお付き合いください。

1979年の冬、大ヒットとなった「真夜中のドア」を歌った松原みき。

1959年11月生れの彼女、わたしとほぼ同世代で、しかも同じ月の生れ。

Miki-2

クラヲタ兼あらゆる音楽をどん欲に聴いていた大学生のワタクシ、すぐに彼女に注目して、そのシングル・レコードを買い求めました。
45回転のドーナツ盤をすり減るほど聴きましたよ。

ジャズの心得のあるパンチの聴いた抜群の歌唱力に、少しハスキーだけど、可愛い歌声。実力とチャーミングな美貌に恵まれた彼女です。
「夜のヒットスタジオ」のビデオも実家のどこかにあるはず。

その後も順調に活躍し、作曲活動も盛んにおこなった彼女。

松原みきは、2004年に癌のため44歳で亡くなってしまったのでした。

青春時代から大人の世界を垣間見だした頃、何度も聴いた彼女の歌。

家庭も成し、子供にも恵まれたころに、彼女の訃報に接した時は、本当にショックでした。

東京の都会の冬のひとコマを歌った「真夜中のドア」。


「私は私、あなたはあなた

昨夜言ってたそんな気もするわ

グレイのジャケットに見覚えのあるコーヒーの染み

相変わらずなのね、ショーウィンドウにふたり映れば・・・」


冬の寒い晩、二度目の冬を迎えて、別れてしまったふたり。



そんなちょっと悲しいけれど、都会的な別れをスマートに歌った曲です。

この曲に、いまのような喧騒で雑多な渋谷でなく、わたしの大学時代の古きよき、そしてちょっとお洒落な渋谷を思います。

いまの若い方たちは、渋谷でもなく、横浜やお台場などの海を感じられる場所なんでしょうね。

このレコードのB面「そうして私が」も名曲なのでした。

 2012年の記事

「松原みき 真夜中のドア」

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